2009年9月 7日 (月)

はじめて訪れた海岸

伊勢屋主人です。

ここ数日は暑い日が続いております、三重県中部地方です。
但し、暑いといっても湿度が低くからりとしていますので、さほど辛くはありません。
この暑さは残暑のようにも思えますが、「蒸し蒸しじとじとあち~」という いつもの日本の夏とはちょっと違うぞ感を拭うことは出来ず、暑さが嫌いな主人ではありますが「今年の夏はいったい何だったんだ?」という違和感と寂しさを拭うことはできません。

そんな天候でもあり、なぜか忙しかった八月でもあり、とうとう海水浴にも一度も行かなかった今年の夏であります。
でも、先日と~ってもきれいな海岸に出会うことができました (^-^)

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その海岸は、鳥羽市にあります。
鳥羽というと、伊勢湾内とはいえ湾の出口に近く、さらにこの海岸は太平洋に出るすぐ近くのためでしょうか、海水の透明度が高いんです。

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う~ん、これだけキレイだと、波を見ているだけでも飽きないもの。
この日 水着を持ってこなかった主人は、ジーンズのすそを思いっきりたくし上げて海に浸かっていましたが、やっぱりというか当然というか 突然寄せてきた大波でぐっしょりとジーンズを濡らしてしまいました (T_T)

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この坊やも、ず~っと海を眺めていました。
はて、キミは何を考えていたのかな?

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で、なぜこの日主人がこの海岸にいたかというと、海島遊民くらぶ さんが主催された「海藻の森シュノーケルツアー」に拙宅の末子くんが参加するので、その送り迎えに来ていた、というわけです。

このツアー、シュノーケルを使って海の中の様子をぷかりぷかりと覗いてみようという、とっても面白そうな企画なんです。正直に言えば、末子くんよりは主人が参加したいような内容(笑)
でも、募集対象は「小学生以下」でした。。。

ツアーの集合は朝10時で、終了は午後2時の予定でしたので、一度末子くんを送っていき「どんなだったか、後で教えてくれよな」と厳命(爆)し、一度引き上げた主人でした。
予想では1時頃に行けば、まだシュノーケリングを楽しんでいるのだろうな、と思っていたのですが。

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午後1時過ぎについてみると、なんともう着替えていて、浜辺のゴミ拾いをしておりました。
あ~、シュノーケリングの様子、撮影したかったのに (T_T)

しばらく待つと、お掃除も終わって戻ってきた末子くん。
彼に「どうだった?」と聞くと、一言「寒かった」(えっ?)

この日は気温も高くさほど風もなかったのですが、海水は冷かったようで、彼は少しシュノーケリングを行っただけで浜辺に上がっていたとのこと。
まあ、外海に近いので水温が低かったのかもしれませんけど、なんかせっかくの機会を十分に活かしていないのではないか、ヲイ! と思う父なのでありました (~_~)

 

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それはさておき、ここの海は主人のお気に入りになってしまいました。
伊勢の方に聞くと「御座はもっといいよ」と仰いますが、主人はこじんまりとして静かなこの浜辺、いいなあと思います。
来年はぜひ家族で訪れたいと思いますので、蒸し蒸しじとじとでもいいですから、夏らしい夏にしてくださいませ、とお天道さまにお願いしたくなってしまう、主人でした。

今回のツアーを企画された海島遊民くらぶさんは、鳥羽の海とそこで暮らす人々の生活を様々な体験ツアーで紹介されており、四季を通じて様々なメニューのツアーを用意されていらっしゃいます。
ご覧になって気になるツアーがありましたら、一度問い合わせをされてみてはいかがでしょうか。

かく言う主人も、伊勢海老お料理大学 というツアーが気になっている、今日この頃です (^o^)


【海島遊民くらぶ】
〒517-0011
鳥羽市鳥羽一丁目4-53
でんわ:0599-28-0001
ホームページ:http://oz-group.jp/

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2009年9月 3日 (木)

今年はちょっと遅い稲刈り

伊勢屋主人です。

9月に入って、学校も始まりました。
急に家の中が静かになって、ほっとした一方で 少し寂しく思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

主人は思うのですけれど、こんなに秋を早く感じる年は 三重に来て初めて!
9月の初旬はいつも、「まだまだ夏だぞ!」光線をお日様が振りまき、いつまでこんなに暑いんだよ~と思いながら暮らしているものでしたが、今朝なんぞは思わず身震いするほど涼しい朝でありました。
これも、今年の天候異変のひとつの現れなのでしょうか???

聞くところによりますと、今年の稲の作柄は全国的にはあまり芳しくない様子。
6月からこっち 日照が少なかったですから、ある程度予想された結果とはいえ、東北地方の米どころの状態はいかがなのでしょうか。

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一方、こちら三重県はといいますと、主人の見るところ(まったくあてにはなりませんが - 笑)そこそこの出来のようです。
主人の家の前の田んぼも、このように稲穂が垂れております。

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例年ならば、ここらでは8月のお盆の頃から刈り取りが始まるのですが、今年はやはり遅くなっていまして、先週からあちこちで刈り取りが本格的になってきました。

昨今はほとんどの農家さんがコンバインをお使いで、一束一束手で刈り取るという風景はもはや見ることが出来ません。

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ところで このコンバインってスグレモノで、こうして刈り取ったあと、すぐに脱穀もするんですね。
ある程度刈り取ると、コンバインの横に軽トラックが来て、籾にされた米を集めて回っています。

う~ん、やっぱり省力化が進んでいるんですねえ (@_@)

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こうして稲刈りが始まると、これも毎度の光景ですが、いろんな鳥たちがさぁ~っと集まってきます。
ここにいるのはシラサギですが、これ以外にもカラスやハト、ムクドリといった大小さまざまな鳥たちが、稲刈りが進む田んぼの中を闊歩しています。

やっぱり、稲刈りのあとだと虫を捕まえやすいのでしょうかね?
主人のカメラのレンズでは、どんな虫を彼らが捕らえているのかまでは、見ることが出来ないのが残念です (T_T)

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さてさて、小一時間ほどで、稲刈りは完了。あの青々とした田んぼは、さっぱりとしてしまいました。

来年の4月頃まで、田んぼはこの状態です。これからはだんだんと寒くなる一方だし、この風景は少し寂しいなあ。
しばらくはにぎやかな秋の虫たちも、今月を過ぎるとめっきりその声を聞くこともなくなるでしょう。
それを思うと、寂寥の思いはますます募ってきます。

こんな気持ちになるのも、今年の夏が不完全燃焼だったせいでしょうか。そういえば、子供たちが「今年は海に行かなかったね」と夏休みの最後の日に、ぽつりと言っていましたっけ。

まあ、いつまでもそんなことを思っていても仕方がないので、さっさと気持ちを切り替えて、ストーブを焚く準備をすることにしましょう (^o^)

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2009年4月10日 (金)

田丸城址の桜

伊勢屋主人です。

この一週間は、良い天気に恵まれました三重県中部地方でございます。気温もぐんぐん上がって、昨日なぞは春というよりは初夏に近い感じ (*o*)

先日は伊勢市の宮川堤に桜を見に行ってきた主人ですが、家の窓から見る山の中腹には、山桜があちこちで咲いております。
満開のこの機を逃してなるものかと、この好天の下プチお花見に行ってまいりましたよ。
だって、前回の宮川堤の時は曇り空で、桜をイマイチ楽しめなかっただもん (>_<)

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訪れた先は、これも近場の田丸城址。玉城町の中心部にある、石垣がたいそう立派な城跡です。

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この田丸城は由緒のあるお城で、そもそもは南北朝時代に作られたお城。
それを、織田信長の息子である織田信雄が手を入れて大規模にし、江戸時代には紀州徳川家の管轄にあったのだそうです。
城址内には、ご覧のような石垣や空堀もあり、当時の様子を偲ばせてくれます。

それにしても、この田丸城といい松阪城といい、明治維新時に打ち壊されたお城。
今思えば、なんともったいないことをしてくれたのでしょうね。
その当時はあちこちにそびえるお城は「当たり前」のもので、文化財と見ることが出来なかったのでしょうが、明治維新時に姿を消した文化財は城郭や仏像など多数にのぼります。
これを考えると、明治維新が文化大革命であったこと、それとこの種の革命が後年から見れば愚かしい負の部分も併せ持つことを、いやでも感じざるを得ません。

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城址をてっぺんまで登ると、こんなかわいい天主台があります。
一辺は15mほどでしょうか。小さな小さな天主台です。
これを基礎とすると、この上に立てられた天守閣は、さほど大きなものではなかったでしょうな。

いまは、この通りに市民の格好の散歩コースになっています。

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やっぱり、天気のいい日は桜もきれい!
青空をバックに、満開のソメイヨシノを堪能しました (^o^)

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この田丸城址には、大手門から天主台への登り道、空堀周辺、石垣周辺にと多くの桜が植えられており、満開の桜越しに遠く飯南の山を望むことも出来ます。

いやいや、絶景!

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玉城町立玉城中学校は、田丸城址の天主台下に位置しています。
主人が城址を訪れたのは、放課後のクラブ活動の時間帯に当っておりました。

城址のアップダウンの道で、野球部の部員たちがランニングをこなしていたのですが、すれ違う時に「こんにちは!」と声をかけてくれる様が、とても爽やかでした (^-^)

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今も残るお堀には、アヒルが遊んでいて、これもなかなか可愛らしい(^-^)
このお堀にはハスが植えられているようで、夏にその花を目当てにまた訪れることにしましょう。

楽しみがまた一つ、増えました(ニコッ)

【田丸城址】
三重県度会郡玉城町田丸

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2009年4月 6日 (月)

宮川堤の桜

伊勢屋主人です。

暦では春本番の今日この頃ですが、みなさまにおかれてはいかがお過ごしでしょうか。

でも、この週末はかなり冷え込みましたねえ。とても4月とは思えないくらい、冷え冷えとした陽気でした。
そんな中、伊勢市の宮川堤の桜が満開に近いということで、ちょっと悲しい曇り空の中を出掛けてまいりましたよ。

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伊勢市中を流れる宮川にかかる度会橋(わたらいばし) を中心に、上流・下流の双方の土手には数多くの桜が植えられており、伊勢志摩近辺では有数の桜の名所となっております。

あまり桜の種類には詳しくない主人でありますが、ここではソメイヨシノを初めとしてヤエザクラ、ヤマザクラ、ヨコワザクラなどまでは、見分けることが出来ます(笑)

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ここの桜はかなりの大木もあるのですが、植えられてからどれくらい経つのでしょうか。
手入れも行き届いているのでしょうね。このように、土手の上の道路に覆いかぶさるように枝が張り出していて、さながら花のアーチ。

天気のいい日、または夜桜の時はさぞかし素晴らしい眺めだろうなあ。そういうわけで、今日の天気はかなり残念です (T_T)

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この満開の桜の下、多くの方々が思い思いのかたちで、花見を楽しんでおられました。
好感が持てるのは、花の下で控えめに座を作りながらお弁当を広げているご一家など。
ささやかな中に、暖かい家庭の風景を垣間見る思いがします。

一方、どこでもかまわずバーベキューを始める方々は、ちといただけませぬなあ。
肉を焼く匂いはあたりに漂うし、お酒を飲んでかなりテンションが上がっているグループもいたりして、どうも喧しくていけません。
こういう人たち、ちゃんと後片付けしていってlくれるのだろうか (~-~)

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さて、そんな小言幸兵衛はこのくらいにして、と (^o^)

河川敷では、なぜか盆踊りの輪が出来ていて、さまざまな装束の方々が踊りに興じておられます。

でも、まだ肌寒い早春に盆踊りとは、ちょっと季節が違い過ぎませんか? こんな時期に「東京音頭」を聞くと、思いっきり違和感を感じてしまいます。
これって、伊勢市観光協会の主催なのだろうか???

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でも、この踊りは見ていて面白かった!
ホラホラ、こんな方もいらっしゃいましたよ!!
全身桜の花びらをまとった「チェリー・マン」 (^o^)/

う~ん、これもまた、かなりすごい感覚だけどねえ(爆)

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そんな世間の喧騒は、さておいて。
宮川堤の桜は、今年もなかなかに見事なものでした。

願わくは、満開の桜の下でのんびりと弁当などを使ってみたいものですねえ。そんな花見風景、なかなか粋なものと思うのですが。
ま、そのような時は、こんなに多くの桜のある場所ではなく、どこかに一本で立っているヤマザクラを見つけて、その下で心ゆくまで静かに花を愛でたいものです。

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ごちゃごちゃと忙しい毎日を過ごす身としては、そのようなことが果たして出来るのかと、はなはだ心細い限りではありますが (^-^;;

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2009年1月 3日 (土)

初詣

伊勢屋主人です。

新年も早や三日目。みなさま、まだのんびりとお過ごしのことと思います。
それは主人も同様でありまして、昨日は恒例の伊勢神宮内宮さんへの初詣に行ってまいりましたよ。

思えば、内宮さんへの初詣はいつもえらい目に遭うのですがそれでも行ってしまうという、不思議な慣例です。果たして、今年もまた壮絶な初詣と相成りました (~-~;;

まずは、内宮さんに到着するまでが、一苦労。
例によって例のごとく、クルマの流れは途中までは良かったのですが、駐車場の手前3~4kmくらいのところから、ノロノロ運転に。。。
結局駐車場に入ったのは、家を出てから1.5時間後。通常なら、30分なのにね。
しかも、この時期だけ有料になる伊勢市営駐車場、去年までは料金が1,000円だったのに、なんと今年は1,500円の大幅値上げ。なんで~???

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ま、気を取り直して、と。

こちらは、内宮門前町の「おはらい町」です。
不況不況というので、例年よりは人出が少ないかなと思っていたら、あにはからんや例年くらいの混雑振りでございます。

いずれにせよ、人が集まってくれるというのは、観光地にとっては目出たいことでありますがね。

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それぞれのお店も、新年らしく華やかな雰囲気でお客様をお迎えしておりました。

こちらは、伊勢神宮にお酒を奉納されている清酒『白鷹』を商われているお店です。
おやおや、みなさん カウンターで立呑みを楽しまれている様子。
いやあ、主人もついいただきたくなってしまったのですが、この日は運転手なので、泣く泣くこの楽しみを断念いたしました (T_T)

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おはらい町の雑踏をようやく抜けて辿りつきました、内宮さんの入り口 宇治橋前です。
ご存知の通り、平成二十五年には遷宮が執り行われる伊勢神宮。
この宇治橋も、もうそろそろ通行が出来なくなります。

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と思っていたら、なんと宇治橋掛け換えの期間に使われる橋が、もう下流に掛けられていました。
いやはや、遷宮の時期はひたひたと迫ってきているのですね。

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内宮さんの境内に入ったのが、午後の3時半。
当初は、さすがに遅い時間なので人が少ないなあと思っていたのですが、参道を進むにつれて、周囲は人ひとヒトの状態に。
さらに途中から雨まで降り出して、散々の中 参拝が終わったのは5時 (>_<)
昨年より、よっぽど時間がかかってしまった、今年の初詣でした。

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帰り道に、現在の宇治橋を下流の仮橋から見てみました。
20年近く使われた橋は、こうしてみるとさすがに古寂びていますなあ。これはこれで、味のある姿ではあるのですけれどね。

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戻ってきたおはらい町は、もう真っ暗。夜の雰囲気になっていました。
こんな遅い時間におはらい町を歩くのはあまり機会がないのですが、夜店っぽい雰囲気もあって、これもまた楽しいものです。

そうそう、こんな風情のおはらい町は、年末年始を含め年にほんの僅かしか味わえないのです。普段なら、冬の日の午後5時にはほとんどのお店が店じまいしてしまうのでね。

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昨年は話題を振りまいた『赤福』さんも、今年は元気に営業されています。たくさんのお客さんが店頭に並び、『赤福餅』が飛ぶように売れておりました。
まあ、みそぎが終わった、というところなのでしょうか。

とにもかくにも、例年より疲れた今年の初詣でございました (^o^;;

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2008年12月31日 (水)

伊勢の大晦日

伊勢屋主人です。

本日は大晦日、まさに激動の年と言える2008年も、残り僅かです。
主人は、晩御飯をいただいたあと、家族と伊勢神宮の外宮さんにお参りしてきて、たった今帰ってきたところです。

本当は、内宮さんも行ってみたいのですけれど、人出が多いと思うのでついつい敬遠しがち。
その一方で、外宮さんは多いといっても普通に駐車場も入れて、それに伊勢の人々の素顔も見ることが出来るので、ここ数年の大晦日は外宮さんにお参りしている主人なのです。

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境内に入ると、すでにかがり火には火が灯っていました。
この大かがり火は、境内2箇所で焚かれるのです。

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まあ、このかがり火の暖かいこと。
そばに近寄ると熱いくらいで、あまり近くまでは近寄れません。

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それにこうして、時々火がはぜるので気をつけなければいけません。
主人は、なんとお気に入りのブルゾンを火の粉で焦がしてしまいました (ToT)

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参道のところどころには、こうした小さなかがり火も焚かれていて、その回りには沢山の人が集まっています。
いえね、この方々は暖を取っているわけではないのですよ。

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こうして、手作りの餅網を持参して、このかがり火でお餅を焼いているのです。
確認したことはないのですけれど、このかがり火で焼いたお餅をいただくと、何かご利益があるのかしらん?

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こちらは、外宮さんの正殿前。もう、初詣の方々をお迎えするように、特設の出口も用意されています。
まだそんなに人も多くなくて、ゆっくりと参拝することが出来ましたよ。

夜9時を過ぎると、参拝は午前0時を過ぎるまで待たされると、聞いたことがあります。
ですのでそれまでに訪ねてみると、伊勢独特の大晦日の過ごし方を楽しむことができます。

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今年は、物価の急上昇で始まり、終わりは派遣労働者の解雇問題、イスラエルでの紛争激化など、いまひとつさえない話題の多い一年でした。
この年の瀬に、伊勢神宮のかがり火の炎にあたりながら、みなさんは何を来る年に向けて祈ったのでしょうか。

不安定で落ち着かない平成二十年でしたが、このブログそしてe-伊勢屋に本年もご愛顧いただきまして、有難うございました。
来年は、明るく楽しい話題の多い年になって欲しいもの、と心から思います。そして誰もが暖かい気持ちと笑顔で一年を過ごせるように、と祈りたいと思います。

それではみなさま、どうぞ良いお年をお迎えください!

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2008年1月 7日 (月)

神頼み (^o^;

伊勢屋主人です。

本日は、新年七日。早いもので、平成二十年も七日が過ぎました。みなさまのお宅では、七草粥を召し上がるのでしょうか?

さて、日曜日であった昨日。主人一家は、またまた神社へお参りしてまいりましたよ。
なにね、拙宅の長女がこの春に高校受験ですので、合格祈願に大紀町にある「頭(こうべ)之宮 四方神社」にお参りしてきた、というわけ。

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「頭之宮 四方神社」は、大紀町の大内山にご鎮座されています。
なんでも日本に「頭」の字がつく神社はこちらだけだそうで、頭に関することについては霊験あらたかだとか。
受験が差し迫っている長女のおつむにも、ご利益があるといいのですが (^m^)

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まずは型どおりに参拝して、境内の裏手に回りますと、そこには「頭(こうべ)の水」と呼ばれる、ご神水(湧水)があります。
知恵の水とも言われているこの湧水をいただくと、いろいろなご利益があるのだそうで、その中には「合格祈願」に並んで「社業発展」というのもあって、主人もさっそく柄杓いっぱいのお水を頂戴しました。

あ、親子で神頼みだぁ (-_-;

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お参りのあと、子供たちは楽しみにしていた「おみくじ」を引きに。
ドキドキして開いた長女は、「末吉」でした。まあ、そんなに悪くないんでないの?
一緒に引いた次女は、なんと「大吉」。妙にニマニマして鼻の下を伸ばした次女を、面白くなさそうに見る長女(笑)

さらに、一緒に行った姪は「大凶」を引いてしまいました (*o*)
正月早々に大凶を引くなんて。。。
まぁ、これってめったにないことだから、今年の運勢は逆にいいかもね(笑)

 

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なんだかんだと大騒ぎをしながら無事に参拝を終えたあとは、近くの「阿蘇温泉」で温泉三昧。
こちらの温泉は、小学校を改築して作られたものですが、手入れが行き届いていてキレイなのと、あちこちにかつての小学校の面影を残していて楽しいのです。

温泉に浸かって、マッサージ機(無料です)で全身をほぐして、さらにみんなで卓球で大騒ぎをして と、3時間ほどこちらで遊んでしまった主人一家であります (^o^)

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こちらの阿蘇温泉、最近はお客様も増えているようで、敷地内には新しく「地場産品販売所」も建設が進められていました。
こうして手作りの地域活性化が進められているのを見ると、ぜひともうまくいってほしいと思います。

この販売所が完成したら、主人もまた来ることにしましょう。
はい、もちろん温泉もそのときは楽しみますよ(笑)

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2008年1月 4日 (金)

おはらい町界隈

伊勢屋主人です。

本日も、伊勢神宮 内宮初詣話しの続きでございます <(_ _)>

地の利を活かした(笑)早い時間での参拝で、初詣を済ませた主人一家は、内宮さんの門前町である「おはらい町」に、ぶらりぶらりと繰り出しましたよ (^-^)

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はい、おはらい町はこんな様子でしたよ。
お店の門口には注連縄が張ってあって、お正月気分を盛り上げてくれます。
これは帰り道の撮影で10時半ころでしたので、人出も増えてきています。

お店も、年末年始は稼ぎ時ということで、気合が入っているのでしょう。以前はなかった、こんなディスプレイも出ています。

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ちりめんで作られた、巨大招き猫!
むむ、この甘い顔と微妙な角度の招き手で誘われたら、ついついお店に引きずり込まれそう(笑)

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こちらは、みやげ物店の「岩戸屋」さんの大看板、おたふくです。
いままでそんなにしっかりと見たことがなかったのですが、なかなか堂々としたおたふくさんの看板ですね。
見上げていると、なにやら目出度い気分になってきますから、不思議なものです。

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で、おはらい町と言えば「おかげ横丁」ということで、こちらにも立ち寄って来ました。
でもねえ、親会社「赤福」の例の騒動の影響か、やはり例年より人出が少ないように見えましたね。
ホント、ここは正月ならこんな風に通りに人の隙間がある、なんてことはまず無いのですけどねえ (-_-;

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そんな不景気な話しは吹っ飛ばせ!とばかりに、太鼓の演奏が横丁の中心で行われていて、こちらは大勢の観客で賑わっておりました。
まあ、不景気は吹っ飛ばしてもらいたいのですが、法令違反の反省は吹っ飛ばさないでいただきたいものですな (^m^)

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正月なので、お店の中のしつらえも、季節感溢れるものが多かったですね。
これなんか部屋に下げておいたら、福が舞い込んできそうじゃないですか。

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こちらも、正月の縁起物。
こういったちょっとした飾りを、室内にさりげなく飾って、日本ならではの季節感を楽しみたいものです。

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はい、こちらが話題の「赤福」本店。
しっかりと、戸が閉められておりました (>_<)
三百年間という歴史の中で、正月に商売をしないというのは、初めてのことでしょうね。多くの観光客の方も、残念そうに見ていましたよ。

おそらく、今月半ばには営業を再開されるのではないでしょうか。
まあ、隣の「五十鈴茶屋」や「おかげ横丁」は営業している(双方とも赤福さんの子会社)ので、伊勢の事情を知っている人々にとっては、「赤福」さんが営業中止中という感覚も薄いかもしれませんが。

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まあ、伊勢にとっては大きなすったもんだがあったこの年末年始ですが、相変わらず「おはらい町」界隈は賑わっておりました。

今年は、昨年来の暗雲が取れて、この青空のように澄み切った雰囲気の伊勢になって欲しいものです、はい。

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2008年1月 3日 (木)

平成二十年 初詣

伊勢屋主人です。

このところ朝晩は冷え込みますが、日中は穏やかで暖かい日和が続いています (^-^)
この天気の下、正月二日に伊勢神宮 内宮に初詣に行ってまいりました、主人一家であります。
さすがに、元旦に内宮さんに初詣に行く元気は、ありませぬ。もう、どんな状態に巻き込まれるか想像も出来ない混雑なのではないでしょうか。
それに引き換え、二日 しかも例年より早めに行ったので、思ったより「さくさく」と初詣が出来た今年でした。

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まずは、例年通りに内宮さんへの参道である「おはらい町」を歩きます。この時点での時刻は、午前9時半。意外と人も少なく、のんびりと歩けました。

この白壁の向こうに見える、どっしりとした瓦屋根。なかなか良い景色だと、主人は思います。
最近、こういう瓦屋根がどんどん少なくなっているのは、主人にとって寂しい限りです。

