2011年1月 5日 (水)

キンツバ.ヒジキ あん柚子

伊勢屋主人です。

話は少し遡りますが、昨年の年末に主人の許に一通のメールが送られてきました。
送り主は、辻 長彦さん。主人と同じ町内で、町名産のひじきを商う一方、デザインのお仕事もしておいでで、実は主人も何度もチームを組ませていただいております。
毎春に奥様の美穂さんと共同開催される「ハルコレ・イラスト展」は、主人一家が楽しみにしている一大イベントであることは、このブログの読者の方ならご存知のところ (^-^)

で、いただいたメールには 「この度、ひじきの和菓子を商品開発して、販売することになりました」、とあります。
ひじきの和菓子って、どんなお菓子? ということで、早速おじゃましてきましたよ。

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辻長作商店さんのお店 『長作屋』さんは、お店の前のオブジェと「キンツバ.ヒジキ」の看板が目印。おお、「キンツバ.ヒジキ」が今回のお目当てのひじきの和菓子なのね。
このオブジェが外に出ていると、営業中なのかな?

こちらのお店は元タバコ屋さんだったそうで、ガラス戸のタバコのステッカーはご愛嬌 (^o^)

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ガラス戸をガラガラと引いて中に入ると、とってもウッドな雰囲気!
戸棚の上には、辻長作商店さんのメイン商品である、「芽ひじき」「長ひじき」「さしみわかめ」が、レトロなガラス瓶に入って並んでいます。

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このひじきとわかめ、今は袋売りのみですが、今後は量り売りも行う予定だそうで、それもまた面白い趣向だなあ。
近所の方が、手鍋を持って、要る分だけのひじきやわかめを買って帰るなんて姿、いい風景だと思いませんか?

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ふと見ると、キンツバ.ヒジキのロゴが入った小箱が。
何かと思いきや、いまどき珍しいマッチです。
なんでも、キンツバ.ヒジキもこのような恰好をしているので、このマッチを作って、お客様にお土産でお渡ししているのだそうな。

ふ~む、以前はどこにでもあったマッチですが、今や絶滅危惧種に近い存在。お客様の手許に一つあったら、「キンツバ.ヒジキ」の名前とともに印象が深いでしょうね。
さっすが、目の付け所がいいなぁ! (^o^)

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さてさて、辻さんと四方山話をして、お目当てのキンツバ.ヒジキを買ってまりましたぞ。
果たして、どんな和菓子なのでしょうか。

この一包みに6個入っているのだそうで、これはスタンプなのでしょうか、キンツバ.ヒジキの名前が藍色でくっきりと押されています。
さあ、早く開けようよ、どんなお菓子か見たいんだからさぁ。。。

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白い包み紙を開けると、キンツバ.ヒジキにご対面と思いきや、こんな経木の包みが (@_@)
経木なんて、久しぶりに見たなぁ。
それに、「一陽来復」と書かれた栞も。ちょっと見えにくいかもしれませんが、紅いうさぎが跳ねているんですよ。

このあたりも、遊び心があって、いかにも辻夫妻の作品らしさが横溢しています。

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そして、やっと姿を現した「キンツバ.ヒジキ」。
見た目は、確かにキンツバでしたが。。。

キンツバの皮は、固いのかと思いきや、ややもっちりした感じで意表を突かれました。けど、なかなか美味。
中の餡子はあっさりした甘さで、その中にたっぷりとひじきが入っています。このひじきがほのかな塩味で、餡子の甘さを引き締めています。うわぁ、とってもいい感じ~。

正直言いますと、主人は「ひじき」の名前から磯の香りを連想していたんですが、それはまったくなく、餡子から立つほのかなゆずの香りが、とっても上品なんです。
う~ん、美味しい。
こりゃあ、新しい町の名物の誕生でしょうか?

みなさま、ゼヒゼヒお試しあれ!
伊勢屋主人、自信を持ってお薦めしますよ v(^-^)v

詳しくは、長作屋さんまでお問い合わせくださいませ~。


    
【長作屋】
〒515-0302
三重県多気郡明和町大淀
でんわ 0596-55-2102

営業日及び時間 
水・木・金:10時~13時 / 17時~18時
土:10時~17時



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2010年2月22日 (月)

まんぼう、旨かった! (^o^)v

伊勢屋主人です。

本日は、まるで春のようなぽかぽか陽気でしたね。その陽気に誘われて、ちょっと外に出たら、いきなりスギ花粉に襲われてクシャミ連発、挙句の果てにとっとと家に駆け戻りました主人であります。
う~む、油断大敵だった (~-~)

それはさておき、前回ご紹介いたしました、まんぼうの干物を全国で唯一製造されている(たぶんですけど)、南伊勢町の『三五七や(さごひちや)』さんですが、まんぼうの干物その他を賞味させていただきましたので、そのご報告を (^o^)

まず、結論。とっても、美味しかったです!
まんぼうって、魚という範疇を超えた食材でした。これには、びっくり。
さらに、三五七やさんオリジナル商品も、みんな驚きの旨さで、主人はすっかり三五七やさんファンになってしまいましたよ~!

と前置きはこれくらいにして、順番に三五七やさんの作品をご紹介しましょう。
まずは、「まんぼうの腸 塩味」です。

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これは、小さめのまんぼうの腸を使ったとのことですが、あっさりとした塩味の干物です。で、噛み応えが「むにゅむにゅ」して、ホントにこれ 魚?と思わせてくれます。
いやぁ、「海のホルモン」と表現する方もいらっしゃいますが、主人にとって初めて体験する食感でした。

このように網で炙っていただいた後、ふと思いついてオリーブオイル+塩コショウで軽く炒めてみましたけど、これもすっごく美味しいものでした。

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こちらは、腸の醤油風味の干物です。
塩味の腸の干物と違って、こちらは大きなまんぼうの腸を使っているのでしょう、厚みもあって