地震のときに瓦屋根の家は危ない、とも言われますが、瓦屋根の家並みが続いてこそ日本、と思っている主人なのです (^_-)

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はい、こちらは宇治橋の大鳥居。
ネタばらしすると、これは橋を渡りきって神域に入った側の鳥居です。手前の鳥居は逆光のために、まったく写真になりませんでした (>_<)

それはともかく、よく晴れた青空に向かってこの大きな鳥居がすっと立ち上がっているのは、良い眺めです。

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こちらは、参道の途中。
これくらいの混み方なら、普段の週末並みです。やはり、早めに行っただけのことはある (^-^)v
こういうのは、地元ならではの特権ですね。

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しばらくすると、正殿前に到着。さすがに、こちらは人混みが出来ています。でも、階段の右側に回ると、こちらはすいすいと進めます。
こちら側だと正面からずれてでしか参拝できないので、正面からの参拝にこだわる方は並んで待つ、形にこだわらずお参りをしたい方はこの側で、ということになります。

え、主人ですか? せっかちな主人は、当然右側通行 (^^;
それと主人が右側を選ぶ理由は、もう一つあります。

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右側から参拝すると、普段は通れない横手から裏を回って帰ることになりますので、いつもと違う内宮の景色を楽しむことができるのです。

これは、正殿を斜め後ろから撮影しました。こんな風景を楽しめるのも、初詣ならではなのです。

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これは、正殿の心御柱(しんのみはしら)を覆っている小屋(でいいのだろうか?)です。
平成二十五年の遷宮では、こちらの敷地に新しい正殿が建設されます。もう、僅か五年後ですね。

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いつ頃から、建設が始まるのでしょうか。伊勢神宮も、もう少しで今の静かな敷地が、建設の槌音で賑やかになるでしょう。
二十年の歳月に耐えた、今の建物もまた風情のあるもの。これらも周囲が静かな間に、よくよく見ておきたいものです。

白木の真新しい建物も悪くはないのですが、こうして風雨に耐えて古寂びた今の建物も、年月だけが加えることができる風情を湛えています。
しかも、次の遷宮では手前の敷地に正殿が建設されますから、遠くに正殿を望む構図は見納め、ということになります。

ということで、「そうだ、伊勢に行こう」というのは、いかがです? (^o^)


 


 

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2007年12月31日 (月)

大晦日

伊勢屋主人です。

とうとう大晦日となりましたね。平成19年も、残すところあと僅かです。今朝NHKのニュースハイライトを見ておりましたら、「ああ、こんなこともあったなぁ」としみじみと思い出しておりました。

考えてみると、今年は割合に「コト」が多かった一年でした。天災も、人災も、そして血生臭いことも。
また、多くの惜しい方々を送った一年でもありました。主人の好みで申し上げれば、植木等さんに坂井泉水(ZARD)さん。このお二人の姿を見ることが出来なくなったのは、誠に残念としか言えません。。。

目を三重県に転じますと、全国に鳴り響いた「赤福 賞味期限偽造問題」、それに引き続いた多くの県内の老舗による偽造問題。。。
赤福さんは、この年末年始も営業禁止状態です。一年で最も観光客の多い時期の営業禁止は、経営的にも大きな打撃でしょう。
願わくは、来年には「新生 赤福」のはつらつとした姿を見せていただきたいものです。

さて、大晦日ということで、本日は伊勢神宮 内宮さんと外宮さんに出かけた主人であります。はい、新しい御札をいただいてこようと思った次第で。
ところが朝10時というのに、内宮さんはすでに大渋滞状態!
え~、去年の大晦日はこんなこと、なかったのにぃ~。
切り替えの早い主人は、内宮さんへの参拝を早々に諦め(笑)、外宮さんへと向かうのでありました。
内宮さんは、たぶん初詣に来るでしょうし (^-^)

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驚いたことに、外宮さんもかなりの人出!
いつもはスムースに入ることができる駐車場も、空きがなく探し回る始末 (>_<)
いったいどうしたんだ? あの偽装問題が、却って人を呼び込んだのか??
(なんてこと、ありませんよね - 笑)

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実は、駐車場に着いたときは、伊勢特有の時雨模様でぱらぱらとみぞれが降っておりました。それが、外宮さんの正殿前に立ったときには、ご覧のように青空が広がっておりました。なんか、ちょっと不思議な感じ。

いずれにしても、たくさんのひとが穏やかな表情で参拝をしておりました。

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今晩は、大篝火が夜に訪れる参拝者のために焚かれます。
すでに、その準備もこのように完了していました。

いやあ、この大篝火の火力ときたら、ものすごいものです。
火のほうを見ていると顔が焼ける感じがするほど熱いのですが、伊勢っ子はそれでも果敢にこの火でお餅を焼いては、頬張るのです。

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大篝火だけでなく、参道のあちこちには篝火が夜を徹して焚かれます。
こういう小さな篝火なら、お餅を焼くのも体を暖めるのも一緒に出来て、一石二鳥ですね。
確かに、こういう小さな篝火の方が、人だかりが多かったような (^o^)
え、主人も行くのか ですって? いやあ、今年はパスです。
だって、今日はメチャメチャ寒いんだもん (-_-;

それはさておき、今年一年このブログをご覧いただきましたみなさまには、篤く御礼申し上げます。
後半、若干失速して更新も滞りましたし、本家の「e-伊勢屋」も大改造に時間がかかってしまい、長らく閉店状態でご迷惑をおかけいたしました。
来年1月には、こちらも再開する予定にしておりますので、その節にはまたご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

そして、来年が穏やかで誰もが微笑みあえるような年になることを、そしてみなさまにとりましても心豊かな一年となることをお祈りいたしまして、本年の「伊勢屋主人日記」の〆とさせていただきます。

ありがとうございました <(_ _)>

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2007年12月19日 (水)

冬の五ヶ所湾

伊勢屋主人です。

明日は、12月20日。今年も、僅か10日余になりました。
早いものですねえ。

皆様にとって、今年はどんな一年だったのでしょうか。
主人は例年の如く、ばたばたばたばたの一年であります。しかも、あと十日のうちにやらねばならないことがてんこ盛りでして(汗。。。)

それはさておき、冬になりますと空気が澄み渡るものですね。
朝、早起きすると、空気がぴんと張り詰めたように澄み切っているのが実感できます(寒いのも、実感ありなのですが - 苦笑)

澄み渡るのは海も同じで、この時期の五ヶ所湾の風景は、とてもきれいなのです。

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水温が下がってプランクトンの繁殖が抑えられるせいなのでしょうか、海の透明度はどんどん増して、それに伴って青みも一層濃くなります。
その一方で、山にはまだ紅葉も残っていますので、海の青と常緑樹の緑と紅葉の赤が織り成のコントラストが何とも言えない風情を醸し出してくれます。

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それともうひとつ、この時期になると鮮やかな緑の帯が、水面に映えるようになります。
それは、このあたりで盛んに養殖されているあおさが、成長してくるからです。

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あおさって、関東ではあまりお目にかかることのない食品ではないでしょうか?
海苔より磯の香りがつよく、食感もぷりぷり感が強いんです。

主人は、これを朝の味噌汁に入れて食するのが、お好み (^-^)

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あおさの今年の出来は、どうなのでしょうか?
昨年は、質はそこそこなのだけれど量が取れなかった、と聞いています。
ですので、主人も一度美味しいのを買い込んだのですが、それを食べてすぐに次を買わなかったので、結局一度しかあおさを食べることができませんでした。

今年は、一度に数袋を買い込んでおくとしましょうか (^O^)

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2007年12月12日 (水)

伊勢のたくあん

伊勢屋主人です。

師走も半ばにさしかかりつつある、今日この頃。寒さも、本格的になりつつあります。
と思いきや、日中が妙に暖かい日もあったりして、どうも調子が狂ったりいたしますな。
これも、地球温暖化の影響ということなのでしょうか?

まあ、そんな番狂わせはときたまありますが、冬が本物になりつつあるのは確かなこと。
主人が住んでいる、ここ三重の中部の町では、冬は伊勢湾から内陸に向けての猛烈な風が吹きます。この風が吹き出すと、冬もいよいよ本番だなぁ、と思う次第。
この風、ハンパではありませんよ。横風で喰らうと自動車もぐらりと揺れますし、自転車など向かい風に逆らってこいでも全然前に進まないんですから。
中学校まで、毎日自転車通学している長女なぞは、風が吹く日はいつもよりかなり早めに家を出るほど (^o^;

さて、この冬の風が吹き出すと、伊勢市の旧小俣町地区にはこのような光景が出現します。

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これ、大根を干しているんです。
伊勢では、「御園大根」という細長い大根が昔より広く栽培されてまして、これがたくあん漬けに最適ということで、以前はこのように天日干しをする光景があちこちで見られたのだそうで、伊勢の冬の風物詩の一つとなっていた様子。

しかし、いまではこのような「ハサ干し」を行う漬物屋さんは珍しいのです。どこも合理化という名のもとに、手間隙を惜しんでの生産方法に移行しているのですね。

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はい、これが御園大根。
ね、ひょろっと細長いでしょ(笑)

宮川の下流域である旧御園村(現伊勢市)は、地味がよく美味しいお米がとれるそうですが、その名が付けられているところを見ると、この大根も御薗村で多く栽培されていたのでしょうか。悲しいかな、現在の生産量は最盛期の一割程度だそうですけど。。。
で、このひょろっとした御園大根を冬の寒風に当てて、ぐにゃぁ~と曲げても折れないほどまでに水分を抜いてから漬け込んで、たくあん漬けにするのです。

そういえば、この御園大根、伊勢芋、朝熊小菜(あさまのこな)というのが、三重県の伝統野菜に指定されているそうな。

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このハサ干しの棚といえばいいのでしょうか、ともかく大きなものなのです。高さは5mほど、長さは300mほどもあるでしょうか。
これを丸太と藁縄でくみ上げてあるのですが、なかなか大した構造物であります。

考えてみれば、何百本という大根をかけて、あの強い風に耐えなければならないのですから、そうとうがっちり組まなければいけないわけですよね。

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これくらいの大根ですと、あとどれくらい干さなければならないのでしょうか?
門外漢の主人にはさっぱりわかりませんが、ともあれこのハサを作ることといい、葉っぱを束ねて掛けていくことといい、じっくりと天日干しをすることといい、丁寧な仕事で作られているたくあん漬けだと思います。

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伊勢たくあんの名前で、伊勢市内にも多くのたくあん漬けが出回っていますが、主人がいままで食べた中でのお勧めは、これ!
林商店さんのたくあんです。

上のハサ干しも林商店さんが行われているもので、このような昔ながらの作り方をされているのは、伊勢の中でも林商店さんだけではないのかな?

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東京のひとが食べると、伊勢たくあんは最初 「塩辛い」 と感じると思います。
でも、その塩辛さがくどくなく、慣れると歯応えもよく、うまい。
日本酒などのつまみにも、かなりいい感じです。
もちろん、ご飯のおかずにもいいのですけど、主人の場合はお酒のつまみにぽりっぽりっとかじりながら、ぐいっというのがいちばん!

実は、この林商店さんの伊勢たくあんは、最近ではなかなか手に入らなくなっています。
御園大根そのものの生産量が減ってしまい、ご覧のように干す本数も限られている現状では、スーパーなどには出荷せずほとんど直販のみでの販売になっているようです。
ええ、主人も、あらかじめ電話をして希望の本数を漬込み樽の中から出していただき、ぽりっぽりっと楽しんでいるわけで (^-^)v

ご希望の方は、下記まで電話してみてください。

【有限会社 林商店】
三重県伊勢市小俣町相生624-1
でんわ:0596-22-1758

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2007年10月 4日 (木)

猫まつり

伊勢屋主人です。

話題としてはちょっと遅くなってしまったのですが、先日伊勢の内宮前に用事があって行ってまいりましたよ。
ずいぶん久しぶりだなぁと思ったのですが、良く考えたらこのあたりにはちょくちょく行っているのですね。
でも、当然ながら仕事を抱えていくので、いつも観光客で大賑わいのおはらい町は敬遠して道を取るので、そんな風な感じを受けたのです。

だって、ここ通ると10分以上目的地に着くのが遅くなるんだもん! (>_<)

このおはらい町の中にあるおかげ横丁では、折りしも「来る福 招き猫まつり」が開催されていました。
で、もう入り口から 招き猫がど~ん! という状態で(笑)

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なんでも、9月29日は「招き猫の記念日」なのだそうな。
御存じでした?
9月29日が、「来る福(くるふく)」と読めることから、招き猫の愛好家団体である「日本招猫倶楽部」が1995年に日本記念日協会に申請して制定したのだそうで。
まあ、いろんな記念日があるものですなぁ (@o@)

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この招き猫に呼ばれたのか、雨の日というのにたくさんのお客様が、ここおかげ横丁にいらっしゃっていました。恐るべし、招き猫の威力....

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ところで、猫って昔から日本にいたわけではないのですってね。
なんでも、奈良時代あたりに中国から輸入されたらしいんです。
で、そのときの目的は、お経をかじるふとどきなネズミを退治させることだったらしい(笑)

うむうむ、けっこう大事な役目を果たしていたのね、キミたちは (^-^)

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ほらほら、おみくじまで招き猫でっせ、ここは。
こんなおみくじで大吉を引いたら、当分幸せ気分に浸れますな。
*全部、大吉だったりして (^m^)

でも待てよ、猫って魔性とも言われるじゃないですか。
魔性と招福って、まったく正反対ですよね。なんでなのでしょうね???

ずいぶん前に亡くなった主人のおばあちゃんは、昔々に猫が箸を加えて後足で立って踊るのを見たそうで、それ以来猫は大っ嫌いになったと申しておりました。
そう言えば、夏目漱石も「我輩は猫である」の中で、「ねこじゃねこじゃを踊る」と書かれていましたなあ。

何かそういう実例があって、家畜以上の力を持っているように見えるので、魔性と招福という両極端の性格付けをされるようになったのでしょうかねえ?
つらつらこんなことを考えていくと、想像の迷路に迷い込んで、妙に面白くなります。

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はい、こちらはおなじみの「赤福本店」です。いつ行っても人の波が途切れることがありません。
ちょっと覗いたら、例のぼたもちが美味しそうだったけど、並ぶのが面倒臭いので帰ってきちゃいました。

ま、地元なんだもん(完全な地元じゃないけど)、欲しくなったらまた買いに行けばいいしね (^^)v

*「来る福 招き猫まつり」は、9月30日で終了しています。

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2007年9月28日 (金)

秋の花

おひさしぶりでございます。伊勢屋主人です <(_ _)>

このところ、ちと更新が滞っておりました。
なんだかんだと仕事が立て込んでしまい、更新に手を付けるころになると睡魔にむりやり襟首をつかまれて、ついには押し倒されたりしてて。。。

さて、十五夜も無事に終わり、三重県中部の拙宅の周辺は虫の音でいっぱいです。
ふと気がつくと、蝉の声はいずこへともなく消え去り。
そして、この虫の音もふと気づくと、いつのまにやら聞こえなくなっているものなのです。

そういえば、春は蛙、夏は蝉、秋は虫と、常ににぎやかな主人宅の周辺です。これはこれで、良い環境と言えるのでしょうね。
ときどき、わけのわからないことがおきるのが、玉にキズですけど。
この前も、普段は外のガラスにへばりついているアマガエルが、内側にワープしてきていたり (^^)
もっとびっくりしたのは、だんご虫がリビングの床を堂々と歩いていたこと。こいつ、どうやって入ってきたのぉ? (@_@)

本題に戻りますが、先日 なんとなく家の周辺を歩いていましたら、もう萩の花がまっ盛り。

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この萩は、よく見る赤紫の花に加え、純白の花もあり、趣のある風情でした。葉っぱの緑に、赤紫がよく映えるでしょ?

でも、気をつけて見てみると、まだこんな花も咲いています。
露草です。

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露草って、7月頃から咲いていたよなぁ。代替わりはしているのでしょうけど、息の長い夏草ですな。
さらに、主人宅の庭では、まだひまわりも咲いています。

この時期は、夏の花と秋の花が一緒に楽しめて、ちょっと得した気分になれますね~。

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この白い花、なんだかご存知ですか?
実は、ニラの花です。はい、あの「レバニラ炒め」のニラです。
意外に可憐な花を咲かせてくれます。

でも、匂いはやはり「ニラ」。近くに寄っていくと、例の匂いが漂ってきます。むふぅ、強烈!

そして、真打はこちら。

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ヒガンバナです。
今年もきっちり、お彼岸の時期に花を咲かせてくれます。
群生していると、この赤色が帯のようになって、それはそれはきれいなものです。
東京だと、皇居のお堀端が見所ですね。

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これは、近くで見た柿です。まだ色づきはもう一歩、というところですね。あと2週間もすれば、食べごろになるのかなぁ?

こんな姿を見たら、度会町近くの柿畑の様子が気になりだした、主人であります。

あ、もちろん撮影の対象として、ですよ。
こそっと もいでこようなんて、ちっとも思っていませんからね (^-^)v

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2007年7月 1日 (日)

盾干し(成果は、まあまあ - 笑)

伊勢屋主人です。

本日から7月。2007年も、後半です。
主人も今月から、新しい仕事を動かし始めます。いよいよ、風雲急を告げるか (^_-)v

まあ、そういう小難しいことはちょっと置いておいて、と。

本日、雨の予報でしたが、午前中は思いのほかの晴天でありました。この陽気の中、主人一家は「盾干し」を楽しんでまいりましたよ。

盾干しとは、遠浅の海岸に竿をたて網をはり、その中で魚を手づかみで採る伝統的な漁法です。
古くは、伊勢の国の藩主、藤堂のお殿様もよく盾干しを楽しまれたとか。かなり由緒のある漁法であり、遊びなのです。

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漁法としては、この網の中に魚を追い込んでそれを捕らえたのでしょうが、本日はお遊びですので、魚はすでにこの網の中に放されています (^^)

さてさて、どんな魚が放されているのでしょうね。
以前は、タコが網の袋に入れたまま投げ込まれていたので、それはさっさと獲れたのですが。
獲る方としては、非常に楽でよろしいのですが、タコにとっては無念至極でしょうね。

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実は、盾干しというと、素手で魚を捕まえるというのが本来の姿なのですが、今日は小さなお子様連れの方も多かったので、手網を使うのも良しとしたのでしょう。
でもねえ、あの素手で捕まえるというのも、なかなかスリルがあって面白いものです。

さあ、いよいよ盾干しの開始です。
まずは、子供たちが入っていきます。最初に捕まえさせてあげよう、という優しい配慮 (^^)

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でも、子供たちは魚を追いかけるよりは、海水浴を始めてしまう(笑)
それでなくても、今日は潮がそんなに引いていなかったので、小さなお子様は胸まで海に浸かってしまいます。で、そのまま水遊びをしていましたよ。

でも、水遊びとしても、小さなワタリガニが泳いでいたり、こちらも小さいですがコチやカレイはたまたハゼなどを見ることが出来たりして、これもなかなか面白い!

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でも、大人はそうはいきません。なんといっても、今晩のおかずがあっちこっちに泳いでいるんですから!
お子様専用時間が終わるや否や、水しぶきを上げて海に突っ込んでいくおにいさん、おじさん、おばさんの勢いのすごいこと! (@o@)
主人などはボーっとしておりますので、あっさり取り残されてしまいました。。。

そして、あっちこっちで「獲った!」などと濱口@よゐこ のような絶叫がぁ(爆!)

でも、50cmくらいのハマチや40cmくらいのマダイなどを次々とゲットしているのを見ると、主人もむらむらと「獲りたい!」欲求が出てくるのですが、なかなか魚に遭遇しません。

そんな思いで水面を見ていると、いきなりすっと横切る大きな影が!
思いっきり網を入れたのですが、手ごたえは無し。でも、足に当りが (-.-)
そう、その魚は主人の足にぶつかって逃げていったのです。

むう、残念と思ったその次の瞬間、隣にいた方が「獲ったぁ!」
見ると、60cmはあろうくらいのハマチでした。

あ~、残念。

というわけで、これが本日の主人一家の収穫です。

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55センチのハマチ1本、他はアジが20匹。まあまあですな。

え、ハマチは誰が獲ったのかって?
それは、奥方でありますよ。
やっぱり、今晩のおかずへの執念が違う(爆!)

お魚は全部主人がさばいて、今晩はお寿司にしていただきます。

うふ、楽しみ (^^)

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2007年6月25日 (月)

ノハナショウブ

伊勢屋主人です。

主人が住む町には、国指定の天然記念物があります。それは「斎宮のハナショウブ群落」というものです。国指定の天然記念物って、ちょっとすごいでしょ (^^)v
今年も咲いたという噂を聞き、先日見に行ってきましたよ。

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ご覧の通り、きれいに咲いています。
これは正確には「ノハナショウブ」という種類だそうで、観賞用のハナショウブの原種になります。
このあたりでは「どんど花」と呼ぶのだそうですが、どんな語源なのでしょうね?

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先日ご紹介しました、伊勢神宮外宮のハナショウブもきれいでした。あちらは、様々な色や斑が入ったりして、バラエティも豊かで楽しめました。

でも、この原種の花の、濃い紫と花びらに一筋すっと入れた黄だけ、というすっきりとした色合いには、ある種の潔さを感じさせて、これもまた良いものです。

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このようなノハナショウブの群落は、山中の高原にあるのが一般的で、この斎宮の群落のように海に近い平地にあるものは、とても珍しいのだそうです。
そこで『保存要目天然記念物中植物の部第十四 固有なる原野植物群落』の適例として、昭和11年12月16日に、天然記念物に指定されたのです。

数えてみると、指定されてから、もう71年もの歳月が経っているのですね。
その間、この群落も絶えることなく毎年きれいな花をつけています。

せっかく天然記念物に指定されても、絶滅していった例はたくさんあります。
この「斎宮のハナショウブ群落」が、今年も往古の美しさを見せてくれるのを眺めるにつけ、次世代に引き継ぐことの大事さを思う、主人であります。

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2007年6月11日 (月)

外宮勾玉池菖蒲園

伊勢屋主人です。

このところ、体調がすぐれない主人であります。
この3日ほど頭痛がして、喉が痛み、咳と鼻炎が併発しています。最初は風邪でもひいたかと思ったのですが、どうも様子がおかしい。
何がおかしいかと言いますと、鼻なんです。絶えずくしゃみが出て、粘膜がぼわんと腫れたような感じ。。。

これって、覚えがあるぞ。うん、花粉の時期の症状です。
でも、もうとっくにスギは終わっているし と思い、ちょっとググってみると、今はイネ科の花粉が飛ぶ時期なのだそうで。
その代表選手が「カモガヤ」(画像はこちら)という帰化植物。むむ、これなら近くにいっぱい生えているぞ!

イヤな予感が。。。 新たなる、花粉症の発生なのでしょうか? 
でも、イネ科の場合は、雨の日はほとんど飛ばないとあるのに、雨の強かった一昨日から頭痛がする、というのはどういうことだ?? 
う~ん、やっぱり耳鼻科でアレルギーテストするべきなのかなぁ。ちょっと思案中の主人であります。

まあ、それはそれとして。
この前、内宮の神宮舞楽講習会に伺った折のこと。旧知のMさんに「外宮さんの勾玉池の菖蒲がきれいですよ」と教わりました。
ふむふむ、そうなのですか。

勾玉池とは、伊勢の外宮さんの正面大鳥居の左に位置する大きな池で、池の上に作られた舞台が有名です。秋の観月会では、この舞台で雅楽が行われるのだとか。これも、一度行かなくてはと考えている、行事です。
勾玉池って、菖蒲が植えてあるのかぁ、知らなかった (^^;

「この時期は、池の中を散策できるのですよ」
え! さらに、無知の上塗り (>_<)
これは拝見しに行かなくては と、天候が回復した昨日、おっとり刀で駆けつけてまいりました。

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こちらが、勾玉池です。昭和29年に造成されたとのことですから、今年で51年目を迎えるわけですね。
手前の赤い欄干が、水上に浮かぶ舞台です。

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池の奥から舞台を望むと、こんな感じです。
この勾玉池には、現在 品種にして約240種、2,300株もの菖蒲が植わっているのだそうです。いやいや、ものすごい数ですね。

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菖蒲というと、こういう濃紺の花のイメージが強い主人であります。
でも、この菖蒲園にはもっと様々なパターンの花が咲き乱れていて、目を楽しませてくれるのです。

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こういう赤紫系統の色や純白もあります。
この赤紫の花は、微妙な斑の入り方がキレイでした。

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さらには、このように白地に紫をさっと刷いたような斑入りや、淡い青の花も。
さすがに240種ですから、その全てを逐一ご紹介したら、幾つ画像が必要になるのやら (^^;

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これだけ見事な菖蒲園ですから、見物の方も大勢でした。
みなさん、楽しげに花を愛でていらっしゃいましたよ。

こちらの勾玉池菖蒲園、園内への立ち入りが可能なのは今週の金曜日 15日までです。
入園時間は、午前10時より午後3時までです。
お近くの方は、一年に一度しか見ることが出来ない花ですから、お運びになってはいかがでしょう。
くれぐれも、時間にはご注意のほどを。

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2007年6月 4日 (月)

斎王まつり 前夜祭

伊勢屋主人です。

主人の住む三重県の明和町は、町のほとんどが田んぼや畑という、のどかなところ。
ところがこの地は、はるか昔の7世紀頃には「斎宮」といって、斎王と呼ばれる伊勢神宮に仕える未婚の皇族の女性が住む施設があった場所でした。
この斎王の制度は7世紀から14世紀の南北朝まで、なんと650年以上も続けられたといいます。

現在もこの斎宮跡は発掘調査が続けられていますが、現時点では東西2キロメートル、南北700メートル、計134ヘクタールという大きな面積の土地が、史跡として確認されています。
これだけ大きい施設ですし、周囲にもこれに関連した施設が沢山あったでしょうから、少し地面を掘ると何かしら遺跡に当るという、明和町なのです。

おっと、脱線しました。もとい、で。
明和町ではこの斎宮を偲ぶ催しとして、毎年「斎王まつり」を催しています。
これは、斎王が京の都から伊勢まで旅をして、ここ斎宮に到着された様子を再現しようとするもので、今年で25回目の開催となります。
先週の土日(6月2日・3日)の二日間にかけて開催されたのですが、主人は2日の前夜祭に行ってきましたので、様子をお伝えしますね。

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斎王の行列が、会場に入ってきます。女性33名、男性13名 総勢46名の行列です。
装束は、当時の様子を再現しているのでしょう、あでやかでいかにも平安朝の女性といった雰囲気です。

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斎王を乗せた輿(こし)が通ります。ホンモノは、ひとが担いだものですが、これは見えないようにタイヤが付いていて、楽に移動ができるように工夫されています (^^)
実は、輿が近づいてくることに気が付くのが遅かった主人は、この一枚は撮影したのですが、他はいいタイミングが得られず撮影できませんでした。
ですので、斎王もどのような雰囲気の方であるのか、この時点ではさっぱりわかりませんでした (^^;

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こちらでは、本日の出演者全員がステージ上に勢ぞろいして、斎王の登場を待ちます。

この出演者の方々は、地元明和町や県内各地、はては大阪、東京からも参加されています。特に、東京からの参加者がお二人もいたのには、東京出身の主人はびっくりしてしまいました (@o@)

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いよいよ、主役の斎王の登場です!
一瞬会場が暗くなり、ステージにスポットが入り、さらにはスモークが!!
平安時代の女性の登場にしては、ちょっと演出が凝りすぎているのではないでしょうかね (^o^)

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さあ、こちらの方が、斎王でいらっしゃます。十二単を身に付けて、いかにも平安時代の女性らしい雰囲気ですね。

この斎王役は1年の任期で務められるのですが、今年は安田さんとおっしゃる明和町出身の方です。
なんでも、明和町出身者が斎王役となるのはひさしぶりらしく、主催者の盛り上がりもさることながら、会場のあちこちで「あの子ね!」という声が聞こえるのがほほえましいかぎりでしたよ(ニコ)

翌3日(日)は、午後2時間ほどかけて、これらの方々が町内を練り歩く「斎王群行」が催されました。
主人はちょっと所用がありましたので、それは見に行きませんでしたが、さぞかし華やかな行列であったことでしょう。
この斎王まつりが終わると、明和町では野菖蒲が咲き始め、初夏の雰囲気が濃くなってまいります。
さあ、これから暑くなるぞぉ!

斎王まつりについては、こちらの公式ホームページで詳しくご覧いただけますので、どうぞ!

それともう一つ、主人にとってうれしかったのは、今回の斎王まつりで『デコタン ビスコッティ』が販売されたのです。デコタン ビスコッティにとって、南伊勢町を出ての初めての販売となりました (^o^)v

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こちらの「伊勢の国おかみさん本舗」のお店で今回は販売していただいたのですが、やはりマスメディアのパワーはものすごく、「中日新聞で見たよ!」という方が多くいらっしゃいました。
おかげさまで、多くの方々にお持ち帰りいただけて、主人もとてもうれしかった斎王まつりの夜でした (^-^)

ところで、デコタン ビスコッティは、e-伊勢屋でも今月から販売を開始しました。
1袋350円(消費税含)で、3袋まとめていただくと1,000円(消費税込)と少しお買得になっています。
アーモンドの風味とデコタンの香りさわやかなデコタン ビスコッティ、ぜひお試しになってくださいね。

詳しくは、こちらでご覧くださいませ <(_ _)>

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2007年5月14日 (月)

伊勢国大江寺 藤ノ花見物 - その参

伊勢屋主人です。

天候に恵まれたこの週末、みなさまいかがお過ごしになられたでしょうか?

主人はと言えば、土曜日はうららかな気候の中で、肉体労働をいたしておりました (>_<)
何やってるの、ですって? はい、薪狩りです。
例によって、一日チェーンソーをぶん回して、250kgほどの薪をゲットしてまいりました。
おかげで、ダルい。。。筋肉痛はさほど出なかったのが、ささやなか慰め。
で、ゲットしたのはいいけれど、またコイツを割って薪にして、積んで乾かして。
まだまだ、やらねばならぬことは、たくさんあります。

そして、昨日はと言えば、またまたうららかな気候の中で、おこもりで仕事をしていました。
ふぅ~、なんだかなぁ。ストレス溜まるわぁ。。。

まあまあ、そ~んな鬱陶しい話題は忘れることにして(笑)、大江寺の藤の花のお話を、今日はいたしましょう。

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こちらが、大江寺の藤の木です。ちょっと画像では分かりにくいですが、中央の株から四方八方に枝が伸びて、周囲20mくらいにびっしりと枝が伸びているのです。
そしておのおのの枝からは、さーっと藤の花が垂れ下がっていて、なんとも壮観な眺めです。

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花は、こんな具合 (^-^)
お寺の方に聞きましたら、藤の花って毎年同じ色ではないのですって。淡い藤色の年もあれば、濃いときも、または白が目立つなんて年もあるのだそうで。
今年は、やや藤色が薄いとのことで、ちょっと残念。

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でもよくよく見ると、これくらいのほんのりとした藤色が、いちばんいい色具合なのかもしれません。
さらに、主人が伺った時は曇り空でしたので、色が薄く見えたのかも。ちょっと日差しが当った時に撮影した花は、このように藤色がしっかりと見えます。

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主人が撮影をしていると、お寺の方が花見席の用意を始めてくれました。一年に一度のことだから、じっくりと花を楽しんでいただきたいという気持ちで、毎日花見席の用意をされているのだそうで。

その心遣いがとてもうれしく、しばらく席をお借りしていた主人でありました。

来年の花の色は、どんな感じになるのかなあ。
何か、こういう気候だとこんな色になる、といった傾向があるのでしょうか。
いまから、来年が待ち遠しい、ちょっとせっかちな主人であります (^^)

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2007年5月11日 (金)

伊勢国大江寺 藤ノ花見物 - その弐

伊勢屋主人です。

昨日はあまりの強風と虹に驚き、そちらに話題を変えてしまいましたので、大江寺のお話が飛んでしまいました。
本日からは、あらためて大江寺の藤を見に参りました折の様子を、お届けしましょう。

前回は、大江寺を入口から見上げて、その道の険しそうな様子にやや怖気づいていたところまででした(笑)
そうはいっても、ここまで来たのですから、四の五の言わないでさっさと上ることにしましょう。

5分あまり坂道を歩いて、下から見えた山門に到着しました。

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朱や緑が、鮮やかですね。
比較的新しく建てられた門なのでしょうか。

実はうっかり撮影するのを忘れてしまったのですが、この山門には沢山の小さな仏像が飾ってありました。
材質はおそらく白檀だと思うのですが、木彫りの15cm程度の小さな仏像で、しかも、それが手に取って見ることができる場所に置いてあるのです。

う~ん、なんでこんなところに、さりげなく置いてあるのでしょう。ちょっと謎。。。
画像がないので説得力がないですが(笑)、それらはかなりきちんとした仏像で、素人が作ったものとは思えない出来だったのです。しかも白檀を使ってあるとすれば、そんなハンパなものではないはず。
ですからね、なおさら謎は深まる。。。

どなたか、このあたりの消息をご存知の方がいらっしゃったら、教えてくださいませ。

さて、この山門を抜けるとちょっとした広場があって、そこからさらに上に石段が伸びていて。
石段を上り詰めた木々の合間に、なにやら本堂らしき建物が見えていますよ。

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ちょっとこの画像では分かりづらいのですが、石段の途中には、いくつもの藤の花の鉢植えがさりげなく置かれています。さすがに、藤で有名なお寺ですね。
この石段も、良い感じで古びていて、さすがに1200年の歴史を誇る古刹であります。

ここはそこそこの長さの石段だったのですが、もう体力にものを言わせて、一気に上ってしまいました (^o^)
だってね、うだうだ上っていたら、かえって疲れそうでしょ、こういうのって。

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どうやら、こちらが本堂ですね。
参拝の方々もいらっしゃいましたが、あまり商売っ気もなさそうで、寺務所にはどなたもおらず (^^)

この大江寺のご本尊は、前回も申し上げましたが、鎌倉時代初期に作られたと言われる千手観音菩薩の坐像です。像の高さは約1.5mだそうで、それほど大きな像ではありません。
国指定の重要文化財ということですから、相当素晴らしい仏像なのでしょうね。

本堂の中を覗くと、中央に漆塗りなのでしょうか、黒い厨子を見ることができます。おそらく、この厨子の中にご本尊の千手観音像が、大事に保管されているのでしょう。
なんでも、毎月18日は「月祭り」といって、このご本尊を横から拝むことが出来るのだそうです。この厨子の横に、扉が付いているのかな? 

あらためて、この月祭りの日に訪れてみたいものです。

というわけで、杖のお世話にもならず(爆!)、無事大江寺の本堂にたどり着くことができました。
なんだ、心配するほどきつい道ではありませんでした。よかったなぁ。。。
なにせ、この時は子供たちもいっしょだったので、その前でバテた姿はなんとしても見せたくなかった、という見栄っ張りの主人であります (^-^)

では、次回は今回の目的である、樹齢140年の藤の様子をご紹介しますね。お楽しみに。

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2007年5月 9日 (水)

伊勢国大江寺 藤ノ花見物 - その壱

伊勢屋主人です。

暑い! ホントに暑い!! 今日は、一日袖をめくって仕事をしていました。

なんでも、尾鷲では最高気温が27度まで上がったそうです。もう、ほとんど夏ですね。暑いはずです。。。
この暑さの中、今日はちゃんとお仕事をしていましたよ(そんなの、当たり前だ! 今日はちゃんと、なんて言うところを見ると、いつもは仕事していないのか!? )。

まあまあ、そんなに突っ込まないで (>_<)
なぜこんなことを申し上げるのかというと、今回の話題は、いかにも遊びに行ってきました的なものだからなのです。で、「また主人は、遊んでいるなァ!」と思われても、困りますので。
タネを明かせば、実は連休中に仕込んだネタ (^m^)

伊勢市と合併した二見町に、『大江寺(たいこうじ)』というお寺があります。
奈良時代に行基(有名なお坊さんですね)により建てられた1200年もの歴史を持つ古刹で、ちょっと驚きなのは弘法大師(空海)もここを何度も訪ねているという、たいそう由緒のあるお寺です。

ご本尊は、国の重要文化財に指定されている千手観音菩薩像(鎌倉時代)で、なかなかに奥行きの深そうなこのお寺。
以前より、知り合いに行ってみたらと言われていたのですが、なんとなく機会を得ないまま過ごしてきておりました。

この大江寺にはもうひとつ、有名なものがあります。それは、樹齢150年とも言われる藤の大木。
それはそれは見事な木だそうで、その降るような花の様子はこちらの地方ではよくテレビで紹介されるほど。

5月といえば、藤の花の季節。これを機会に、この大江寺を訪ねることにしたのです。

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この日は、うららかな晴れの天気。
大江寺に駐車場があるかどうかが定かではなかったので、クルマを二見興玉神社前に置いて、歩くことにしました。
失礼ながら、近道なので夫婦岩を横に見ながら、二見興玉神社の境内を通り抜けます。

あ、ちゃんとお参りはしましたよ(笑)

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なぜか、夫婦岩の「夫」の方の岩の上に、ウが一羽止まっていました。恐れ多くも鳥居に乗っかって、羽根を広げては日光浴 (^Q^)
こやつ、バチが当らないのかな???

初めての大江寺参りなので、途中で道を尋ねながら行きます。
ようやく、「ココ入る」の看板を見つけて、一安心しました。

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看板に従って入った路地は、なんとも風情のある路地でした。
妻入り切妻造りの家々が、土塀ならぬれんが塀で囲まれています。
「ほほう」と目を見張らせる、しっとりとした良い光景でした。

れんがもかなり古そうなもので、この辺りは以前は栄えていたのでしょうか。今は、ひっそりと静まり返っていますけれど。
今度、地域の歴史を紐解いてみることにしましょう。

このような道を歩くこと10分弱。やっと目指す大江寺の入口に着きました。

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その角には、こんなお堂が。「十王堂」とあります。
むむ、これは! と予感を持ちながら中を覗くと、ありました、ありました。

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こわいこわい、亡者を裁く地獄十王の勢ぞろいです。ご丁寧に、亡者の衣類を剥ぎ取る役目の(だつえば)まで、お揃い。
今では閻魔大王だけが有名になっていますが、閻魔さまは亡者を裁く十王の中のお一人で、十人の王はそれぞれに日を決めて、てきぱきと亡者を裁判にかけているそうな。。。

こちらの十王堂ですが、像は古色を帯びているものの、堂内はきれいに掃除されていてお供え物もちゃんと上げられていました。
いまだにこの地域に十王信仰が残っていて、お堂と十王像を地域の方々が守っているのでしょうね。
少し心温まる、十王堂でした。

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これが、目指す大江寺です。
奥に見えるのが山門ですが、それに至るまではかなり急な坂道 (^^;
しかも、この手前には「どうぞ、ご自由にお使いください」と書かれた、杖がたくさん用意されておりました。

いったい、どんな山の中に、このお寺はあるのでしょうか?
杖があるということは、そうとう急な坂道を長い時間登らなければならないのかなぁ。。。
少し、体力に不安を感じた、主人でありました(汗)

ということで、次回は大江寺の中に行ってみることにしましょう。

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2007年3月 1日 (木)

こんち午の日

伊勢屋主人です。

はい、本日は弥生三月の朔日(ついたち)でございます。いやいや、早いものですね。
例年ですと、この時期はまだまだ寒いものですが、今年はまことに「弥生」そのもののうららかな陽気で、こんな暖かい冬はめったにありません。

このあまりのはずれ陽気、少し怖くなるようです。ついでに、スギ花粉も怖い主人なのであります (-_-;

さて、初午というと、全国的にはその年の初めての午の日に行われますので、だいたいが二月初旬となります(あまり、自信はないけど...)
でも、なにかと他県とすこ~しずれる傾向がある (と主人は思っているのですが) 三重県では、昨日から初午のお祭りが各地で行われております。なんでも、三月に入って初めての午の日に、お祭りをするとのこと(あれ、そういえば昨日は二月だったぞ!?)

主人が暮らす県の中央に近い地域では、松阪の岡寺と伊勢の松尾寺が、賑々しい初午で有名です。
たまたま、本日伊勢に仕事で行く事になっておりましたので、所用が終了したあとに 松尾寺に寄ってみましたよ (^^)

松尾寺は、伊勢市内のやや郊外、倉田山と呼ばれる丘陵に位置しております。
このお寺、正式には龍池山観音寺といい、実は「日本最古の厄除け観音」ということで、たいへん由緒のあるお寺だそうで。
さらに風変わりなのが、どの宗派にも属さない「独立寺」なのです。なぜだろう???

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今日の松尾寺の参道は、当然ながら屋台でにぎわっております。
この屋台というものが、主人は大好きで(笑) 妙に子供の頃の記憶が甦ってきて、ワクワクしてしまうなあ。

思えば、随分と胡散臭い店もあって、けっこうお金を使わされました。お祭りのあとは、いつもお小遣いが足りなくなって、おおいに困ったものであります。
でも、懲りずに次の年も、お小遣い握りしめて屋台を見に行って、何を買おうか、財布の中身を確認しながら緊張していたりしていた、子供時分でございました(笑)

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主人は、このお寺は初めての訪問だったのですが、初午にはたいそうの人出があると聞いておりましたので、どんなに大きなお寺かと想像していたのですが、あにはからんや一堂のみのつつましやかなお寺でした。
そして、人出もまあまあ。朝早く行ったせいもあるのでしょうが、参詣の方々でごった返す、という感じではありませんでした。

でもね、近鉄なんかが紹介している写真には、もう参詣者でびっちり、という状態なんですよ。してみると、主人はゆっくり見物が出来て、撮影も思い通りに出来たのでラッキーだったのですね。

参詣の方のほとんどは、厄年の方なのでしょうか。なんといっても「日本最古の厄除け観音」さまなんですから、さぞ霊験もあらたかなのでしょう。主人も、次の厄年にはこちらで厄除けをすることとしましょうか。
え~と、次の厄年はぁ、○○年後ですな(^^)

それはともかく、やはりこのような縁日にわざわざここまで足を運ぶ方は、善男善女なのでしょうね。

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こうして、お線香の煙を体の不安な場所に当てるのは関東でも行うことですが、こんな姿に信仰心の篤さを感じます。

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お堂の中では、厄除けの祈祷が行われています。
こちらには、お坊さんが二人いらっしゃり、般若心経による厄除け祈祷の真っ最中。
左右に人が見えると思いますが、この方々が厄除け祈祷をお願いされた方々。

ところで、お坊さんがお経を読む、その声とリズムの良いこと。お経というのも、一つの音楽だなあと思いました、はい。
般若心経ではそれほど顕著ではありませんが、三重で信仰が盛んな浄土真宗にはご詠歌というものもありますので、「お経を読む」という行為には本来的に音楽的要素が多分にあるのではないでしょうか。
それに、技芸天という琵琶をお持ちの仏様もいらっしゃいますし。

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こちらは、境内にいらっしゃった石仏さま。
毛糸で編んだ帽子をかぶった上に、フリースのコートとビロードの前掛けまで着ていらっしゃいました。地元の方々が、ずいぶんと大事にされているのですね。
しかも、この仏さまはなかなか涼やかな顔立ち。人気があるのかも、しれません (^o^)

はい、こちらは今日のおみやげ。「さるはじき」というおもちゃです。

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竹ひごの中央くらいに、赤い「ちゃんちゃんこ」を着てつかまっているのがおさるさんで、その下のコの時になった竹をたわめて、このおさるさんをピンピンと弾く、というものです。
これで、「厄をはじき "さる"」という語呂合わせなのだそうですが、下からはじき続けられるおさるさんは、たまったものではないでしょう。

ホラ、おかげで、お尻が真っ赤っか(笑)

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2007年2月17日 (土)

二見町ぞめき歩き その禄 ~ 上がりは、めでたし夫婦岩

伊勢屋主人です。

ほぼ一週間にわたってお伝えいたしました、「二見町そめぞ歩き」。
みなさまにおかれましては、長々とお付き合いいただき、誠に有難うございました。

今回のお題が「二見町ぞめき歩き」なので、本来ならば前回で〆め! なのですが、ここ二見は夫婦岩で有名な二見興玉神社の門前町。であれば、こちらに詣でなくてはバチがあたる、というものでございます。
というわけで、双六の上りとして(不謹慎か?...)、ちゃんとお参りをしてまいりましたよ (^o^)/

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ああ、やっぱり快晴の日の海は、いいですねえ。この日はさらに、風も波も穏やかで、なんとも気持ちのいい日和でした。
いつぞやの夫婦岩の大注連縄張替神事の天気が、嘘のようであります。

さて、こちらの二見興玉神社ですが、ご祭神は猿田彦命(さるたひこのみこと)です。そう、あの「天狗さん」のモデルとなった神さまです。
この神さまは、天の岩戸開きで一世一代のパフォーマンスを演じられた天宇受売命(あめのうずめのみこと)とご一緒になられたのですが、この夫婦岩の沖合い700mのところで巨大なシャコ貝に手を挟まれて落命されたのだとか。

その猿田彦命の化身が、落命された場所(海中ですね)に鎮座されている「興玉神石(おきたましんせき)」でして、この伝説の石がこの神社のご神体なのです。
ですのでここ二見興玉神社は、ご神体を拝むための拝殿はあるが本殿はない、という少々変わった造りの神社となっています。

このような特殊な造りの神社は、他には三輪山をご神体とする三輪神社だけのようですね。

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鳥居の奥は、有名な夫婦岩です。
本来は、拝殿からではなく、こうして夫婦岩を正面から見る形で参拝するのが、ここでの正しい参拝の形なのでしょう。
というのも、実はこの夫婦岩ですが、さきほどご紹介しました興玉神石の「鳥居」の役割を果たしているのだそうで。

はるか昔の自然信仰の時代には、この大小に寄り添って並ぶ岩が、この沖合いで落命した猿田彦命の伝説と相まって、仲睦ましかった猿田彦命と天宇受売命の姿を思いおこさせると同時に、興玉神石への結界と考えられたのでしょう。
ですので、この夫婦岩を正面に見る位置に立ち、鳥居である夫婦岩を通して 沖のご神体である「興玉神石」を参拝する、というのが、ここ二見興玉神社における正しい参拝の作法であろう、と思うのです。

そのようなことを知ると、いま神社としてある拝殿や他の鳥居もすっぱりと取り去った方が、よりピュアな形でかつての日本の自然信仰の姿を偲ばせてくれるのになあ、などと考えてしまいます。

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かつてこの二見興玉神社の社格は、二見の村社でした。
その村人たちが、非命に斃れた猿田彦命を偲びながら、年に三回 この全長35mもある注連縄を架け替えるという作業を行い、この夫婦岩と興玉神石の伝説を大切に守ってきたとは、なんと心優しき人々なのだろう、と思います。
そして、自然が作り出した奇観を様々に見立てる古代人のイマジネーションの豊かさに、あらためて驚きと敬意を抱いてしまいます。

ところで、この夫婦岩の沖合いは、様々な魚が多数生息する、とても良い漁場なのだとか。
古代より連綿と猿田彦命への信仰を守り伝えてきた村人への、猿田彦命よりの感謝の贈り物なのだろうか、と思う主人であります。

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2007年2月16日 (金)

二見町ぞめき歩き その伍 ~ まちで見かけた、ちょっといいもの

伊勢屋主人です。

本日も、二見町の話題でございます。え、長いなぁですって?
まあ、そうおっしゃらずに、もう少しおつきあいくださいまし。
それだけ、この町には主人の興味を惹くモノやコトが多かったということで <(_ _)>

もとい、で。
本日は、まちなかをぶらりぶらりとしていた中で目に留まった、ちょっと面白いものをご紹介いたします。

とある土産物屋の前で、一生懸命シンバルを打ち鳴らしているおサルさんです。
かなり年代モノらしく、やや毛並みもくたびれ気味なら、シンバルの音も「ぱしゃん、ぱしゃん...」とやや頼りない (^o^)

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赤いちゃんちゃんこに赤い頭巾をお召しのところを見ると、還暦を迎えられたのでしょうか。
それにしても、しんどそうな手の動きといい、シンバルを打つたびにがっくんがっくんと揺れる頭といい、ちょっと大丈夫?って聞きたくなってしまう、おサルさんです。
どうかお大事に、そしていつまでもお元気でいてくださいね (^_^)/~

さて、こちらの土産物屋さんの前では、みなさん上を見上げていらっしゃる。

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はてはて、何があるかと見上げてみれば、思わず顔がほころんでしまいました。
少し小さいので見にくいですが、瓦の上になにか乗っかっているのは、おわかりになるでしょう?
この軒先に乗っかっていたのは、この子たちです。

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トップバッターは、小鬼トリオ(笑)
向かって左から、エヘン小鬼、真ん中が呑ん兵衛小鬼(右肩に徳利をかつぎ、左手で酒を呑み干すしぐさです)、右が太鼓小鬼でございます。
どれもこれも、なんともいきいきとした表情が楽しく、笑いを誘います。

ここで、特別に太鼓小鬼クンに登場してもらいましょう。

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へろっと笑った目つきや、思いっきり上を向いたお鼻、真っ赤なほっぺたと、愛嬌たっぷりです。この三匹の様子を見ると、さては三匹で酒盛り中で、彼はお囃子方なのでしょうか(笑)
なんか、楽しそうで、いいなあ~。

そして、屋根の上にはネコがつきもの! というわけで、こちらではネコのカップルがお通りです。

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このしっぽの動きや、目線がイイ!
ちょっとお高くとまった感じで、下を歩く人間を、「なにやってんの?」と見下ろしている感じです。

最後は、二見といえば蛙というわけで、お馴染みの青蛙です (^^)

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この青蛙クン、実は四匹この軒先に並んでいます。
でも、これって招き猫のポーズですよねえ。二見蛙の地元、二見では、招き猫ならぬ「招き蛙」が福を呼び込む、ということなのでしょうか。
そのあたりの詮索はさておき、このくりっとした目つきとかもの言いたげな口元とか、表情豊かで、さらに愛嬌たっぷりですよねえ。

いやいや、二見のまちなか、なかなか楽しませてくれます。
こうしてみると、二見の方はなかなかの数寄者が多いのかもしれませんね。こういったしゃれっ気って、そんなにないものですよ。

最後に、こんなものもありました。

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これ、テルテル坊主ではないようです。季節とか、綿が付いているところを見ると、雪だるまではないか、と。
でも、裾がだらんとしているから、テルテル坊主なのかなぁ?

よくわかりませんけど、ちょっとカワイイ飾りつけでした(ニコッ)

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2007年2月15日 (木)

二見町ぞめき歩き その四 ~ こんなおひなさまもありました(^^) 

伊勢屋主人です。

昨日は、全国的に春一番だったとか。突風で壊れた家屋があったり、雪崩があったりと、かなりの影響が出たようですが、みなさまにおかれてはお変わりありませんでしょうか?
一夜明けて、今日の三重県地方はピーカンですが、昨日とうって変わって寒い北風がぴゅーぴゅー吹いています。さらに、この風に乗ってスギ花粉も...(くしょん!) 
あ~、しばらくは引きこもりたい、主人であります。。。

さて、二見町の「おひなさまめぐり」、前回はお店や旅館に飾られているおひなさまをご紹介しました。
これらのおひなさまは、言ってみればプロの人形師が作られたものですが、それ以外にもちょっとシャレた、手作りのおひなさまもあちこちに飾られていたのですよ。
今回は、それらの可愛い手作り雛をご紹介しましょう。

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まずは、こちらのおひなさま。青竹を切って、そこに手作りのおひなさまを飾っておられます。
こちらのお宅で、作られたのでしょうね。この青竹の中におひなさまを飾るというアイデア、かぐや姫を連想させて秀逸です。
それに、こちらのお宅の趣味の良さは、手前の青竹に、すっと梅と椿を投げ入れているところ。これ、青竹の深い緑に、赤い椿と白い梅がよく映えて、とてもきれいでした。
ちょっとマネして、やってみようかな (^^)

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こんな、和紙で作ったおひなさまも、ほんわかとしていて、いいものですなぁ。
また、竹の中にちゃんと緋毛氈が敷いてあったり、奥にあじさいでしょうか、花が飾られてあったりと、なかなか細かい気の配りようが見えます。

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こちらは、別のお宅の玄関先に飾られていた、おひなさま。やはり青竹をうまく使って、おひなさまを飾っておられます。発想次第で、こんな楽しい飾りつけができるのですね。素晴らしいなあ、と思いました。

それに、手前の三つ指ついてお辞儀をしている人形に、いらっしゃたお客様をおもてなししたいという、この家の主の暖かいお気持ちが見えるようで、拝見しているとこちらもがうれしくなってきてしまいます。

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これは、「うさぎ雛」。
手作りとは言っても作家の方のものでしたけど、とてもかわいい!
きょとんとした風情の表情も可愛いけど、ちんまりと座布団に座っている姿がまた、いい感じ。
ちょっと部屋の片隅に飾っておいたら、その周りを明るくしてくれそうな「うさぎ雛」です。

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最後は、こちらの「小石雛」。黒い油石に、おひなさまを描いたものです。
確かに何てこともないのですが、こういうアイデアってなかなか出ないものですよね。
黒い石の肌に、赤や緑、金の配色もあでやかに、おひなさまが描かれていましたよ。

こんなふうに、あちこちにある手作りのおひなさま、作り手の思いとアイデアが見えて、とても楽しめましたよ。
まだまだ、主人も見ていないおひなさまがあるのでしょう。
お近くでしたら、探しに来ませんか?

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2007年2月14日 (水)

二見町ぞめき歩き その参 ~ いよいよ、おひなさまめぐり

伊勢屋主人です。

さて、明治・大正の職人技を堪能した賓日館を出て、二見の旅館街をぶらぶらすることとしましょう。まあ、今回の二見町散歩は、ここいらあたりを散策するのが目的だったのですけどね (^^)
ほら、通りに面したお店やお宅のあちこちに、おひなさまが飾ってあります。

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こちらは、土産物店の店先に飾ってあったおひなさまです。
隣のは、七五三衣装でしょうか。妙に可愛い。
たぶん、娘さんかお孫さんの七五三の時に調えた、思い出のおひなさまなのでしょうね。

この二見町の「おひなさまめぐり」で飾ってあるおひなさまは、それぞれのお宅での思い出の品が多く、その情景を想像しながら拝見するのも、また楽し、です (^^)

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ここのお宅は、宿屋さんです。で、二階への階段を利用して、おひなさまを飾っていらっしゃいました。
この、階段におひなさまを飾るって、いいアイデアですね。これなら、十段飾りも十五段飾りも出来ちゃいます!
ま、おひなさまを飾っている間は、二階を使えないってことになりますけどね (~m~)

ところで、こちらのお宅の階段の手すりや廊下のきれいなこと! ぴっかぴかに黒光りしていますね。やっぱり、昔は「ぬか袋」で磨いたのでしょうか。
いいなあ、こんなおうち。
もともと、古民家再生なんていうのが夢な主人は、こういったお宅を拝見すると、ついつい長居をしたくなってしまいます(笑)

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こちらのおひなさまは、昭和初期のものだそうで。
上から二段目の三人官女にご注目ください。真ん中の官女が立ち姿で、その両脇は座っていますよね。
現在の三人官女は逆で、両脇が立ち姿で、真ん中が座った姿なのだそうです。
で、webで調べてみたら、その通り!

どの時期を境に、三人官女のポーズが変わったのでしょうね。そして、何かいわれがあるのか?
ちょっと調べてみたくなった、主人であります。

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中には、こんなおひなさまもありました。いまでは見かけることのない「御殿造り」という形式のものです。
ま、おひなさまなんですから御殿にいらっしゃるのは自然なんですけど、ここまで再現したか! と、ちょっと感動してしまいます。
このおひなさまは、大正時代初期のもの。この当時は、こういう形式が流行だったのでしょうね。

でも、大正時代といえば、早や90年以上前のこと。そんな昔のおひなさまがこんなにきれいに残っているとは。
さぞかし大事にされていたのでしょう。そして、代々受け継がれてきたのでしょう。
そう思うと、幸せなおひなさまですね。

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そして、こちらはもっと年代物。同じ二見町の大江寺に伝わる、何と200年前のおひなさまだそうです。

いまから200年前というと、1807年。和暦では文化四年、徳川十一代将軍 家斉の時代になります。
その当時の世相はよくわかりませんが、案外質素な印象のおひなさまですね。
なんでも将軍家斉は豪奢な暮らしをしていて、一方ふつうの人々は暮らし向きがきつかったとか。
そんな世相を、どこかこのおひなさまは反映しているのでしょうか。。。

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で、最後はこちら。二見総合学習センターに飾られている、約1,000体のおひなさま大集合です。
なんか、これだけ集まっていると、ものすごいパワーを感じますね。。。
実は、この画像と同じくらいの段が、あと2段あります。ですので、全3段で約1,000体がここに飾られている、というわけ。

これだけのおひなさまが集まると、ケンカしないんですかね?
夜中に、「あたしの方がキレイよ!」とか「去年はもっと上の段だったのに、何で今年はこんな下の段なの!」というようなざわめきが、聞こえているのかもしれませんなあ (^Q^)

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2007年2月13日 (火)

二見町ぞめき歩き その弐 ~ 賓日館

伊勢屋主人です。
昨日に続き、二見町の旅館街を散策いたしております。

ここ二見の海辺に程近い場所に、「賓日館(ひんじつかん)」という建物があります。
平成11年(1999年)までは宿泊施設として営業をしておりましたが、現在は三重県指定の有形文化財として保存されています。
三重県に来て以来、多くの方々から「賓日館は、見る価値のある建物」である旨お聞きしていたのですが、今まで何となく機会がありませんでした。
しかしながら、ずぶの素人ながら建築を見るのが好きな主人ですので、いつかは行ってみたいなぁと思っておりましたが、今回二見に来て、この賓日館にも多くのおひなさまが展示されていると聞き、見学をすることにいたしました。
まあ、長年(というほどでもありませんが)の希望がやっとかなった、というわけであります(^_^)

ここで、賓日館について簡単にご説明いたしますね。
この賓日館は、明治二十年に、伊勢神宮に参拝される 主に皇族の方々を対象とした休憩・宿泊施設として、建設されました。
その着工は、明治十九年十二月、完成は翌二十年二月ですから、わずか3ヶ月弱で完成したことになります。その後2回の大がかりな増改築を経て、現在の姿になりました。
明治二十四年に、三重県初の政府登録国際観光ホテルとなった二見館に払い下げられ、以後平成十一年まで皇族や各界の要人が宿泊所として盛業を誇ったそうです。

賓日館のホームページには、「当時一流の建築家による品格のある洗練されたデザイン、選び抜かれた材料やそれに応える職人たちの技など、日本の伝統建築の粋を目の当たりにすることができます」とありますが、その実体やいかに! というところで、中に入ってみることといたしましょう。

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こちらが、正面玄関です。ちょっと逆光なので見難いのはご容赦ください。
実に堂々とした、たたずまいです。玄関は唐門風な造りになっています。
今は「おひなさまめぐり in 二見」が開催されていますので、正面にはおひなさまが飾られています。

実は、あまりにも見るところが多いので、多少はしょってのご紹介になります。申し訳ありません。

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こちらは、二階の「御殿の間」というお部屋。二間続きのお部屋ですが、こちらは主に皇族の方々がお泊りになった部屋だそうです。
ここの部屋に限ったことではないのですが、実に細部まで行き届いた繊細な細工が施されています。
例えば欄間の細やかな細工や、手の込んだ彫刻が施されているランプ類など、よくよく細部まで見れば、その完成度の高さには驚かされます。

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正面の床の間は創建当時からのものですが、なんと螺鈿(らでん)で飾り付けられた輪島塗で仕上げられています。なんとも、豪華ですねえ。
ちょっとこの画像からは見難いですが、天井も、天井板を嵌め込んだ上に更に格子天井を組み込むという、二重格天井というもので、その精緻な造りにはため息が出ます。

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この部屋の窓からは、松の枝越しに二見の海が見えます。かつてここで一夜を過ごした皇族の方々も、このような景色を楽しまれたのでしょう。
そして、皇族の方々が泊まる部屋、ということですから、やはりここからの眺めがいちばんよろしい、ということなのでしょうな。

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さらに驚きは、こちらの大広間です。なんと、その広さは120畳!
畳敷きの大広間にシャンデリアが下がるのはかなり珍しい光景ですが、それも天井が高いのでさほど気になりません。むしろ、派手過ぎないシャンデリアの煌きが、この広い空間の雰囲気を引き締めているように見えます。

しかし、当時はこの大広間をどのように使ったのでしょうね。この画像右手には、大きな舞台も用意されていて、まるで能舞台のようです。いや、実際に能などが演じられたに違いありません。
この大空間で、どのような人々の営みが繰り広げられたのでしょう。当時の光景を、できるものならタイムスリップして見てみたいものです。

さて、これ以外にも、この建物の中のあちこちに目を引かれるところが多数あります。
それらの中で、主人が気に入ったものをいくつかご紹介いたします。
まずは、これ。二階に上がる階段の手すりの柱に施された、二見蛙の彫刻です。

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手すりの柱に彫刻を乗せたものでは、ありません。柱材に直接 彫刻を施したこれは、板倉白竜という彫刻家の作品です。
こういう位置にありますので、つい触りたくなってしまうのでしょうね。この二見蛙は、ぴっかぴかのつるつるになっていました。

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こちらは、玄関上のランプです。
シェードに施された千鳥のレリーフ、ご覧いただけると思います。
このようなところにも、二見らしさを醸し出したいという、設計者と職人の気持ちが現れていますね。

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細かい細工と言えば、こちらの欄間。大広間の欄間ですが、鳳凰が描かれています。これも職人の方が一枚一枚、丁寧に仕上げたものなのでしょう。エッジが効いていながら、やさしい曲線は、大変見事です。

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そして、こちらは二階の大広間から「翁の間」と呼ばれる中広間へ渡る、渡り廊下の天井です。
すぱーんすぱーんとリズムよく組み上げた屋根の構造が、とてもきれいでしたよ。
このように構造材を見せながら、それをしっかりとした造形にしたてているあたり、この建物の設計者のセンスと造り上げた職人の腕の冴えを感じさせてくれます。

このように、館内のあちこちに見所が隠されている「賓日館」。私の拙い文章では、この建物の凄さは到底お伝えできるものではありませんので、ぜひ実際にご覧になることをお勧めします。
冒頭にご紹介しました、ホームページの言葉 「日本の伝統建築の粋を目の当たりにすることができます」 というのは、掛け値なしの本当でした。

二見町には夫婦岩しか見るべきものがない、と思っていらっしゃったら、それは大間違いですよ(笑)


【賓日館】
三重県伊勢市二見町茶屋566-2
でんわ:0596-43-2003
ホームページ:http://www.hinjitsukan.com/

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2007年2月12日 (月)

二見町ぞめき歩き その壱 ~ 二見の町並み

伊勢屋主人です。

本日の三重県中部は、暖かで風も穏やかで、まるで春本番の暖かさでした。
なんと、雲雀(ひばり)のさえずりもこの春初めて聞きました。ちょっと、早すぎるんじゃあないの?
まあ、雲雀には何の罪咎もないでしょう。暖かすぎることが、問題なのですから。。。

本日は、ふと思い立って二見町に行って参りました主人です。そう、あの夫婦岩で有名な二見町です。
昨年までは二見町だったのですが、現在は伊勢市と合併いたしまして、伊勢市二見町となっています。

この時期、二見町では「おひなさまめぐり in 二見」という催しが開催されています。
今年で三回目となるこの催し、そもそもは二見町にお住まいの方々が、ご自分のお家にしまわれているお雛様を外から目につく場所に飾って、観光にお出でになるお客さまをおもてなししよう、ということで始められたことだそうで、現在は一般のお宅と旅館、土産物店合わせて93ヶ所でお雛様を飾っています。
有志が始めた催しが、いまや町全体を動かすイベントにまで成長したわけですね。

今回、お雛様もたっぷり拝見したのですが、そのご紹介は次回以降として、まずは二見町の町並みをご覧いただくことにしましょう。

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ここ二見町は、伊勢神宮とゆかりの深い土地です。そもそも、伊勢神宮に参拝する前にはこの二見の渚で禊(みそぎ)をしてから、というのが古来の習わしでありました。その風習の名残が、現在のお木曳き前に行われる「浜参宮」なのでしょう。
そして、夫婦岩で有名な二見興玉神社への参拝と相まって、伊勢詣でのお客様をもてなすことで、発展してきた町ですので、今でも町の中心には大きな旅館が軒を並べ、往時の賑わいを偲ばせてくれるのです。
ただ、近年は海外旅行へのシフトなどから観光客も減少し、苦戦をしているのが現状。
この状況を少しでも良い方向にしたい、と住民の方々が立ち上がったのが、「おひなさまめぐり in 二見」である、ということです。

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JRの二見浦駅から二見興玉神社までは、およそ2kmほどでしょうか。さまざまな名物や土産物店を売るお店、旅館が立ち並ぶ中を歩くこの参道は、さびれも見えるのは事実ですが、歩いて楽しい道です。
往時はこの道の左右に木造二階建や三階建の旅館が立ち並んでいたそうで、大正や昭和初期の写真を拝見すると、それはそれは壮観なもの。
「お伊勢さん詣で」といえば、かつては大旅行でしたから、それを迎える町の賑わいも今とは比べものにならなかったのでしょうね。

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当時を偲ばせる、このような見事な造りの旅館も残っています。
ほら、こちらなぞも、手ぬぐいなどを欄干に引っ掛けて、湯上りに前の通りを見下ろしたりしたなら、なんとも粋な風情 (^^)
しかしながら、正直このような造りの旅館は、なかなかお客様をお迎えできないのが現実です。

まず、部屋に鍵がないので安心して寝られない。
隣の部屋との境は襖だけなので、声も聞こえるし落ち着けない。
さらに、洗面所もお手洗いも共同なので、それもおっくう。
夏は冷房がなくて暑いし、冬は隙間風で寒い。
まあ、こんなところでしょうか。一言でいえば、不便なのです。

でも、例えばお泊りのお客様をごくごく少なくして、ひとつの階に二組くらいしかお泊めしない。で、地元産の素材を使った美味しいお料理でおもてなしをする、というふうにしてみたらいかがなものなのでしょうね。
こういった、いまではあまり味わうことのできない風情を楽しみたいというお客様も、まだまだいらっしゃるはずです。そして、それは若い方にも。
むしろ、今まで知らない世界ですから、若い方にはかえって新鮮かもしれません。

不便なのは事実ですが、その不便を楽しむ、言ってみれば明治から大正時代の暮らしを楽しむ、という方向から見ると新しい魅力が出てくるのではないのかなぁ。

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後ろに見える大きな旅館も苦戦しているのですから、差別化要素のあるこの古い旅館の方がお客様を惹きつける力があると、主人は思うのですが。。。
いろいろと発想を変えて、お客様の立場で何が楽しめる要素なのかを考えてみれば、今はマイナスの要素と思えるものも、プラスに転化できるのではないでしょうか。

二見町の旅館街を見ながら、そのようなことを思った主人でありました。

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2007年1月23日 (火)

天の岩戸

伊勢屋主人です。

現在、主人は三重県のどちらかと言えば、伊勢志摩に近い地域に住んでおります。
この伊勢志摩というところ、遡れば神代の昔に行き着くこと地域であります。ですので、あちこちに古い伝承や遺跡が残っております。
そりゃあ、そうですよね。なんたって日本の神様の中心である「アマテラスオオミカミ」が鎮座されているのですから。
実際、主人が住んでいる町も、何か建築を行いたいときは大変です。なにせ、どこかを掘れば何らかの遺跡が出ますので。おかげさまで、道路工事などはやたら時間がかかったりします (^^)

「古い」と言えば、伊勢にはこんなところもあるのです。
それは、『天の岩戸』。
そう、あのアマテラスオオミカミが姿を隠した、と古事記に記載のある洞穴です。

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この『天の岩戸』は、伊勢から志摩に向かう山あいにあります。車でなければ行けない場所ですが、駐車場もありますので、ご安心を。
駐車場から岩戸までは、軽い坂道を500mほど歩きます。でも、この道もきれいなせせらぎ沿いなので、そんな流れや周囲の立ち木の様子を見ながら歩いていると、距離もまったく気になりません。冬の時期の今でも杉の香りが強く漂っていて、いかにも森林浴をしているという風情で、気持ちの良い道のりです。
但し、2月に入るとスギ花粉が飛び始めますから、花粉症の主人はもうここへの立ち入りは自主規制をいたします (>_<)
その意味でも、今回訪れたのは良いタイミングであったかもしれません。

実は、今から○○年前の小学生の時分に、主人はここを初めて訪れました。
その当時と現在、どうたたずまいが変わっているかは、はっきりと記憶にはありません。
いまはきれいに舗装されていますが、当時は無舗装で岩がゴロゴロしていた道であったような。子供だったので、身も軽かったのですが、歩くのに苦労をしたような気がいたします。

ただ、この参道沿いのせせらぎに、サワガニがたくさん群れていたことだけは、憶えています。それこそ人が歩くと、それに驚いてざわざわとカニが移動するような状態でした。
そんな昔でも、東京ではすでに野生のサワガニを見ることなど当然出来ず、ペットショップに売っていたのを見てサワガニを知っていた主人は、当時とても驚いたものでした。

現在でも、このせせらぎにはサワガニがいますが、もう目を凝らして探さなければ見つからないほどです。
何がこの地にあったのか、わかりません。人家もないし、人もそんなに入ってくるようなところではないのですが。
どうした加減で、あの多くのサワガニがいなくなってしまったのでしょうか。ああいう、ちょっとした驚きの自然の姿は、子供たちに見せてあげたかったのに、と思う主人であります。

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さて、こちらが『天の岩戸』と呼ばれているところです。洞穴の高さは、およそ40cmくらいでしょうか。
アマテラスオオミカミって、こんなに背が低かった???
「古事記」によると、この岩戸の前で八百万の神々がどんちゃん騒ぎをやり、アメノウズメノミコトが踊りまくったということですが、う~んどこでやったんだろう(笑)

この洞穴から2本の青竹が伸びていて、こんこんと清水が湧き出しています。
今は冬ですからこの程度の量ですが、春とか夏場はものすごい量の水が出ていますので、初めて訪れた方はそれにもびっくりされることでしょう。
実は、「日本名水百選」の一つに選ばれているこの『天の岩戸』の湧き水、名水百選では「恵理原の水穴」と呼ばれています。
飲んでみると、少し酸味を感じるこの水、炭酸水の「シュワ~ッ」がないような味です。ウィスキーの水割りに、あうかもしれません (^^)

ところで、ここを『天の岩戸』とする伝承は、いつ頃からのものなのかはわかりませんが、かなり古くからのものだろうと思います。でも、なぜここを『天の岩戸』としたのでしょうか。
この洞穴のたたずまいと湧き水に、何らかの神異を感じたのでしょう。でなければ、「古事記」の記述の中でもかなりの大きな事件である、「岩戸隠れ」の舞台とはしなかったでしょうから。

古の人々が感じた神異とはどのようなものであったのか、そんな想像をしてみるとなかなか楽しいものです。出来れば、その昔に戻って、人々に尋ねてみたい心持になっている主人であります。

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2007年1月20日 (土)

そろそろ、あおさの時期です。

伊勢屋主人です。

一月も、もう下旬。早いものです。
うむむ、こうして月日が経っていくのですね。まだ、今年になって何も進んでいません。
困った(汗。。。)
みなさまは、着々と予定が進んでおられるでしょうか???

さて、主人が好きな南伊勢町では、この時期「あおさ」の収穫が最盛期です。
あおさって、あまり馴染みがないかもしれませんね。主人も、三重に来るまではそうでしたから。
でも、案外身近なところで食べたりしているのです。だって、海苔の佃煮はこれですから。
『江戸むらさき』は、召し上がったことあるでしょう?

このあおさ、香りがとても良い。いや、何か芳香がというわけではなくて、磯の香りがとても立つのです。
主人は、味噌汁などに入れるのが、とても好み (^^)

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最近知ったのですが、あおさの養殖の発祥は、伊勢湾だそうな。
ということは、このあたりのあおさは「元祖」というわけですな。
冬の収穫期になりますと、志摩から南伊勢の海沿いには、このように鮮やかな緑色のあおさの養殖いかだをあちこちに見ることが出来ます。

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もうそろそろ、海沿いの町の乾物屋さんには、あおさの新物が並ぶ頃です。
これも季節商品ですから、一年中あるものではないのです。
やっぱり、旬のものが美味しい!

来週早々に、買いに行くとしましょう (^^)

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2007年1月17日 (水)

我が町内の新春凧揚げ大会 (^^)

伊勢屋主人です。

一月も半分以上過ぎ、正月特有のおめでた気分もどこかへ失せてしまいました。

実は、正月の駘蕩とした時間の流れは、大好きな主人であります。
いやいや、朝からお酒が飲めるとか、一日だらだらしていてもいいから、という訳ではないのですよ(汗)
一年に一度、日本人に戻るという、そんな雰囲気がどこか正月にはありませんか?
ですので、実は正月三が日はデパートもスーパーもコンビニも、お休みになって欲しい、と密かに考えている主人であります。だって、お店がやっていると、どうも正月気分が出ないでしょ。
確かにお正月にお店が開いていると、助かるんですけどね (^^; おせち料理を用意しなくてもいいし、もし年末に買い忘れたものがあっても、なんとかなるし。
でも、この便利さと引き換えに失っているものも多い、と思うのですよ。

さて、話題を変えて。
そろそろ、正月行事もネタが尽きた感がありますが、我が町内では先週の日曜日に、新春凧揚げ大会なるものが催されました。
この行事は、町の商工会青年部の方々が始められたとのことで、例年たたみ2畳ほどの大きさの凧を多数揚げます。数年前には、4畳ほどの大きさのものも揚げていましたっけ。
ま、この大きさになりますと、地上から離すのも一苦労のようですが。。。

この日は、主人宅の子供たちもお手製の凧を持って、強い風の中を会場に向かいました。

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主人一家が会場の到着すると、すでにかなりの数の凧が、空に!
見ると、一時期のように西洋凧(ゲイラカイトってありましたね)ばかり、という様子ではありません。かなりの数、角凧などが揚がっていました。
中には、「キティちゃん」をかたどった凧も。お手製かな?

でも、主人が慣れ親しんだ「奴凧」は、なぜか一つも揚がっていませんでした。やっぱり、あれは東京のものなのかな?

広い会場(ただの空き地)ですが、屋台や朝とれ野菜の売店、さらに凧揚げに興じる人々で、かなり混雑しております。

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そんな中、この大会の主催者である「北野凧の会」が揚げる大凧も、いくつか揚がっておりました。
今年の大凧は、地域の小学生と「北野凧の会」の共同制作だそうで、それぞれの凧に子供たちが思い思いの願いを込めた図案を描き、それを大きな角凧に仕上げました。

ほ~ら、こちらも揚がって行きますね~。

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風もちょうど良く、大凧は気持ちよさそうに大空に高く揚がっています。

でも、油断は禁物! どんなに大空高く揚がっている凧でも、一瞬でバランスを崩して落下することがあるのです。
対処が早いと、また空を目指して揚がっていきますが、きりもみのパニック状態になったら もう落ちるだけ (>_<)
何やら、人生模様にも似ているみたい。。。やはり、凧も人生も不断の維持努力が肝要、ということのようです。
(上の画像の、左上の赤い凧は、主人宅の子供たちが揚げていたものです - 笑)

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で。
こちらは、今回主人が一番のお気に入りの凧!
だるまをかたどった、江戸凧です。
よっぽどバランスがいいのでしょう、尾を付けなくてもびゅんびゅん揚がっていきました。
さらに「うなり」が付けられていて、ぶーんぶーんと風を切る音が、なんともいなせ!
いやあ、いいものを拝見いたしました。

今年は、この凧のように安定して少しずつでも揚がっていきたいと願う、主人であります。

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2007年1月 4日 (木)

伊勢神宮 内宮 初詣

伊勢屋主人です。

お正月三が日も過ぎましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
主人は、年末から年始にかけていつになくフットワークの軽い日々を過ごしております(笑)
まず、大晦日に伊勢神宮 外宮に大晦日参りに行きました。
そして、元旦は初日の出を久しぶりに拝みました。
さらに、正月三日の昨日は、伊勢神宮 内宮に初詣に行ってきました。
我ながら、なんて活動的なんだろう! (@_@)

実は、この数年初詣は行きませんでした。なにより混雑と渋滞が嫌いなために、この時期に伊勢に近づくのを避けていたのです (^^;;
でも、今年は家族が「行こう、行こう!」と誘ってくれたのと、「ブログネタになるなあ - 笑」との下心で、重い腰を上げたのです。
結果としては、やっぱり大変でした、この時期の有名神社仏閣に行くのは。。。

まずは、伊勢神宮 内宮に行くまでが、やっぱり大変!
普段は20分くらいで着くところが、1時間かかりました。
途中、渋滞で暇なものだから、並んでいる車のナンバープレートを確認 (^^)  意外に「三重ナンバー」が多いぞ。一番遠かったのは、「土浦ナンバー」でした。
今年の伊勢神宮 初詣の人出は、どうだったのでしょう。渋滞の中にいる分には、「やたら人が来ているなあ」と思うのですが。。。
正月の人出が、伊勢市にとっては重大事なのです。
お店や宿屋さんは売上げに、市は税収にこの人出の多寡がストレートに響いてくるのですから。
伊勢市民の誰もが、正月の天気に そして初詣客数に関心を寄せているのです。

さて、話題を戻して、と。
なんとか駐車場に入り、門前町(おはらい町といいます)を抜けていきます。ここも、まるでラッシュアワーのような人混みです。

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しかし正月に訪れると、あらためて 「おかげ横丁」を中心としたおはらい町というこの門前町の集客力の凄さには、驚いてしまいます。
さらに驚くのは、普段はこれほどではないにしろ、この門前町に人通りが絶えるということがないのです。
これには、「うむむ」とうなるほかはありません。

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やっと混みに混んだおはらい町を抜けて、伊勢神宮 内宮に到着しました。でも、ここは本当の入り口、神域に入る宇治橋のたもとです。
正確な距離はわかりませんが、普段はここから正殿まで15分くらいなので、およそ片道2キロほどなのでしょうか。この2キロが、本当に大変でした (-_-;;

宇治橋を渡ってしばらくは、楽でした。参道の幅も広いので、まあ普通に歩けました。しかし、正殿近くになると、もう大渋滞! ストップ アンド ゴーの繰り返し。
さらに、正殿に至る石段前は、こんな状態。もうひとの頭しか見えない (>_<)

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ここで、主人が身を以って会得しました「伊勢神宮 内宮初詣の術」を伝授いたしましょう (^^)

信仰心篤く、きちんと初詣をしたい方は、参拝の列の出来るだけ中央部にいましょう。
そうすれば、黙っていても自然と正殿の正面で参拝ができます。ただし、参拝を済ませるためには1時間半か2時間くらいの時間の余裕が必要です。

出来るだけ手っ取り早く参拝をしたい、かたちにはあまりこだわらないという方は、最初から最後まで右の端を歩いてください。
正殿前の石段は、ロープと警備員によって中央と左右に区切られていて、中央と左は停滞しているのですが、右は流れが早いのです。こちらの列ですと、正殿の裏を回って帰るので、流れが渋滞しないためです。
でも、こちらだと正殿の脇から参拝するかたちになり、やや有難みが薄いのも事実です。
そういう欠点はあるものの、もう一つ、右の列がお奨めな理由は、正殿の裏手をぐるっと回り、あまり見ることのない角度から正殿を見ることが出来るからです。
左の列は、参拝が終わった方とこれから参拝する方の列が交差するので、こちらも流れが悪いです。
しかも、こちらも脇から参拝するかたちになりますので、時間がかかる上に有難みが薄いという、あまりお奨めできないコースです。

こちらが、正殿裏手からの眺めです。ね、なかなかいい眺めでしょ?

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そして、こちらが次のご遷宮で新しい正殿が建てられる予定の場所です。
中央の小さな小屋は、心御柱(しんのみはしら)と呼ばれる 要は正殿の大黒柱が建てられる場所を、雨露から守っているものです。

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次のご遷宮まであと6年、今年も第二次お木曳きがあり、徐々に伊勢は遷宮に向けての機運が高まっていきます。

まあ、こうして何とか初詣は無事に済みました。
一度ははぐれた子どもたちも無事に落ち合えましたし、靴がひどく蹴られたり踏まれたりしてどろどろになった以外は、特に問題もなかったし(何か問題があったら、悲しい初詣になってしまいますし、一年のけちがついてしまいます)、まあよかった、よかった。

帰りも、また人並みでごったがえす門前町を通って車のところへ。
伊勢を語るときに、この店を抜きには語れない、伊勢名物 「赤福」本店前も通りました。
こちらもこのようにごった返していて、買うひとも売るひとも、双方ぴりぴりとしていて妙にテンション高かったです(笑)

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こうして、久しぶりに両宮参拝を終えたいま、今年は何かいい年になるのかな、というひそかな期待があります (^^)
だってねえ、外宮と内宮 両方にお参りしたのなんて、久しぶりなんですから。
しかも、初日の出まで拝んじゃったしね!

これで、今年の福運は決まりだい!!

あ、ご希望の方はどうぞ言ってください。伊勢之国より、福をおすそ分けいたしますので(爆!)

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2007年1月 2日 (火)

外宮さん 大晦日参り

伊勢屋主人です。

少し順序が前後してしまいますが、大晦日に伊勢神宮の外宮さんに夜参りに行ってまいりました。
本当は、元日に行きたいのですが、渋滞はするし参拝にも時間がかかるしと、面倒くさいことが嫌いな主人にとっては苦手なことが多いので。
それに、本来ならば外宮さんから内宮さんへと「両参り」するのが筋、というものなのですけれど、これも外宮さんのみならばスムースに終わるのですが、ここに内宮さんをもとなると、年越し参りでなくてもある程度の混雑を覚悟しなければならず、そんな覚悟も出来ない(笑)ので、片参りで勘弁願うこととしました。

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大晦日から元旦の朝にかけて、伊勢神宮(外宮・内宮ともに)では、参拝客に暖を取ってもらうために、このような大かがり火を焚きます。これは、直径30cm、高さ1m弱の杉やクスノキといった材木を円形に並べ、その間によく乾いた杉葉を入れてかがり火する、かなり大掛かりなものです。
着火は夜の6時くらいだそうですが、主人が参拝した9時頃には火の勢いも盛んになっていて、かがり火の正面を向いているのは、熱くてきびしいくらいの様子になっています。

ここで、かがり火に向けてみなさんが何かを差し出しているのが、この画像でわかるでしょうか?
これ、お餅を焼いているのです (^^)
毎年12月25日に、外宮さんでは餅つきを行います。そして、大晦日にお参りに来られる方に、ついたお餅をくださるのだそうです(私には、なぜかいただけませんでしたが - 悲)。
そして、このかがり火でそのお餅を焼いて食べる、というのが地元の伊勢っ子の大晦日の慣わしなのです。

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このお餅を焼く道具、基本形は長い棒のさきに網を取り付けたものですが、中には餅がこぼれ落ちないように 上下からぱたんと押さえるようになっているものもあります。
これ、どうやら伊勢市内の金物屋さんなどで売っているようです。需要には、ちゃんと供給があるのですね(笑)
もちろん、お手製の道具の方もいらっしゃいました。長い竹の先におたまをくくりつけただけ、というシンプルな構造のものが、主人は気に入りましたけど (^o^)

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参道のあちこちにある、このような小さめのかがり火でも、やはり展開されている「餅焼き大会」!
大かがり火では火の勢いがきついですが、こちらならお子様の安心して餅焼きを楽しめます。
この輪の中には、しっかりお醤油と小皿を持参している方もいらっしゃいました!

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こちらは、夜の外宮正殿です。
既に書きましたが、主人がお参りしたのは夜の9時頃なのですが、すでにこれくらいの人出がありました。初詣本番の11時から年明けの頃は、身動きできなくなるのでしょうね。
そういえば、NHKの「ゆく年くる年」のくる年側で、外宮さんの初詣を中継していましたが、やっぱり大変な人出でしたよ。
ところで、参拝客のみなさんは、年が変わるまで正殿の前でずーっと待っているのですね。まあ、初詣をしたいということですから、それも当然なのですが、そんな真面目な初詣をしたことのない主人は、「ああ、そうなのね」と思いました (^^;

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大晦日の午前中に主人が訪れた際にはビニールをかけられていたお木曳き車も、いまはその堂々とした姿を見せています。今年も、第二次お木曳きがありますので、伊勢の町はまた木遣唄やお木曳車の練り歩きで賑わうことでしょう。

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JR伊勢市駅前では、そのお木曳きの時に唄われる木遣唄を披露中です。
天照大神や素戔嗚尊(すさのおのみこと)を描いた絵の前で、良くとおる声で伝統の木遣唄を次々に聞かせてくれるので、こういうのが大好きな私はしばし聞き入っておりました。

なんとも風情のあるその唄声は、新年近しの感をひしひしと感じさせてくれましたよ。
いやいや、なかなか粋なことを伊勢っ子もやってくれますね (^^)
そんなこんなで、楽しい大晦日のお参りでした。

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2006年12月31日 (日)

伊勢の大晦日 点景

伊勢屋主人です。

ついに大晦日がまいりました。なんとなく、気が急きますねえ。なんか仕残したこと、なかったか。。。
あった、あった。しかもたくさん (>_<)
まず、「伊勢屋主人日記」の更新、今年一年のお礼のメルマガ発信、クルマの掃除 etc.etc.、、、orz...
まずは、今年最後の「電網伊勢屋主人日記」から参りましょうか(笑)

ちょっと用があって、午前中に伊勢市内に行ってきた私です。
そのついでと言っちゃあ不謹慎かもしれませんが、伊勢神宮の外宮さんにお参りしてまいりました。

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外宮さんは、もうすっかり新年を迎える準備が整っている様子でしたよ。
参道の正面には、このようにお木曳きに参加した伊勢市内の各町ののぼりが、へんぽんと翻っていました。
こののぼり、なかなか勇壮でいいものです。

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正面のお手洗場(ちょうずば)の前には、こんなに大きなかがり火の用意がされています。大晦日の夜から元日の朝まで、ここでかがり火が焚かれます。
地元のひとは、この火で餅を焼いたり、サツマイモを焼いたりするそうです。
サツマイモ、どうやって焼くのかと聞いたら、わざわざそのために長めの枝が用意されていて、それを使ってイモを転がして火のそばに置き、さらに回収するとのことでした。
手回しがいいんですねえ (^o^)

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こちらは、神宮境内。
既に、お神酒をふるまう仮設小屋や、お参りに来られた方々を一方通行に誘導する仮設通路なども、準備万端でした。
ここも、今晩の8時頃からは、お参りの方々でごった返すんでしょうね。
そう言えば、NHKも中継車がスタンバイしていました。

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はい、外宮さん正面です。
ちゃんと、私も一年の感謝の気持ちをこめて、参拝しましたよ。

でも、ホント参拝に来られている方が多いのには、びっくりしました。
大晦日の午前中なんて、みなさん忙しくて誰もいないのでは、と思っていたのに、すっかり予想が外れました。。。

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JR伊勢市駅から外宮さんに続く参道には、このようにお木曳き車を設置する準備が行われていました。
遠来の方にお木曳きの様子を偲んでもらおうという、伊勢っ子の心意気なのでしょう。
「おーい、ここどうしたらいいんだ? わからないぞぉー!」という声には、思わず噴き出しそうになりましたけど。

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このように、参道沿いのお店も、門松が賑々しく飾られ、すっかり迎春の雰囲気です。
これから15日ころまで、伊勢は全国から神宮に参拝に来られる方々で、大いに賑わうのです。

さて、一年間 この「電網伊勢屋主人日記」と「e-伊勢屋」にご愛顧いただきまして、誠にありがとうございました。
あと数時間で新しい年を迎えますが、「電網伊勢屋主人日記」ではまた新たな気持ちで、三重のさまざまな話題をお伝えしてまいります。
また、「e-伊勢屋」では皆様に豊かな時間をお届けできる三重県の物産を、吟味してご紹介いたしてまいります。

どうぞ、来年も本年に変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

伊勢屋主人 拝

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2006年12月27日 (水)

イルミネーション見物 (^^)

伊勢屋主人です。

クリスマスも無事に終わり、今年も残すところあと4日間。本当に、なにやらせわしなくなってきたように思う、今日この頃であります。
そんな中、今日は今年初めてのイルミネーション見物に行ってまいりました。
三重の県庁所在地である、津市に「三重県総合文化センター」という施設があり、ここのイルミネーションがキレイだとのことで、見てまいりましたよ (^^)

この「総合文化センター」は、コンサートホールや生涯学習センターなどを持つ、文化施設です。
ですので、イルミネーションもクリスマスとかではなく、ちゃんとテーマがあるのです。
今年のテーマは、「モーツァルト生誕250年記念」ということであります。

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ほら、ちゃんとモーツァルトの横顔が、イルミネーションになっているでしょう。ちょっと画像が小さくて、わかりづらいかもしれませんけど(汗)

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こちらは、チェロかバイオリンかは定かではありませんが、弦楽器がイルミネーションで作られています。

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クリスマスも過ぎたので、あまりひとはいないだろうと思っていたのですが、それでもこれだけの方々が集まっていました。
カップルでの記念撮影や携帯電話での撮影とかで、にぎやかでしたよ。都会のそれのように、大規模でも華やかでもありませんが、手作り感あるほのぼのとしたこのイルミネーションは、なかなか楽しいものでした。

こちらのイルミネーションは、明日までだそうです。
こういう催しがひとつひとつ終わっていくと、本当に年が押し詰まってきたなあとひしひしと感じますね。
何となく、今年仕残したことがたくさんあるような、そんな気持ちが強くなってきた私であります (-_-;

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2006年12月26日 (火)

白砂青松

伊勢屋主人です。

実は、この土日の週末きこりがたたって、昨日はぐったりしておりました(汗)
当然、筋肉痛はありますし腰とかも痛むのですが、それよりなにより全身倦怠感のかたまりとなってしまっておりました。うむむ、もはや無理をしてはいけない、ということなのでしょうか。。。

そうはいっても仕事を持つ身、それらを放り投げて休むわけにもいかず。午後は打合せのために、鈴鹿市内の千代崎を訪ねておりました。

実は、千代崎の海岸はきれいだよというお話は、以前より人伝てに聞いておりましたが、昨日まで訪れる機会もありませんでした。
打合せのあと海岸に佇んでみると、私の予想をはるかに超えた、美しい海岸の風景がそこにはありました。

海岸に沿って立つ、太い松。そして、白い砂浜。まさに、白砂青松という言葉そのものです。
~ 松原とおく 来ゆるところ 白帆のかげはうかぶ ~♪
文部省唱歌の「海」を、思い出していました。

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少し横道にそれますが、最近の小学校では文部省唱歌を教えないようですね。
文部省唱歌の歌詞には文語体が多いので、子どもたちがわからないだろうからということで、教えなくなったようです。
ちょっと、これってヘンじゃあないの、と思う私であります。正しくきれいな日本語、そしてきれいなメロディーを教えないで、何の国語や音楽なのでしょう。
文語体がわからないのなら、一行ずつ意味を教えてあげればいいじゃないですか。
その努力をしてでも、子どもたちに唄ってもらう価値と魅力、品格をこれらの唱歌は持っていると思うのです。
長年歌い継がれてきたこれらの唱歌を教えることは、国語、音楽、歴史の勉強にもなり、昔はこういう風景や人情もあったんだ、と子どもたちの情操教育にもよい効果があると思うのですが。。。
文語体は今は使わないから、そんなことまでする意味がない、というのでしょうか。ならば、なぜ古典は教科になっているのでしょう。一貫性がありませんね。
私は、時々子どもたちが使っている教科書を見ます。そして、そのたびに「これでいいのか?」と疑問が湧き上がってしまいます。
子どもたちの勉強の負担を軽くしよう、などという論もありますが、ン十年前に小学校や中学校を経験した身としては、今の学校教育は子どもたちの負担を軽くしすぎていて、それが後々の禍根を生むように思えてなりません。。。

もとい、で。
ここ千代崎の浜辺が白く見えるのは、たくさんの貝殻が転がっているからです。あまり確かではありませんが、アサリなどよりはアカガイの仲間が多いようです。
こういった貝類も、浜辺毎に生息種が違うようで、もっと南の伊勢ですとアカガイは少なく、バカガイ(いわゆるアオヤギ)がほとんどになります。
アサリがたっぷりいるところもあるのだそうですが、まだ私はそういうオイシイ浜辺に出会ったことがありません。

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もうひとつ、ここ千代崎の特徴は「ゴミが少ないこと」なんです。
漁港の入り口には、こんな立派な突堤もあるのです。こんないかにも堤防釣りに最適なこの突堤には、釣り人が捨てていった釣り道具のゴミやら吸殻などが置き去りにされていることが多いのですが、ここにはそんなものは皆無!
それは浜辺も同じことで、あちこちの浜辺でみかけるペットボトルやもろもろのゴミがまったく目に付かず、実に気持ちの良い場所でしたよ。

Chiyo03

これは、おそらく地元の方々が丁寧に掃除をされているのではないでしょうか。いまどき、千代崎を訪れるひとだけがゴミを捨てない、などということはないでしょうし、よしんばそうであったとしても、漂着するゴミ類もあるはず。
それが目に付かない、というのは、よっぽど頻繁に見回ってゴミを集めておられるのではないでしょうか。そのようなことは、地元の方の熱意なしには出来ないことでしょう。
このような、大事にされている浜辺は、いつまでもこのままの姿でいて欲しいものです。

Chiyo04

昨日は風もなく、ぽかぽかと暖かい日和でした。
カレンダーを見ていなければ、3月頃の早春の海と言っても頷けるほど穏やかな昨日の海。
これからが冬本番ということが、疑いたくなるほどでした。

春に、もう一度訪れてみたい千代崎の海です。

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2006年12月19日 (火)

二見夫婦岩 大注連縄張神事

伊勢屋主人です。

ちょっと遅くなりましたが、17日の日曜日は、伊勢市二見町の有名な夫婦岩の注連縄(しめなわ)の張替えを行う大注連縄張神事が行われました。私も、その様子を見てまいりましたので、様子をお知らせしますね。

当日は、朝方は雨が残り、風も強く寒い一日でした。
朝10時からの神事開始ということで、9時40分頃には二見町の二見興玉神社に到着していた私です。まだちょっと早いかな、と思っていたのですが。。。
と、もう境内は鈴なりのひと、ひと、ひと。すごい人出です。

でも、行き交う人の中には「なんで、今日はこんなにたくさん人がいるの?」とのんきに話す方もいて(^o^)
まあ、なんとか場所を見つけて、そこそこの撮影ポイントを確保しました。
さあ、それからが長い! さすがに、伊勢時間!(って言うんです、ここらでは - 笑)
10時開始の予定が、何のアナウンスもなく延々と遅れ、神事が始まったのは10時半でした。
たった30分、そんなもの気にしないというようにならなくては、伊勢のスローライフに馴染めないのか。。。

夫婦岩の大注連縄張神事は、5月・9月・12月の年3回行われます。わりと頻繁に行うものなのですね。
やはり、波に叩かれて注連縄が長くは保たないのでしょうか?

0612futamisime01

さて、何の前触れもなく、私の目の前に木遣を唄う若い衆が4人並びました。
彼らのハッピの彩りが綺麗で、つい見入ってしまいました (^^;
背中には「江若」とありますので、この二見町の近在の若者のようです。
彼らが伊勢独特の木遣唄を唄う中、夫婦岩にひとが登りはじめました。
慣れた雰囲気で、するすると登っていきます。

0612futamisime02

で、まず一本目の注連縄をかけ始めます。
この注連縄は参道にずらりと並んだ見物人の手で、順繰りに送られて運ばれたものです。
たぶん、これを送ると1年間いいことがあるのでしょうね。
残念ながら、私は撮影に忙しくて、注連縄に触ることが出来ませんでした。
ということは、福を失ったか???

0612futamisime03

いやいや、手際のよいもので、注連縄はどんどん張られていきます。
全部で5本の注連縄をかけるとのことで、てきぱきと作業は行われていきます。
それにつれて、木遣連もがんばって声を張り上げます。
風にたなびく幣(しで)も威勢の良い、木遣連です。

0612futamisime04_1

こちらは、参道の様子を少し上から撮影したものです。
参道に並んだ人々が、注連縄を送る様子、おわかりになるでしょうか。
でも、よくこれだけの人々が集まりますよね。やはり神事って、見たくなるものなのですね。

0612futamisime05

途中から木遣連も交代です。こちらも、透る良い声で木遣を聞かせてくれています。
この幣の流れる様からも、当日の風の強さがおわかりになるでしょう。すっかり体を冷え切らせて帰ってきた、私でした。。。

こうして、大注連縄張神事は無事に終わりました。
これが終わると、かなり年末も近くなった気がします。
二見興玉神社も、春を迎える準備が7割くらい整った感じでしょうか。

もう、明日で師走も20日。そろそろ「もう幾つ寝ると、お正月」という感じになってまいりました。
まだまだ、年賀状も書いていない私は、例年の如くに春を迎える準備が遅れています(汗)
さっさと、済ませなくちゃね!

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2006年12月13日 (水)

冬の点景

伊勢屋主人です。

もう、めっきり冬めいてまりました。
おかげで、朝なかなか布団から出られなくなってしまいました (^^;
さらに、この週末からは、冷え込みがいっそう厳しくなるとのこと。
いよいよ、冬本番というところでしょう。

この時期、私の家の周りを歩くと、どこのお宅でも冬支度に追われている様子です。
もともと、農業をなさっている方々が多い土地柄ですから、ちょっと懐かしい感じの日本の農村風景をあちこちで見ることができます。

06radish

わあ、このお宅では、ずいぶんとたくさんの沢庵漬けを作られるのですね。ずらりと並んだ、白い大根がなんともいえず壮観です。
さらにその奥には、お風呂の焚きつけ用でしょうか、薪が縛って置いてあります。
少し前まで、日本のどこでも見ることの出来た、ちょっと懐かしい農村風景ですね。

このような風景、最近では「おお、珍しい」と思うことが多くなってきています。日本からだんだん消えつつある風景の一つなのでしょう。それも、なにやら悲しいことです。

まだ残されているこんな季節の点景が見たくて、少しでも時間があればカメラ片手に歩いている伊勢屋主人なのであります (^^)

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2006年12月11日 (月)

初冬の里山

伊勢屋主人です。

先週は、なんとなくぐずついた天気の日が多かった、三重県でした。
この週末も、土曜日は一日雨で、こりゃあ週末はずーっと雨かと、憂鬱になっていたのですが、昨日は思わぬ快晴! 
いやあ、久しぶりに気持ちの良い晴天の一日となりました。
このお天気の中、私たち一家は近くの里山まで散歩に行くことにいたしました。

私の家から10分ほど歩くと、小高い丘陵が連なっております。
斜面もそれほど急でなく、道もいちおう人が歩く道は明らかにわかる、でも木で階段などは作っていない適度に自然のままの感じの遊歩道になっています。

06121001

もう、12月も中旬に入り、里山の紅葉もそろそろお終いに近い頃です。
これはコナラですが、色づいた葉がもうすぐはらはらと散り始めそうな感じでした。
しかし、こうして抜けるような青空に透かしてみる葉っぱのなんて綺麗なこと!

06121002

途中、「富士見が丘」と呼ばれる丘で、一休み。
富士見が丘は日本中どこにでもある名前でしょうが、ここの富士見が丘からも真冬の条件の良い時は、富士山を眺めることができるのだそうです。
昨日はさすがに富士山は見えませんでしたが、遠くまできれいに見渡すことができました。

画像中の、手前の濃い水色は伊勢湾の海です。そしてその向こうにうっすらと見える山は、知多半島でしょう。地図で調べたら、南知多町の内海という場所のようです。

このところの雨が、大気中の塵を全部落としてくれたのでしょうか、こんなにきれいに見渡せたのは、初めてでした。
これなら、確かに富士山も見えるかもしれません。期待、大です。

06121003

さらに、こんな雲も出ていました。ぽっかりと浮かんでいて、気持ちよさそう。
昨日までの雨が溜まった田んぼに、青空が映り込んで、それもきれいでした。

これから真冬にかけて、こんな良い天気が続きます。
しかし、まだ初冬ですからこんなに穏やかですが、真冬はものすごい勢いの風が吹く、このあたりです。
軽自動車は言うに及ばず、普通車で走っていても、もろに横に喰らうとぐらりと車体が揺れます。
温暖というイメージが強い三重県ですが、案外手強い一面もあるのです。

これから私たちも、本格的な冬支度に入ります。

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2006年11月 6日 (月)

二人目の冬の使者

伊勢屋主人です。

ここ一週間くらい、晴天が続いている三重県ですが、今日は朝から曇り勝ち。
ちょうど、このブログを書いているいま、大粒の雨が降ってきました。
強力な寒冷前線が通過するようなので、少し今晩は荒れるかもしれません。

明日くらいからは、ぐっと冷え込むのでしょうか。
まあ、そろそろそんな季節なので、当然なのでしょうけれど。

さて、先日越冬のために鴨が飛来した、というお話をいたしましたが、昨日は別の冬鳥を見かけました。
この小鳥、「ジョウビタキ」というのですが、ご存知でしょうか。

Jyobitaki

夏場は、モンゴルやサハリンあたりで過ごし、冬になると日本や中国南部、インドあたりまで渡っていくようです。
大きさは、すずめより一回りくらい大きいくらいですので、この小さな体で何千キロという旅をどういうふうにしてこなしてくるのかなあ、と思ってしまいます。
鴨と違って、水に浮くこともできないでしょうから、「疲れたら、海の上で一休み」というわけにもいかないでしょうし。夜もずっと海の上を飛んで、日本まで来るのでしょうか。

このグレーと黒の頭と背中に対して、橙色のお腹のコントラストが、とても目立ちます。
声も「ヒッ、ヒッ」という甲高い声で鳴くので、私の家の周囲では、わりと見かける機会が多い小鳥です。
人懐っこいのか、窓を開けても逃げていきませんし、カメラを向けても平気な様子。
カメラを向けられるのに、慣れているのでしょうか???

みなさんのお住まいの周囲では、どのような小鳥に出会えるのでしょうか。
少し気をつけて見ていると、なかなか楽しいものですよ。

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2006年11月 4日 (土)

冬の使者

伊勢屋主人です。

私の家の近所には、海も川も池もあります。水にはことかかない環境、というところでしょうか。
だからといって、いまのところは何のメリットもないのですが。。。
その川や池には、ぼちぼちとシベリアからカモたちが到着してきています。もう、冬の渡り鳥の季節なのですね。

池などで羽を休めているカモたちに気が付いたのは、1週間ほど前でした。これからは、続々と様々な種類の鳥たちが北から飛来してくるのでしょう。

06kamo01

この画像は、小さくてわからないと思いますが、ヒドリガモの群れです。オスの頭部が、夕焼けのように鮮やかな朱色であるのが、このカモの特徴です。

しかし、この小さな体でよく1000km以上も飛んでくることができますねえ。
途中には悪天候もあるだろうし、海の上で休むにしても海が時化ることもあるでしょうに。
そういった状況を乗り越えて、ここに着いたカモたちには、ゆっくりと休んでねと声をかけたくなってしまいます。

そういえば、10月初旬にはタカの仲間のサシバが、南に向けて旅立ったようです。
伊良湖岬や神島ではよく見ることができるそうです。
南に行く鳥があれば、北から来る鳥もあり、冬ももう間近ですね。

一日一日と寒くなってくるこの頃、暖かいお鍋がそろそろ恋しくなってきます。
実は、熊野の新兵衛蒲鉾店さんから揚げ蒲鉾を取り寄せて、おでんでも作ろうかと企んでいる、今日この頃です。

e-伊勢屋 新兵衛屋蒲鉾店は、こちらをご覧ください。

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2006年10月29日 (日)

秋の五ヶ所湾

伊勢屋主人です。

来週の水曜日には、11月になります。
もう、秋もたけなわ。日の暮れるのも、早くなりました。このごろは、5時半くらいには日没してしまうのですね。
夏場は、7時半近くまで明るかったことを思うと、いまさらながらに季節が進んだことを実感いたします。

Goka0601

昨日 私は、仕事で南伊勢町の五ヶ所まで行っておりました。
何回か、この日記にも書いたことですが、この五ヶ所湾は波が静かで透明度も高いので、私は大好きなのです。
ご覧ください。秋の真っ青な空の色を映して、きらきらと輝く波間がきれいです。
手前にあるのは、あおさの養殖筏。このあたりは、あおさの養殖が盛んなのです。

Goka0603

普通 海岸というと、ある程度の高さの波が寄せては返し、というイメージだと思います。
ですが、五ヶ所湾は複雑に入り組んだ湾の一番奥であるためか、この画像のように細かい波が、穏やかに寄せてきます。
その様子は、少し高い場所から見ていると、海というよりは箱庭の中に作った水溜りのようで可愛らしく、私は見飽きないのです。

Goka0602

あおさも、12月になれば収穫が始まるのでしょう。もうちょっと、成長の時間が必要なようです。
冬場のあおさの養殖筏は、びっちりと鮮やかな緑色になり、とても印象深い風景になります。

このあおさ、馴染みのない地域の方もいらっしゃると思いますが、磯の香りが強く、美味しい海草です。
私は、朝の味噌汁に入れて食べるのが、好みです。
あおさは、浜で天日干しされていますので、好きなだけちぎって、味噌汁に入れればすぐに戻り、豊かな香りを放ちます。

このあおさの他に、三重には伊勢名物のひじきなど特産品の海草もたくさんありますので、いずれe-伊勢屋のラインアップにも、そのいったものも加えていきたいと考えております。
その折には、よろしくお願いいたします。

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2006年10月24日 (火)

小俣町湯田のコスモス

伊勢屋主人です。

10月も下旬になって、秋も本格的になってきていますね。
木々の葉も徐々に色を変え始めましたし、里山の柿もたわわに実り、色づいています。

そんな秋真っ盛りの三重県では、いまコスモスが満開です。
私の感覚ですと、コスモスは10月初旬頃が満開の時期と思っているのですが、これは山梨や長野あたりのことなのでしょうね。こちらでは、時期が1~2週間くらい遅めのようです。

ま、いずれにしても、高く澄み渡った秋空の下でコスモスの花を眺めると、秋たけなわの感がいっそう深くなります。

06cos01_1

こちらは、伊勢市の小俣町湯田に広がるコスモス畑です。
面積にして、およそ畑が10枚ほどでしょうか。かなり広大な土地一面に、コスモスが植えられています。
実は、ここは春には同じようにポピーが一面の花をつけていました。
ポピーも壮観でしたが、このコスモスもなかなかの眺めです。

ここのお花畑は、その時々で咲く花が違うのです。
確か、4~5年前の春は、マリーゴールドであったように思うのですが。。。
ここ数年の記憶では、春はポピー、秋はコスモスというオーダーが定着しているようです。

ところで、私には、このお花畑に関して2つの疑問があります。
その1は、誰がこのお花畑を作っているのだろう、ということです。
商品として出荷するために栽培している、という雰囲気でもありませんし、自治体が管理しているという表示もありません。個人が、楽しみのために行っているというには、あまりにも規模が大きすぎます。
う~ん、わからない (ー.ー)

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その2は、春のポピーはどうなったのか、ということ。自然に枯れて、その後に昨年の種からコスモスが生えているのか。それとも、花が終わったポピーは刈り取られ、そのあとにコスモスの種がまかれたのか。
こちらも、よくわかりません。

これからは、花の終わる時期にもう少し注意して見ておくことにしましょう。でないと、気になって夜も眠れない(笑)

【小俣町湯田のコスモス畑】
伊勢市小俣町湯田付近 
益屋種次郎商店本店を目指して来られると、わかりやすいです。

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2006年9月25日 (月)

彼岸の花

伊勢屋主人です。

ずいぶんと秋めいてきましたね。昼間の陽射しはまだまだ強いですけれど、朝夕の冷え込み具合は半袖ではくしゃみが出てしまうほどになってきました。

春と同じように、秋にも季節を代表する花があります。秋の七草ももちろんですが、主人にとってのそれは、キンモクセイ、ハギ、そしてヒガンバナなのです。

毎年不思議に思うのですが、ヒガンバナってこの時期に正確に花をつけますよね。どうして、ここまできちんと計ったように、出てこられるのなのだろうか、と思います。いつも、気が付くと茎がしゅっしゅっと伸びて、あの鮮やかな赤色の、独得の造形の花をつけています。

06higan2

子供の頃は、主人はなんとなくこの花に禍々しさを感じていました。葉がないこと、花の姿かたちがあまりにも普通の花とかけ離れているといったところが、その理由だったように思います。さらに、大人から「この花は、家の中には飾ってはいけない」と聞かせれたのも、そんな印象を強めていたのでしょう。
「死人花(しびとばな)」という別名を聞いたのは、もっと大きくなってからのことでした。花のかたちが、死人の指のようとされたからだそうです。
しかも、この花の茎は、毒を持っています。毒の強さは主人にはよくわかりませんが、さらにさらに印象を悪くする要素ばかりです。

ヒガンバナは、主人がいま住んでいる地域では、田んぼの畦に群生しているのが多く見られます。
昔は、コメが不作の年には、ひとびとはこのヒガンバナの地下茎を掘り出して食べたのだそうです。有毒なのですが、毒は丹念に水に晒せば抜ける一方、澱粉は多量に含んでいるので、代用食として用いられたのでしょう。
いつ来るかわからない飢饉に備えて、毒のある植物を食べるために身近に植える。ちょっとすごみのある、お話しではありませんか。
さらに、毒のある物を食べることを可能にするために、どれだけの苦労を昔のひとはされたのでしょうか。そこまでしなければ、空腹を癒すことができない、追い詰められた状況にあったのでしょうね。

そんな、ちょっと切ない歴史を持っているこの花、主人にとっていまだに少し気味が悪い印象があるものの、秋の訪れを告げる大事な花でもあるのです。

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2006年9月22日 (金)

すすき

伊勢屋主人です。

あと、1週間あまりで10月。あんなに暑かった夏の記憶も、少しづつ薄れつつあります。
ふと気づくと、虫の音も気持ち少なくなったような。それに、夜気も、かなり冷えるようになってきました。

今日、ふと通りかかった道端で見た、すすき。
もう、こんなに長く穂を出しているのです。

その穂が、お日様の光を浴びながら、風と戯れるたびにきらきらと、まばゆいばかりでした。

秋も、もう本番。気が早いようですが、そろそろ冬支度も始めなくては、と思った主人でした。

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2006年8月22日 (火)

夏のデコタン

伊勢屋主人です。

いやあ、驚きました! 今日の三重県は、夕方から猛烈な雷と叩きつけるような強い雨に見舞われました。こんな激しいのは、久しぶりです。
先日の台風7号でも少し雷はなったのですが、今日の比ではありませんでした。ピカッと稲妻が光ると同時に、バリバリバリッ!という音がして、ドドーンと地響きがするのですから。どこか、近くに雷が落っこちたのでしょうね。
大阪では、1時間に100mm以上の雨が降ったそうですが、ここ三重はどうだったのでしょうか???

本題です(笑)。
日曜日に、南伊勢町に剣祖祭を見に行ったことはすでにお知らせいたしました。で、剣祖祭を見たその足で、近くの溝口さんの農場(=土実樹)をかいまみてまいりました。
おりあしく、溝口さんにお会いすることは出来なかったのですが、ハウスの中を勝手に拝見しました(^^:

5月に花をつけていたデコタンが、いまは直径7cmくらいの大きさの実をつけていました。この時期ですとまだ緑色で、皮も硬そうですね。デコタンの特徴である、でべそのようなへたのでっぱりも、まだありません。

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これが、10月に入ると少しずつ黄色を増してきて、年末頃には直径12cmくらいの大きさの、オレンジ色も鮮やかな甘いデコタンになります。
このまま成長するがままに放っておくと、大きくなった実の重みで枝がしなってしまいますので、もうそろそろ実の一つ一つを紐で吊るという独得の光景が見られるようになります。

ほぼ一年という時間をかけて、じっくりと育てられる 土実樹の果実たち。溝口さんが注いでいる努力と愛情を少し知っている主人からは、彼らが幸せな果実のように思えてなりません。

今シーズンも、土実樹の実りが楽しみです。

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2006年8月 5日 (土)

すくすく

伊勢屋主人です。

いやいや、お暑うございます。7月は日照不足と言われましたが、8月は酷暑になりそうですね。
中部地方の今日の最高気温予想は、35度ということで、ほとんど微熱モードですね(-_-;;
暑さに弱い主人は、この時期は気息奄々の状態で過ごしています。

でも、こんな暑さにめげることもなく、いや暑いからなのか、田んぼのイネはすくすくと育っております。
2週間くらい前に花をつけたなぁと思ったら、もう穂が実り始めております。
画像は今朝撮影したもので、穂や葉の上に朝露がきらりと乗っていて、とても綺麗でした。残念なことに、このサイズでは小さくてその様子がお伝えできません。。。

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この、穂が実る様子を見ていると、やはり米作は効率の良い生産品なのだなあと思います。
虫害や病気を防ぐために消毒したり、水の管理に気を配ったりと手がかかり、また台風や冷害といった気象によるリスクがあるのにもかかわらず、古来より主食の座を守り続けているのには、味もさることながら効率の良さから残った部分もあるのではないでしょうか。

ま、そんな小難しいことは別にして、今年の新米が今から楽しみな主人であります。

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2006年8月 2日 (水)

外宮さん ゆかたで千人お参り

伊勢屋主人です。

昨日の主人日記で、朔日参りとして伊勢神宮の外宮さんにお参りしたことをお話しました。
これは、早朝にお参りしたのですが、実は夕方も外宮さんに行ってきました。なんと、朝晩二回 外宮さんにお参りするのは、さすがに主人にとってもこれは初めての経験でした(^^)

というのは、毎年八月一日は「外宮さん ゆかたで千人お参り」というイベントが開催されているのです。
今まで主人は都合がつかずに、見に行ったことがなかったので、今回は参加してきたというわけです。

夏の夕方は、午後6時でもまだ明るいです。外宮さんに着いてみると、主人の予想以上に多くの方々が来ていました。当然ながら、浴衣姿の方が多いです。ほんとうに、千人いるかもしれない。。。
主人は、Tシャツにジーンズでうろうろとしておりましたので、無粋なことこの上ない状態でした。まあ、カメラを持って取材をしておりましたので、浴衣ではちと というのを言い訳に (^^;;

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さて、手水場で手を清めて参道に入ると、このように参道沿いに雪洞(ぼんぼり)がずらーっと並べられていました。
内宮さんほどではありませんが、外宮さんも参道はうっそうとした森を貫いて通りますので、雪洞があると暗くなり始めた中を歩くのに足元が見えて安心なのと、このほのかな灯りがなんとも粋な雰囲気です。
伊勢神宮というと、日本の中でも最も日本的な場所ですが、それにふさわしい なんともこころにくい演出でした。

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正殿前にも、色鮮やかなものや小粋な模様など、思い思いの浴衣姿の方々が語らっておられます。
やはり、ちょっと年配の方の着こなしは、慣れが感じられて格好の良いものです。
それと、伊勢っ子なら顔見知りも多いでしょうから、自然とこのように話に花が咲くグループも出るのでしょう。他所から来た主人には、ちょびっとうらやましい光景であります。

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思ってみれば、この千人参りにせよお木曳きにせよ、伊勢という土地の文化の結晶化したものです。
ごくクールに言ってしまえば、この行事も浴衣を来て夜に神社にお参りに行くだけのもので、体験していない方からすれば「何が面白いの?」と言われてしまいそうです。
しかしながら、涼しくなり始めた夏の宵にぱりっとした浴衣を身にまとい、神域をそぞろ歩くというのは、日本人の記憶のなにものかに共鳴する感があり、なんとも風情のある行事です。
「雰囲気を楽しむ」というのは、日本文化の一つの形ではないか と思うのです。形のないものを心象でとらえ、そこに意味を見つけ心を傾ける。そして、それを楽しむために「形(かた)」をもってする。
この千人お参りも、そのような日本文化の形を継承しているように、主人には思います。また、さらにこのスローさ加減が、いかにも伊勢らしいものであります。

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参拝を終え外宮さんを出ると、正面の広場では屋台に踊りと、賑やかな雰囲気になっております。
主人も、ちょいと屋台をのぞきながら、一回り。と、少ないながらも何人かの知り合いに肩を叩かれて、挨拶を交わしたりして。
少~しずつ、この土地に馴染みつつあるなあ、とひそかに思った主人でありました。

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2006年8月 1日 (火)

朔日(ついたち)参り

伊勢屋主人です。

今日から八月ですね。今日から暑いぞー、と覚悟を決めている主人であります(汗)
でも、本日の三重県は予想に反して、とても過ごしやすい一日となりました。むしろ、明け方は少し肌寒いくらい。
夏だからと言って窓を全開にして寝た暑がりの主人は、あまりの涼しさに5時前に目覚めてしまいました。。。

せっかく早起きしたのだから、と思いたって、朔日(ついたち)参りに行くことにしました。
伊勢では、毎月一日に伊勢神宮にお参りする慣わしがあり、これを朔日参りと読んでいます。
有名な赤福さんの「朔日餅」は、この慣わしから着想を得たものなのでしょうね。

実は、主人にとっても、こんな朝早くお参りするのは、初めての経験です。
そこで、外宮にお参りすることにしました。
ご存知の通り、伊勢神宮は内宮と外宮とに分かれていています。因みに、内宮のご祭神は天照大御神、外宮は豊受大御神です。

内宮さんは、有名なおはらい町がありますので、いつ行っても賑やかです。
でも、今朝の主人はゆっくりと静かにお参りをしたい気分でしたので 外宮さんへ、としたわけです。

Tuitati1

参ってみると、外宮さんには申し訳ありませんが、期待通りの静けさでした (^^::
こちらは、神楽殿前です。日中ならば、かなりの観光客の方々が歩いているのですが、朝の6時はこのように静かで、人がほんとうにまばらでしょう。
この中で、落ち葉を集めている方、参道に水をまいている方など、神宮の関係者の方々が参拝客を迎える準備を、しずしずと行っている姿が、印象的でした。

Tuitati2

こちらは、拝殿前です。
普段なら、こんな写真は撮れっこありません。次から次へと参拝客が通るので、無理やり通行止めにでもしない限り、このような風景にはお目にかかれません。しかし、早朝なら静けさをたっぷりと味わいながら、お参りができました。
なぜか、気持ちがきりっとした、今日の朔日参りでした。

こんな伊勢神宮へのお参りの仕方も、お薦めです。
機会がありましたら、どうぞ一度お試しくださいね。

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2006年7月29日 (土)

大淀祇園祭

伊勢屋主人です。

久しぶりの更新です(^^;; 大汗です。。。
ちょっとこのところ、事情がありまして。。。 ええ。。。ブログの更新まで手が回りませんでした。
申し訳ありませんでした m(_ _)m
ただ、この状態も来週の月曜日が過ぎれば何とかなりますので、また来月は更新を頑張りたいと思います! ええ、思います! 思っています! そうなんです。。。 でも、実際はどうなるか???

さて、本日は県内の明和町に行ってきました (って、地元なんですけど - 笑)
伊勢湾に面した明和町内の大淀地区(おいず と読みます)では、本日と明日に「大淀祇園祭」が催されます。
このお祭は、今から250年ほど前の江戸時代中期から続いている祭で、今日が宵宮、明日が祭の当日になります。明日は山車が4台、さらにお神輿も出て賑わうようですが、今日は山車が1台出て、夜には花火の打ち上げがあります。
実は、こうしてブログを書いている今でも、遠くから花火の音が聞こえてきます。嗚呼、夏 本番!

さて、大淀祇園祭の山車はどうやら天狗さんが先導するようです。全ての山車がそうなのかは、今日を見た限りでは定かではありません(^^;;
主人が到着したとき、この先導役の天狗さんが行方不明になっていたようで、「おーい、天狗さんはどこだぁ?」「山車が進まないぞぉ!」と小さな騒ぎが起こっておりました(笑)

Gion1

そうこうするうちに、天狗さんが悠然とご登場。お二人連れでした。
なかなか味のある、お面ですねえ。
変わっているのは、頭の上です。なぜか、鶏とおぼしき鳥の彫物が載っています。

Gion2

天狗さんに続くのが、この大きな傘です。たくさんの折鶴が下げられています。
これも、独得ですねえ。
でも、実はですが、この傘ともに大きな鈴が付けられた灯篭も山車の先導をするらしいのですが、どちらが先に立つのか順番がわからなくなっていたようで、急遽お年寄りを呼んで確認をしたりしている場面がありました。
うむうむ、祭に参加される方も忙しいのでしょうから、予行演習などなしのぶっつけ本番なのでしょう。大変ですね。

Gion3

最後に、山車が大勢の若い衆に曳かれて登場です。さすがに漁師町だけあって、気合の入った山車の曳き方を見せてくれます(実は、巻き込まれそうになって、少し怖かった。。。)
山車も立派なものです。かつての漁が盛んだったころは、この地域は裕福だったのでしょうね。

大淀地区は、一歩路地に入ると昔ながらの家並みですので、道も狭く家と家の軒も接しているのです。
その中をこんな大きな山車が練り歩くのですから、コントロールは難しい!
山車の四隅にはそれぞれ人が張り付いて屋根にぶつからないか、電線にひっかからないかを見ています。

でも、やっちゃいました! 主人が見ている前で、屋根が電線に引っかかってしまい、横にずれてしまったのです(@_@)
幸い、屋根は横にずれたもののなんとか持ちこたえ、てきぱきとした復旧活動でなんとか練り歩きは続行されました(よかった よかった)。
明日は、山車を船に乗せての海上渡御の儀式などがあるようですので、来年はそちらをしっかり見たいと思う主人であります。

明和町観光協会のホームページには、昨年の様子を撮影した動画がアップされています。
ご興味のある方は、こちらからご覧になってください。

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2006年7月13日 (木)

感動!

伊勢屋主人です。

今日の三重県はむちゃくちゃ暑くて。。。
元来暑さに弱い主人は、もうそれだけでヘトヘト状態でございます (-_-;
今年の夏は酷暑ではないか、と今からおののいておりますぅ。

でも、一方ではいいことも!

Sunset

今日の夕焼けです。
こういうのって、まったく説明が要らないと思います。
自然の大胆な構図と配色に、圧倒され感動した主人でした。

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2006年6月20日 (火)

伊勢神宮内宮前 おかげ横丁 『夏まちまつり』

伊勢屋主人です。
三重県は、昨日より蒸し暑くなっております。今日なぞは、30度を越したのではないでしょうか。
気分は、まったく夏です。
明日は夏至ですので、季節的には暑くなってもおかしくはないのですが、もうちょっと待ってよォ! と言いたくなってしまいます。ええ、主人は暑いのが苦手なのです(^^;

そんな季節柄、あちこちで夏の行事が行われています。
先週の17日より伊勢神宮内宮前のおかげ横丁でも、 ”なつまでまつな” というキャッチのもとに『夏まちまつり』というイベントが行われていたので、お祭好きな主人はさっそく行ってきました(ニコ)

おかげ横丁は、赤福餅で有名な(株)赤福が江戸から明治にかけての伊勢の姿を再現した町で、風情のある赤福本店と向かい合わせの位置にあります。
いまでは伊勢の観光名所としてすっかり定着し、一年中いつ訪れても人通りが絶えることがありません。
この集客力は、企画の勝利ですね。すばらしいこと、と思います。

Natumati1

おかげ横丁の入り口には、いつものぼりが立っていて、それだけでもお祭気分なのですが、この日は太鼓やらお囃子が風に乗って聞こえてきて、いやがうえにも気分を盛り上げてくれます。
この日のために、露天の屋台も30軒くらい集まったそうで、めだか売りや飴細工屋、似顔絵描き、はては鰻の串焼き+生ビールというものまで、陽気に商いをしておりました。

Natumati2

屋台も夏らしい気分でいいのですが、例えば風鈴売りなどの流しがあると、もっといい感じかなあ。
風鈴を差した天びんをかついで、横丁内を行商してくれたら、まるで江戸時代にタイムスリップしたような気分が味わえそうです。まあ、お客さんで混んでいるときは、じゃまにされそうですが。。。

この日のもう一つの呼び物は、「大道芸」の大集合です。おかげ横丁のみならず、周囲一体に大道芸人が出て、技と芸を見せてくれる、という大変面白い企画なのです。
主人は、「ガマの油売り」を楽しみにしていたのですが、タイミングが合わなかったのか、探し当てることができませんでした。。。

Natumati3

ぶらぶらとおかげ横丁の入り口に向かうと、そこでは女剣劇が始まるところ!
お定まりの、手下を連れたチンピラが道行く女性にからんで、逆にこてんぱんにやられてしまう、という筋書き(笑) 手前の、金ピカの「マツケンサンバ」風羽織を着ているのが、悪役さんです。
このお三人は、女剣劇というのですから女性なのでしょうが、達者なセリフやチャンバラの立ち回りが絶妙! まわりの見物人は、軽妙なかけ合いに爆笑の連続でした。

中でも、この金ピカ悪党が「オレは、この伊勢界隈じゃあちっとは名の知れた、赤福五郎だぁ!」と名乗ったのには、大爆笑! 
ヲイヲイ、赤福さんのお店の前で、そんなこと言っていいんかい ( ^∇^)

Natumati4

ご覧のように、おかげ横丁のあちこちには、いかにも夏らしいしつらいも用意され、いい雰囲気です。
このような季節感を大切にしたイベント、日本人の感性から季節が失われつつあるいま、貴重な存在と思います。
どうか、今後も続けていって欲しいものですね。

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2006年6月18日 (日)

伊勢神宮式年遷宮 お木曳き行事 - その七

伊勢屋主人です。

今回は、このお木曳き行事の中で出会った、ちょっといい表情をご紹介します。
まずは、宮川堤上で出会った、木遣連の青年です。
堤上でご用材を招く木遣を唄っていました。
いい場所で唄っている人は、やはり上手な人なのでしょうか。この人も、良い声でした。
金地に日の丸の扇子が、またいなせな感じ!

Topikiyariboy2

お木曳きには、ほんとうにいろいろな人たちが参加していました。
子供たちも、それぞれの持ち場で、がんばっている姿を多く見かけました。
この男の子は、ご用材を載せた木橇を曳くときの景気付けのほら貝を、元気良く吹いていました。
ほら貝って、吹くのが難しいのではないでしょうか? すごいなあ、と感心した主人でした。

Topihoragaiboy

ほっぺたがぱんぱんに張っていて、がんばっている様子がよくわかるでしょう。
ねじり鉢巻と、首から下げたお守りが、また粋ですね(笑)。

こちらは、お木曳きに参加していたお嬢さん。見るから楽しそうに、行事に参加していました。
でも、ちょっと手に力が入っていないかな(^^)

Topigirl

この女性の方は、お木曳車の前でさっそうと木遣を唄っていました。
いや、なんともかっこいい! びしっと、決まっていますね。
ちょっと、ベルバラっぽいかな? (ベルバラ、って今でも通じるのかな・・・)

Topikiyarilady

お木曳車が通る沿道で見かけた、子供たちです。
男の子 「木遣の振り付け、わからないよぉ」
女の子 「こうよぉ、ほらぁ!やってみせるから、見てて」
男の子 「よけいわからなくなっちゃったよぉ・・・」 (笑)

Topilittlelady1

「みんな、かっこいいなあ。あたしも、次のお木曳きには木遣を唄うんだからね!」

Topilittlelady2

いろいろな表情に会えて、本当に楽しむことができました。
みなさん、ありがとう!

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2006年6月16日 (金)

伊勢神宮式年遷宮 お木曳き行事 - その六

伊勢屋主人です。

更新が一日空いてしまいました。お待たせして、申し訳ありませんでした。
え、待っていた方はいない? そうですかぁ?? (絶句。。。)

っと、冗談はこれくらいにして。本日は、お木曳き行事の六回目。
いわゆる「お木曳き」、すなわちご用材がお木曳車に乗せられて、街中を練り歩く様子をお届けします。

お木曳き行事は、伊勢市内の各町単位で行われますが、中にはいくつかの町が合同で行うお木曳きもあります。
今回、主人が拝見した豊栄会のお木曳きも、四つの町が合同で実施したものです。

Hiki0

主人が到着したときは、ちょうど休憩が終る直前でした。子供木遣連も、スタンバイ準備に入っています。
この画像ですと、ちょっと疲れているかなって雰囲気がありますね。
でも、この日のために一生懸命練習をしていたのです。
晴れの舞台、がんばれ~! と心の中で応援する主人です(^^)

Hiki1

でも、そんな主人の心配は、取り越し苦労でした。
うん、やっぱり練習を積んだだけのことはあります。立派に、木遣唄を披露してくれました。
この子たちは、大体10歳前後でしょうか。次のご遷宮の時は30代前後で、一連の行事を背負う年代です。
今回のこの経験は、次に自分たちがリーダーシップを取るときのいい経験になるでしょう。

Hiki2

さて、子供の木遣唄が終ると、いよいよお木曳きの再開です。みなさん、お木曳車を曳く綱を持って、準備をします。
ここでも、木遣連は景気づけをする、盛り上げの中心的存在です。

Hiki3

その盛り上げの主役の木遣連の中でも、どうやらこの方が中心でしょうか。常に木遣唄を、リードして唄ってくれていました。
当然ですが、至極美声! いっとき聞き惚れてしまいました(笑)
でも、木遣唄って難しいでしょうね。主人には、とてもじゃないですがあんな声は出せません。
やはり、修練の賜物なのでしょうか?

Hiki4

そして、いよいよ登場! これが、お木曳車です。
大きいですよねえ。地上からの高さは、おおよそ7mくらいでしょうか。
ご用材には、注連縄(しめなわ)が張られ、提灯や榊の木などで飾り付けられています。
ここまで飾るのには、やっぱり数時間が必要でしょうね。
あと、お木曳車が動くと「ウォ~ン、ウヮ~ン」という太く大きな音がします。
この音は、「椀鳴り(わんなり)」と呼ばれる音で、お木曳車の車輪が動くとこのような音が出るように細工されています。この椀鳴りの音色の良さや音の大きさも、各町内での競争になっているのだそうです。

Hiki5

このお木曳車の一番上に乗っている方は、どういう役割の方なのでしょう?
お代官様のような、雰囲気がありますね。
ここに乗って、下を見下ろしていると、お木曳きを指図しているような気持ちになるんじゃないかなぁ。
気持ち良さそう(笑)

こうして、賑やかな中にも荘重な雰囲気を漂わせて、お木曳きは進行していくのでありました。
この光景も、この次見ることができるのは20年後なんですね。
そう思うと貴重な体験をしたと思いますし、この行事が60回以上も続いているのも、気が遠くなるような重たい伝統なのだなぁ、としみじみ思った主人でした。

次回は、今回のお木曳きの中で見かけた、いい感じの画像をピックアップして、お届けします。
お楽しみに!

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2006年6月14日 (水)

伊勢神宮式年遷宮 お木曳き行事 - その伍

伊勢屋主人です。

今回は、「どんでん」の最後を飾る、ご用材を宮川堤下まで滑り落とすところです。
前回の最後の画像では、木橇を上下に揺する最後の場面をお伝えしました。
このあとすぐに、「いくぞぉ!」という声がかかり、橇に乗っていた若衆がさぁっと飛び降りました。
(下手に乗っかっていたら、振り落とされるか、橇の下敷きになって大怪我ですね。。。)

Otoshi1

さあ、いよいよ橇が堤の斜面を下り始めました。当然まだゆっくりとした速度ですが、曳き手の方々の緊張はびんびんと伝わってきます。
この段階で、きちんと滑り降りる方向を決めておかないと、大事故になりかねないですから。
しかも、毎年行っている行事ではなく、20年ぶりなので、慎重にも慎重を期さないと大変なことになります。

Otoshi2

この時は、主人の前 1.5mくらいのところを下っていきました。
もうこの頃には、曳き手の方々が掛け合う声も、橇が下るにつれて大きくなる橇と地面がこすれあう音や木橇のきしみ音にかき消されています。
橇の後ろを見てください。橇が押し分けた土が盛り上がりながら、軌跡になっています。

Otoshi3
Otoshi4

主人の目の前を、木橇はあっという間に過ぎ去り、すごい振動と音を残していきました。
振り返ると、すでに行程の2/3は滑り下りた状態です。
上の画像は、この「どんでん」のために仮設されたスロープ上を橇が滑っていくところです。このスロープには、万一木橇が横にそれたとしてもまっすぐ民家に突っ込まないように、ガードが施してあります。

Otoshi5

はい、木橇は無事下の道路に下りました。
アスファルト面に橇が乗ったとたん、「ドーン」というすごい振動が響くとともに、土煙がまだ滑り続けている木橇を追ってまきたちます。
でも、道路に下りたから、といって気は抜けません。この時点でも、当然ながらものすごいスピードで橇は動いているので、ここから方向が横にそれたら、沿道の見物人をなぎ倒していくことになってしまいます。

Otoshi6

突然、主人の後ろから「右に引けー!」という鋭い声が上がりました。
「左にそれるぞ、引けー!」
確かに木橇は、その頭を左に向けています!
見ている皆が、ハッとした瞬間でした。
しかし、このあと少しずつ橇のスピードは落ち始め、やや左に向いたもののなんとか無事に止まりました。よかったぁ~(^^)
「ちょっとそれたなあ」「まあ、いいだろう」「まあまあだなあ」、安堵の声が周囲から沸きあがりました。
こうして、緊張の「どんでん」は無事に終了したのでした。

Otoshi7

「どんでん」を終えたご用材は、このようにお木曳車に乗せられ、伊勢神宮までの練り歩きの準備を施されます。この作業だけでも、たっぷり3~4時間かかっていたようです。スローな時間が流れていきます。
なぜそんなに時間がかかるのかは、次回わかっていただけると思います。

次回は、ご用材を乗せたお木曳車が伊勢の街中を練り歩く、「お木曳き」の本番の様子をお伝えします。

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2006年6月11日 (日)

伊勢神宮式年遷宮 お木曳き行事 - その参

伊勢屋主人です。
今回は、お木曳き行事の三回目です。

宮川より引き上げられたご用材は、いよいよ宮川堤に引き上げられます。
この度会橋付近の宮川は、川幅も広く水辺から堤防までは300mくらいはあるのではないでしょうか。
川原から一段土手を上がり、さらに河川敷を横切ってから堤防の上まで一気に引き上げます。

Pullup1

最初の土手を上がり、ご用材が見えてきました。ひとびとの奥に見えるのが、ご用材です。
まだまだみなさん、元気いっぱいの様子ですね(^^)

Pullup2

そして、一気に堤防を上ります。後ろから見ると、こんな状況です。
けっこう急な斜面なんですよ、ここは。
重たいご用材を上げるのも大変ですし、万一木橇が暴走したりしたら、ホント危ないですね。
さて、堤の上では、曳き上げられてきたご用材を、木遣連が日の丸の扇で招いています。
この木遣唄が、声の張りといい、調子といい、良い感じなのです。

Pullup4

やっと堤防の上に到着しました。
木遣連がご用材を両脇で迎えする中、木橇とご用材の固縛の状態を慎重に確認しています。
「どんでん」を行っている最中に綱が緩んだりしたら、怪我人が出るは、周囲の家屋に被害が出るは、と大騒ぎになることは間違いがないですから。
画面右を見てください。小さいですが、土手の下にある家屋が見えます。堤防上と下の落差は、7~8mというところでしょうか。

さあ、次回はいよいよ、「どんでん」の開始です!

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2006年6月10日 (土)

伊勢神宮式年遷宮 お木曳き行事 - その弐

伊勢屋主人です。

お木曳き行事の二回目ですね。
さて、前回では宮川にご用材が浸けられたところでしたね。

このお木曳きの行列ですが、前で曳くひと、後ろに列なるひとといて、その長さは100m以上あるでしょうか。
全部で何人なのか、数えようもありません。で、その方々がみ~んな川に入っていきます。
先頭はというと、なんと対岸まで渡ってしまいました。案外、宮川のこのあたりは、水が浅いんですね。水深40cm程度でしょうか。

Watari

こちら岸では、声がはっきりとは聞こえないのですが、木遣連の方々が何か掛け声をかけている様子です。
と、その声を合図に、引き綱を上下に大きく揺らし始めたのです。
実は、この所作はこのあとの「どんでん」の場面でも、またお木曳車を曳く際にも見られたので、意味のある所作なのでしょう。残念ながら、主人にはその意味がわかりませんが。
このようなことも、神領民である伊勢のひとびとには、説明もいらないことなのでしょうね。伝統とは、力強いものです。
それにしても、川で飛沫を上げている方たちの、うれしそうな表情といったら! このお木曳きを心から楽しんでいる様子が、伝わってきます。

Shibuki

木遣連は、盛り上げる一方ですし、綱はいよいよ高く舞い、飛沫はさらに激しくなります。画像にはありませんが、木遣連は綱の間を走り回り、どんどん盛り上げていったのです。
この「飛沫上げ」はまだまだ続いたのですが、それが終ったあとは、また宮川の中を蛇行しながらご用材を曳き回していきました。

Hikibito

ようやくご用材も川岸に向かってきました。こちらは、先頭で曳かれている方々ですね。
ほら、みなさん半被までびしょ濡れ! でも、表情にご注目。みなさん、いい笑顔! 
お祭だし、暖かかったし、水遊びをしたようなものですから、ちょっぴり童心に戻られたのではないでしょうか。

Sorijyoriku

ご用材が、やっと岸に戻ってきました。正面の日の丸が、かっこいいです(笑)。
この後、ご用材は堤防まで曳き上げられ、その頂上でクライマックスの「どんでん」を迎えるのです。
当然ながら、会場の興奮はいやがおうにも上昇していくのでありました。

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2006年6月 9日 (金)

伊勢神宮式年遷宮 お木曳き行事 - その壱

伊勢屋主人です。
このところ、ちょっと更新の間が空いてしまいました。あいかわらず、バタバタ状態の主人です(汗)。

さて、伊勢神宮の式年遷宮行事のひとつ、お木曳きの様子をお伝えすると申し上げて、これも延び延びになっておりました。重ね重ね申し訳ありません m(_ _)m
でも、かなりの長編になることがわかっていたので、ある程度時間をかけないと、と思っておりました。
主人としては、ちょっと本腰を入れてお伝えしていきます(^^)

主人が拝見したのは、6月3日の様子です。宮川から伊勢神宮外宮前までの陸路を、ご用材(正式には、御料木といいます)を曳いていく陸曳き(おかびき)と呼ばれるものでした。

では、そもそもお木曳きとは、どのような行事なのでしょうか。
伊勢神宮が二十年に一度、全ての社殿を建て替えるということは、広く知られていると思います。これを、式年遷宮といいます。今回の式年遷宮は、第62回ということですから、1,240年続いていることになります。
お木曳きとは、簡単に言えば神宮の新しい社殿の柱に使われるご用材を、神宮に運び入れる行事です。神宮は外宮と内宮とがありますが、外宮へは陸路を曳いていく「陸曳き」、内宮へは内宮前を流れる五十鈴川中を曳いていく「川曳き」を行い、運び入れていきます。
陸曳きでは、宮川の堤防を乗り越える際の「どんでん」と呼ばれる勇ましい作業と、奉曳車による練り歩きが有名です。

主人が、今回の会場である宮川の度会橋に到着したのは、朝の8時半でした。好天に恵まれ、このような晴れの行事にふさわしい一日でした。
すでに、河川敷には多数の行事に参加される方や報道陣で、ごったがえしておりました。ほんと、すごい人数ですね。こちらは、宮後(みやじり)町の奉曳団の方々です。
そうこうするうちに、この集団が動き出しました。まず、木橇(そり)に乗せたご用材を、宮川の中に浸けるのです。

Kawairi

これは主人の勝手な解釈ですが、その昔はこれらのご用材は水運で運ばれてきたのでしょうから、伊勢の地にはこの宮川から上げられたのでしょうね。その姿を、再現しているのではないか、と思います。
この日は汗ばむほどの陽気で川に入るのも気持ちがよかったでしょうが、最初のお木曳きは四月の上旬でしたから、川の中に入るのはよほどの度胸が要ったでしょうね(ブルブルッ)。

Sori

こちらが、ご用材です。正確にはわかりませんが、10m前後はあるのではないでしょうか。
おそらく、木曾から切り出されたヒノキでしょう。
いまでは、こんな太いヒノキはなかなかありません。あっても、すごい値段になるでしょうね(^^;
このご用材を載せている木橇は、川原を曳かれて宮川に入り、その後堤防に上り「どんでん」を行い、堤防下に滑り下ろされます。思えば、過酷な運命にある橇ですね(笑)。

Kiyari

この木橇を曳く行列を送るのが、木遣唄です。
木遣唄も、それぞれの町で違うのだそうで、節回しもなかなか味のあるものでした。
ただ、主人は撮影に忙しく、あっちこっちに飛び回っていましたので、ちゃんと唄詞を聞いておりません。むう~、残念!
主人は、木遣に詳しいわけではないのですが、ここ伊勢の木遣が変わっているなあと思うのは、唄い人が持っているものです。
神社で神主さんがお祓いするときに、左右にさっさっと振る道具(正式にはなんというのでしょう?)に良く似たものを、持っているのです。で、これを唄に合わせて振るのです。
このあたりにも、「神都 伊勢」らしさを感じさせてくれます。

Kawanaka

宮川の中に入った、ご用材です。正面には、日の丸の旗が交差して取り付けられています。
この画像ですと、なにやらおとなしく川の中を曳いているだけのように見えるでしょう。
でも、これで終りではないのです。このあと、伊勢びとのパワーが、どんどん炸裂していくのでした。
ふだんは穏やかな伊勢のひとびとが、こんなになるとは、と少し驚いた主人でした。

さて、その変貌とは!?  それは、次回ご紹介しましょう。
どうぞ、お楽しみに!

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2006年6月 6日 (火)

斎宮のハナショウブ

伊勢屋主人です。

先日の「斎王まつり」のあと、まつりの会場から少し足を伸ばして、「斎宮のハナショウブ群落」を見てきました。

この時期、ハナショウブはすでに花が盛りを過ぎていますが、ここのハナショウブはこれから咲き始めるところで、まだぽつぽつとしか咲いていません。
それと、見慣れたハナショウブよりも、花の紫色が濃いように思います。

実は、このハナショウブは、正確には「ノハナショウブ」という品種で、現在栽培されているハナショウブの原種にあたるものです。ですので、花が咲く時期や色味も違うのでしょうね。

ノハナショウブは高原などの湖沼に群生することが多く、ここのように平野に群生している例は珍しいとのことで、昭和11年に国の天然記念物に指定されています。

地元では「どんど花」と呼ばれてるこのハナショウブ、古代にはこのあたり一面に群生していたことが確認されています。かつての斎王も、この花を愛でたことでしょう。そう思うと、この花も王朝ロマンにつながるものがありますね。

ここの群生地の特徴として、ノカンゾウ(ニッコウキスゲ)などと混生している点も、天然記念物に指定された理由になっている、ということなので、少し日をおいて、もう一度この紫の花が真っ盛りの様子を撮影に行こう、と主人は考えています。
そのときは、おそらくこの紫の花と目に鮮やかな黄色の花の共演が見られることでしょう。

その様子も、またお伝えしますね。お楽しみに。

Syohbu

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2006年6月 5日 (月)

斎王まつり

伊勢屋主人です。

この土日は、三重県は晴天に恵まれました。
この青空の下、あちこちで様々な行事が行われたようです。
主人も、土曜日は伊勢神宮の式年遷宮行事「お木曳き」に、日曜日は明和町で行われた「斎王まつり」に、と取材で忙しい週末になりました(^^;
お木曳きはかなりボリュームもあるので、次回以降とし、先に斎王まつりの様子をご紹介します。

そもそも「斎王ってなに?」という方がほとんどだと思いますので、ご説明しますね。
斎王とは、飛鳥・奈良時代から約660年、鎌倉時代の頃まで続いた制度で、天皇の代わりに伊勢神宮の天照大神に仕える役目を行う女性のことです。
斎王には、天皇の娘や姉妹などの中から未婚の女性から選ばれ、現在の三重県多気郡明和町斎宮にあった、斎宮で暮らしておられました。
この斎宮が置かれていたため、明和町では今でもちょっと工事などで地面を掘ると、あちこちで遺跡が発掘されます。つい最近も、奈良時代の道路跡が発見された、という記事がありました。

斎王の主な役目は、年に3回 10月の神嘗祭と6月と12月の月次祭の時に伊勢神宮にお詣りする、ということで、3泊4日をかけて伊勢へ出向き、天照大神に大玉串を捧げるという祭祀を執り行ったとされています。
それ以外の日々は、斎宮で貝合わせや歌詠み、船遊びなどをしながら朝廷の権威を示し優雅な生活を送っていただろうということで、なんとみやびなことでしょう。
明和町から伊勢市までなら、今ではクルマで30分弱で行ける距離ですから、それを3泊4日なんて、優雅すぎます! 徒歩で行かれたのですから、時間はかかるでしょうけど、それにしても3泊4日とは。。。

Saio1

この「斎王まつり」は、1983年に地元の婦人会有志の方々が、はるか昔に明和町で日々をおくられた斎王をお祀りしようということで始められた行事です。
そのハイライトは、京都から伊勢まで、斎王がお供とともに旅を行う様子を再現した「斎王群行」のパレードです。

ほら、参加のみなさんは、平安時代の頃のような装束に身を包み、歩いていらっしゃいます。
当日は、汗ばむくらいの陽気でしたので、パレードされる方も大変だったでしょうね。
中には、つい額の汗に手をやって、あやうく烏帽子を落としそうになる方も。。。
いやいや、ご苦労さまでした。

Saio2

今年の斎王役を務められたのは、稲葉友佳子さん(中央の白い十二単衣の方です)。
どれくらいの倍率を突破されて、斎王役を掴まれたのでしょうか? 
そのあたりは主人にはわかりませんが、稲葉さんは、素顔は荒川静香選手に似た雰囲気の方です。
当日の配役の方々につきましては、斎王まつり実行委員会のホームページをご覧ください。

http://saioh.sub.jp/izen/24/information/haiyaku.html

当日のパレード参加者は、斎王まつり実行委員会のホームページによりますと総勢で52名だそうで、これだけの方々が平安時代の衣装で登場されると、ちょっとタイムスリップしたような感覚になりますね。

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2006年6月 3日 (土)

棚田を守る決意

伊勢屋主人です。
前回に引き続き、丸山千枚田についてお伝えします。

丸山千枚田の高低差は100mもあり、ご覧のような小さい田んぼが、地形そのままの形で作られています。こうして見ると、等高線のようですね。
景観としては美しいですが、この棚田をここまで開いた労力や、いまこれを維持している努力は並大抵ではないことが、ここに立てば実感できます。
かつては2,200枚余りの田んぼがあったそうですが、現在は1,340枚の田んぼが維持されています。

Maruyama2

実はこの棚田も、一時期は過疎や離農で荒廃していた時期がありました。
平成5年には、休耕田などの増加により520枚まで、田んぼの枚数が減ったそうです。

この年、当時の紀和町(現在は熊野市と合併)と同町の有志の方々が「もう一枚も棚田を減らさない」との決意で、「丸山千枚田保存会」を発足させて棚田の保存・復元活動を開始しました。
さらに、翌年には棚田保護を目的とした「丸山千枚田条例」を制定して、(財)紀和町ふるさと公社とともに今に至るまでこの農村風景を守る活動を行っておられます。
棚田保存活動の一環に、「オーナー制度」と「守る会」があります。
「オーナー」は実際に田植えや刈り取りなどの農作業を行う方、「守る会」はこの景観の維持に協力する方を、一年毎に募集されています。
「オーナー」はすでに本年の募集は終了しているようですが、興味をお持ちの方はふるさと公社にお問合せしてみてください。

Maruyama3

千枚田の中央には、麓まで続く舗装路があります。その舗装路の途中には、一休みして棚田を眺めることのできる休憩所もあります。
熊野古道を歩いて、ここを訪れる方も多いようですが、大半は自家用車でしょう。そういったお客様をお迎えするために、このような道路は必要でしょうね。

そして、麓にはオートキャンプ場もあります。
棚田とオートキャンプ場とは、違和感を感じられる方もいらっしゃるでしょう。しかし、地域外からオーナーをこの山間地に迎え、ここで楽しんで農作業していただくためにはこういう施設も必要なのではないでしょうか。
現実を見つめながら、理想の形とうまく調和を図り、この棚田の景観を守っていく。
このオートキャンプ場は、この棚田を守っていこうとする、地域の方々の強い決意の表れのように、主人には見えます。

地域を守っていくためには、その中核にその地域の方々の「守っていこう」という強い決意が不可欠です。
そして、その決意を核にして、地域外とうまく連携しながらそのムーブメントを育てていく努力も必要です。
丸山千枚田のケースは、地域を継続的に守っていこうとするひとつのモデルケースだと、主人は思います。

【財団法人 紀和町ふるさと公社】
三重県熊野市紀和町丸山255の6 
でんわ : 05979-7-0640

ホームページアドレス : http://www.za.ztv.ne.jp/furusato/

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2006年6月 1日 (木)

熊野 丸山千枚田

伊勢屋主人です。

今週は、三重県内を走り回っている主人です。ほんとうに、東西南北にと駆けずり回っている感じで、いやあ忙しい(汗)。

そんな外出続きですが、今週はずっと晴天続きで、気持ちが良いので助かります。天気だけで、仕事の気分もノリも違ってくる、単純な主人です(^^;
でも、この週末はまた雨なんですって。いろいろとやらなければならない、家の仕事もあるんですけど、そっちが滞りっぱなしなので、まずいなぁ。

さて、熊野市まで仕事で出かけた折、ふと主人の頭に浮かんだのが「丸山千枚田」です。山の斜面を切り開いて、棚田になっているのだそうですが、とても綺麗な景観なのだとか。
ここまで来ているのだから、寄っていこうということで、仕事が終った午後にちょっと足を伸ばしてみることにしました。
もちろん、これは仕事です! 三重県の風物をお知らせする、「電網伊勢屋 主人日記」のネタ集めなんですから! アリバイありです(笑)

三重県民歴が浅い主人ですので、有名な丸山千枚田もどこにあるかわからず、道路地図を眺めることしばし。「そんなに遠くないのね」と思ったのが、甘かった(-_-)

距離はそんなに遠くはないのですが、山の斜面を切り開いて作られた棚田ですから、当然山の中なんですね。そこに至るまで、かなりの山道で、途中からはすれ違いも徐行が必要なほど。
気持ちとしては、「かなり走ったなあ」と思った頃に、こんな眺めが!

Maruyama1_2

むむ、さすがにすごいですねぇ。
本当に、山に沿って上へ上へと、棚田が作られています。
この日は、ちょっと薄曇のせいもあったのでしょうが、主人には日本というよりは中国の風景のようなイメージに映りました。
遠くの山がかすんでいるのも、そんなイメージを強くしていたのかもしれません。
しかし、ひとのたゆまぬ努力ってすごいですね。そんなことを感じさせるパワーを、この千枚田は持っていました。

次回は、この千枚田に降りていってみましょう。

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2006年5月23日 (火)

海は夏

伊勢屋主人です。

今日の三重県は、朝からどんよりと曇って、午前中から早々に雨が降り出しました。五月というのに晴れの日が少なく、困ったものです。

この日照不足が野菜の生育にも影響が出始めているそうで、築地の中央卸売市場ではキュウリやキャベツが徐々に高値になり始めているそうです。
また、冷害などにならなければよいのですが。。。

不吉なことがほんとうにならないように、今日は明るい話題を(笑)。
一昨日の日曜日、主人は南伊勢町にいたのですが(21日の「南伊勢町 ふれあい市」をご覧ください)、南伊勢町恒例のふれあい市で買い物をしたあと、海を見に行きました。
ふれあい市が行われている町民文化会館から五ヶ所湾までは、300mほどなんです。それこそ、歩いても数分の距離です。

Gokasyobay

ちょうど潮が満ちてきている時刻で、堤防のすぐ下まで海が迫ってきていました。
いつ来ても思うのですが、この五ヶ所湾の表情は穏やかで、波の行き交いがとてもゆったりしているのです。
こんな海を見ていると、つい足を浸けたくなってしまい、靴を脱いで裸足で水辺を歩いていた主人でした。

ふと見ると、クラゲが浮かんでいたり、足元をヤドカリが走ったり、はたまた何かわからないのですが3mmほどの稚魚が寄ってきたりと、豊かな海の表情を垣間見ました。

そして気がついたのは、なによりも、もう海の水が温かいのです。
どうでしょうか、正確にはわかりませんが20度以上はあるのではないでしょうか。冷たいという感じはなく、爽やかで気持ち良いのです。
海には、もう夏が一足早く来ているのですね。

なんとなく、心浮き立つ五ヶ所湾でした。

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2006年5月22日 (月)

小俣町湯田のポピー

伊勢屋主人です。

昨日今日と、天気の良い三重県です。こんな暑くもなく寒くもなくの日が続くと、楽しくなってきます。
主人の場合外での撮影の仕事もあるので、当然天気の良い方が仕事もはかどりますし、画像の仕上がりも良いですから、晴天は大歓迎です。
でも、残念ながら、明日からは雨の予報です(T_T)

実は、ずっと気になっていたのですが、伊勢市の旧小俣町内(小俣町は、伊勢市と合併しました)に、ものすごく広い範囲でポピーが植えられているのです。
毎年5月の半ばから開花して、それはそれは綺麗なのですが、今年は咲き出した頃からずーっと雨なので、撮影ができませんでした。
今日を逃すともう撮影が出来なさそうなので、ちょっと行ってきました(^^)

Poppy1

いかがです? 一面のポピーでしょう。
場所としては5ヶ所、畑だったであろう場所に植えられているのですが、かなり見事な風景です。
花の色も、真紅やピンク、斑入りなどと様々で、見ているだけで楽しくなります。
面積としてはどれくらいかわかりませんが、かなり広い土地ですね。畑としては、10枚以上あるのではないでしょうか。

Poppy3

この時期、土日はこのポピーを撮影に来る方で、この付近に珍しく軽い渋滞が起きるくらいです。
ええ、普段はこのあたりは、渋滞なぞありません(笑)。

咲き出してすぐに雨にあたったせいもあるのでしょう、今年はちょっと花が痛みがちの様子です。
今日明日あたりが、見ごろのピークです。
お近くの方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか。

Poppy2

【小俣町湯田のポピー畑】
伊勢市小俣町湯田付近 
益屋種次郎商店本店を目指して来られると、わかりやすいです。

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2006年5月19日 (金)

里山

伊勢屋主人です。

明日から、5月も下旬です。2006年も、もう半分近くが過ぎたのですね。早いものです。
そう言えば、子供の頃は一年が長かったように思います。三年後とか言われると、永遠に来ないんじゃないかって、不安になったりした記憶があります。
でも、最近の一年の過ぎるのが早いこと。これは、年齢のせいなのでしょうか。よくわかりません。。。

最近、三重の里山のあちこちに、乳白色の綿帽子のような景色が見えるようになってきています。
当初、主人はこれが何だかわかりませんでした。
そして、ある日はたと気がついたのです。「あれは、花だ!」

5月から6月にかけては、里山の雑木が花を咲かせるのですね。カシ、コナラ、クリ、クヌギなどの雑木の花がこの乳白色の景色の正体だったのです。
近くに寄って見てみると、房のように垂れ下がっている花なんです。風媒花なんでしょうね、これらの木は。
ご覧のように、茶畑のきみどり、杉林の濃緑色、竹林の淡い緑、雑木林の新緑、それにこの乳白色の花、と いま里山は秋の紅葉とはまた違った華やかさの中にあります。

Satoyama2

でも、この花の分布を見ていると、三重の里山は本当に雑木林がたくさん保存されているのだなあ、と思います。
これらの雑木がある山は、保水力も高く、良い水が蓄えられているのでしょう。雑木が水を蓄え、それを山が濾過して、川に補給していくのです。
お茶やお米、お酒が美味しいだけでなく、海の幸も豊富なのは、このような多くの雑木があるからなのでしょうね。

三重の豊かさの理由のひとつを、里山に見た主人でした。

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2006年5月18日 (木)

一番茶

伊勢屋主人です。

雨の晴れ間に、大台町に一番茶の製造の様子を見に行ってきました。

5月6日のこのブログに「八十八夜」として、新茶の生育の様子をお伝えしました。
その画像を見ていただくとわかりますが、もう新茶はこの時点でも十分に大きくなっていました。
でもあのあと、三重県は天候不順でずっと雨が続いていて、刈り取りのタイミングがなかったのです。
お茶って、葉が濡れていると刈り取りはしないのです。主人も、この雨続きでお茶が大きくなりすぎたり堅くなってしまうのではと、ど素人の心配をしておりました。

先日、曇りながら朝から雨が止んだ日に、「今日からお茶を作るよ!」という連絡を受けて、主人は撮影道具一式を抱えて大台町に走りました。
懇意の製茶工場に着くと、すでに摘み取られた新茶がたくさん到着しており、さらに次々と運び込まれている状況でした。このお茶の葉の、みずみずしい緑色を見てください。

Tealeaf

「やっと雨が止んだから、みんなが鬼のように新茶を刈り取っているんだ。もう、どんどん運び込まれてくるから、間に合わないよ~」と、工場のご主人は笑っていました。
でもどことなくさえない表情に、「疲れ気味?」と聞くと、「ゆうべは、徹夜。この調子だと、今晩も徹夜だなぁ」という答え。
うわぁ~、製茶工場はこの季節、休みなしなんですねぇ~。

工場には、新茶の爽やかだけど濃厚な香りが充満しています。新茶の香りがこんなに濃厚だなんて、初めて経験しました。

製茶工場の中は、流れ作業でお茶が出来てくるようにレイアウトされており、それはそれは精密な作りになっていました。
葉を蒸してからそれをこねて丸めて、或る程度の大きさにしたところで、乾燥を行い、さらに形を整えて最終乾燥を行って製品=煎茶になります。
初めてその流れを見た主人にとって、その過程の緻密さは、大きな驚きでした。

Teaprdct

そして、最終的に出来た煎茶が、これです。
まだ熱が残っているその葉をちょっと失敬して食べてみると、すっごく甘みがあるんです。
まるやかな苦味の中に、うっすらと甘みがあって、とてもいい感じ!

何でも、旬の出来立ては甘みがあって、美味しいものなのですね。昔から一番茶が珍重されるはずです。
あらためて、深く感じた主人でした。

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2006年5月17日 (水)

麦の穂

伊勢屋主人です。
このところの三重県は、相変わらずの天候不順。曇りや雨の日が多く、ややブルー。。。
妙に寒い日もあり、主人の家ではまだ時々ストーブを焚きます。

そういえば、今日訪問した事業者さんでも、ストーブを使っていました。
そちらは、築40年くらいの立派な建物なのですが、そこはやはり昔の建物ですから、やや肌寒いのですね。ほのかなストーブの暖かさが、うれしかったです。

こんな天気の中でも、作物は順調に生育を続けています。元気というか、健気というか(^^)

主人は三重県の中部に住んでいるのですが、この近辺はお米と麦を作っておられる農家さんが多いようです。
画像は、先週末に撮影したものですが、いまはこのように麦の穂が美しい緑の姿を見せています。
その隣の田んぼでは、ちょっと大きくなったイネの苗が、麦より少し薄めで透明感のある緑の葉を伸ばしていたりして、美しい対比を見せてくれています。

6月になると、この麦が実り、畑一面が金色になります。その金色の穂が風にそよぐ様は、これもまた一つの絵になる風景です。そんな様子をうまく撮影できましたら、このブログでご紹介しますね。

そうそう、もうひとつ。
麦が実るその頃には、主人の家の回りには蛍が飛び始めます。このところ、年毎にその数が増えてきているので、ちょっとうれしい。
でも、蛍が増えているということは、田んぼに撒かれる農薬の量が減ってきたということでしょうか。それを考えると、ちょっと怖いようなところがあります。

しかし、家の回りで蛍が飛ぶなどと書くと、どんな田舎なのか? って思われそうですね(汗)。
実際には、そんなに田舎ではないのですけれど。。。

Mugiho

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2006年5月 6日 (土)

八十八夜

伊勢屋主人です。

昨日に続き、三重県の多気町の様子をお知らせします。
多気町が、県内でも有数の緑茶の生産が盛んな場所であることは、昨日もお知らせしました。
歩いてみると、あちこちに茶畑や加工場があり、確かにお茶の産地であることを実感させられます。

今年は刈り取りがやや遅いとのことで、主人が歩いた昨日は、茶摘を行っている風景は見ることが出来ませんでした。あ、茶摘といっても、手で積むというのはいまはほとんどなく、機械で刈るのだそうです。
できれば、その様子も追ってご紹介したい、と考えています。

しかし、新茶の色って、独得です。
この鮮やかなきみどり色の部分が新しい茶葉なのですが、この下に隠れている去年の茶葉の濃い緑色とは、当然まったく違う色合いですし、昨日ご紹介した柿の葉とも、微妙に異なるのです。
同じ色調の中で、少しずつ違う色合いに染めあげられる三重の春は、贅沢な色遣いをしていると言えるでしょう。

Chabatake

実は、ナイショで新茶の葉に触ってみました。
あたりまえなのでしょうが、とっても柔らかいのです。
いってみれば、レタスみたいなちょっと芯のある柔らかさですね。

それともうひとつ、気がついたことがありました。
今回近くによってみて初めてわかったのですが、新茶の葉は、ウサギの耳のようにピンとまっすぐに立っているんです。
葉っぱって、水平方向に広がっていると思い込んでいた主人には、ちょっと目からウロコ状態でした(笑)。

Leaf

このようになっているので手でも摘みやすく、バリカンのような機械でもしっかりと刈り取りができるのですね。
やはり、現場に行くと、いろいろと面白いことがわかってきます。

今年の八十八夜は、5月2日でした。
歌にうたわれた茶摘の時期は、もう過ぎてしまいましたが、三重県ではこれからが一番茶の季節になるのです。

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2006年5月 5日 (金)

みどり、鮮やか!

伊勢屋主人です。

今日の三重県は、とても良いお天気でした。最高気温も25℃を超えた地域もあり、春たけなわというよりは初夏に近い感じでした。
一週間前の先月末は、夜はまだ肌寒く、ストーブを焚いていたのですが、それが嘘のような陽気です。
まあ、このまま一気に夏になるわけでもないのですが。

植物って、気温の上昇を敏感に感じるのですね。周囲は、鮮やかな緑に包まれています。
おかげで、主人の家の庭にも雑草がたっくさん元気に伸び出していて、近々草取りをしなければならない状況に追い込まれています (>_<)

今日は、所用で多気町というところに行ってきました。こちらは、お茶と次郎柿、あとは家電メーカーのシャープ(株)の大規模な液晶テレビ工場で有名なところです。
お茶、柿という一次産品と、時代の最先端をゆく液晶テレビの取り合わせが、なにやらおかしく感じる、主人であります。

それはさておき、いまの季節、お茶は一番茶が、柿は若葉がそれぞれに萌え出ていて、とても美しいのです。
柿の葉って、厚手で濃い目の緑というイメージなのですが、若葉の時はご覧のように鮮やかなきみどり色なんです。今日のように、太陽のひかりが強いと、目に痛いほどのあざやかさです。
手前のきみどりの柿の葉と、後ろの茶畑の畝が織りなす風景が面白くて、撮影してみました。

Green

多気町の次郎柿は、甘柿として有名な品種であり、カリッカリとしっかりとした歯応えのある食感が特徴です。かたちは、やや平べったい典型的な柿のかたちであり、ひとつひとつの実がとても大きくなります。

いまはご覧の通り、きみどり一色のこのあたりが、秋には赤く色づいた柿の実の色に染まります。
それはそれは見事な風景ですので、また秋になりましたらお伝えしますね。お楽しみに!

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2006年5月 1日 (月)

れんげ畑

伊勢屋主人です。

今日の三重県中部は、とても暑かったでした。昼頃は、外に出るとむっとするほどで。
最高気温は25度近くあったのではないでしょうか。

主人の家の周囲の田んぼは、ほとんどが田植えが終わりました。
昨日おとといが田植えのピークだったようで、週末に田植えが一斉に行われるところを見ると、このあたりも兼業農家が多いのでしょうね。

いまは、オバQの頭の毛みたいなイネが、あちこちに植えられています。
と言っても或る程度の年齢の方でないと、オバQの頭の毛のイメージがわかりませんね(笑)
それはともかく、こんな夏みたいな陽気だと、イネはもっと大きくなっていなければならない、といった錯覚に陥りそうです。

ところで、主人が子供の頃はいたるところの田んぼに、レンゲが植えられていたような記憶があります。
確か理科の時間に、レンゲの根に養分を貯める球状のものができて、それをすきこむことでイネの生育を助けるのだ、と教わった記憶があります。だから、どこの田んぼにもレンゲが植えられていたのでしょう。
でも、いまはそんなことはしないようで、レンゲが植わっているところも少ないですし、レンゲが植えられていたにしても、そこは田植えが終ってもそのままにされているようです。

田んぼに囲まれた主人の家の周囲でも、れんげ畑はわずかです。
でも、昔のように田んぼにすきこまれることがなくなったおかげで、ゆっくりとレンゲの花を楽しむことができます。
みつばちも、のんびりとレンゲの蜜を集めに寄ってきています。また、子供たちも思いっきりれんげ畑で遊んでいました。

Renge

これはこれで、良い風景ではあるのですが、自分の教わった事柄が時代とズレはじめていると認識しなければならないのも、少し寂しい気持ちがします。

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2006年4月11日 (火)

神領民の誇り

伊勢屋主人です。

さて、この日曜日に花見に行った折のこと。
この春から、伊勢では次の式年遷宮が本格的に始まったようで、あちらこちらで動きが見られました。

おっと、式年遷宮といっても、伊勢以外にお住まいの方にはわかりづらいかもしれませんね。
伊勢神宮では、20年に1度、全ての社を建て替えます。これは、神道における「穢れ(けがれ)」を嫌うということとともに、神宮独得の建築手法を効率的に伝えていくという狙いもあったようです。

今、伊勢市内で多く見られるのは、「お木曳き」という行事です。これは、新しく社の建築に使う材木を、市内各町の人々が曳き回していく、というものです。
実は主人も伊勢の人ではないので、あまり詳しいことはわかっておりません。これから、数年かけてその動きを目の当たりにしていくことで、だんだんにわかっていくと思いますし、みなさまにもお伝えしてきますね。

画像は、花見に行った宮川堤に高々と掲げられたのぼりです。
この日、ここでお木曳きに関する行事があるらしいのでしたが、いつから始まるのか時間がわからず、仕方なしに主人はその場をあとにしたのですが、この強風にたなびくのぼりは、伊勢の人々の式年遷宮にこめる思いとそれに係われることの誇りを、示しているように見えました。

Nobori

のぼりの高さは10mくらい。それを支える竹も20~25cmくらいの太い孟宗竹で、それはそれは立派なものでした。

20年に1度しか見ることのできない、伊勢ならではのこの壮大な行事。
主人もこれから数年、楽しみに見ていこうと思っています。

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2006年4月10日 (月)

伊勢 宮川堤の花見

伊勢屋主人です。

三重県中部は、先週の金曜日と土曜日(4月7日・8日)と猛烈な西風が吹き荒れました。特に、8日は黄砂までが来襲し、車で走るとフロントガラスにしゃりしゃりと、砂が当る音がするほどだったんです。
おかげさまで、愛車は思いっきり砂まみれになり、昨日は久しぶりに洗車をしてしまいました。

実は、主人は夜 布団に入りながら、さながら木枯らしのようにびゅうびゅうと音を立てて吹きつけるこの風に、気が気ではありませんでした。
このままでは、一年に一度のサクラの花が散ってしまうではないか! なんと、無粋な風なんだい!(怒)

翌朝、ややひんやりとした陽気でしたが、多少ドキドキしながら、伊勢の宮川におもむいた主人でありました。
宮川の土手は、三重県南部では有名なサクラの名所で、渡会(わたらい)橋の上下流約2kmにびっしりとサクラが立ち並んでいるのです。
昨夜の強風で、サクラはかなり散ってしまっただろうな、残っていたにしても、あんまり華やかな風景にはなっていないだろうなぁ。だって、あの風だったもの などと考えながら、土手に立った主人でした。

ところが、主人の最悪の予想を見事にひっくり返して、サクラは立派に満開の花をつけていました。まだ、名残の風がそこそこ吹いているのですが、花吹雪もあまり見られず、まったくの満開の状態で主人を迎えてくれたのでした。

Hamani

主人が到着したときは、午前10時前だったのですが、もうかなりの人手。でも、みなさんご家族や恋人と一緒に、カメラ片手に散策 という方が多く、静かな良い雰囲気でした。
これが夜桜となると、手のひらをひっくり返したように、変わってしまうものなのですけどね。。。

しかし、最近「今年もサクラに再会できたなぁ」という思いが、強くなってきている主人です。
ちとまだ早いのでは、と思わぬでもないのですが(^^;

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2006年3月27日 (月)

サクラ、モウスグ サク

伊勢屋主人です。

先週は、「e-伊勢屋 新装開店記念プレゼント」の準備で忙しく、ブログの更新を怠っていました。
このブログを見ていただいている方、ぜひプレゼントもご応募ください。いまのままですと、競争率がとっても低い(嗚呼。。。)ので、当選の確率大です!(いいのか、それで・・・) 

さて、今日は南伊勢町の五ヶ所浦に仕事で行ってきました。風もなく、とてもおだやかな日和で、つい海辺でのんびりしたくなってしまう主人でした。

ほんと、もう春本番ですね。コブシもレンギョウもスイセンも花盛り。主人の大好きなオオイヌノフグリ(ってご存知でしょうか。ちいさな青い花がかわいい草です)も、ナズナもあっちこっちで花をつけています。

五ヶ所浦は、海辺である上に湾の奥まったところに位置していますので、とても暖かいのでしょう。ヤマザクラは、もう満開になっていました。
画像のソメイヨシノも、ちらほら花が咲いていて0.5歩咲きというところでした。もう、明日にはつぎつぎとつぼみがほころび始めるでしょう。
春が来るのって、やっぱりうれしいですね。なにか、心がわきたつようで。そういえば、昨日は今年初めてのツバメの声を聞きました。

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旅立ちの春。あるいは、なにかが始まる春。e-伊勢屋も新しい門出を迎えました。
これからも、みなさまのご愛顧を受けながら、地道に商売を続けていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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2006年3月 7日 (火)

春の色

伊勢屋主人です。

前の更新から、すでに4日が過ぎてしまいました。う~ん、毎日更新するというのは、やはりなかなか難しいものです。「オヌシ、なかなか手ごわいぞ・・・」

そうはいっても、毎日更新するゾ! と目を吊り上げて心に誓ったわけでもなく、タイトルのとおり「つれづれ」ですので、その時々の内容に従って、というのんびりしたペースに落ち着くのは、主人の性格のなせる業であります。こんな脱力系にお付き合いいただくのも心苦しいのですが、お許しください。。。

本日の三重県は、抜けるような青空。久しぶりにいい天気です。
ちょっと所用で出かけた折に見かけた、菜の花畑をご紹介します。鮮やかな黄色が、目に痛いほど!

Pict0045s

春がもうすぐそこまで、と実感させてくれる、菜の花たちでした。

でも、でも、です。こんな好天だからこそ、スギ花粉もたくさん飛んでいて(>_<) ここ当分、外出のときはマスクは手放せないのがつらい、主人です。

本日は、梅匠 浜地屋さんの梅干の新商品を追加します。いずれも、とても味わい深い南高梅の梅干です。どうぞ、ご覧ください。

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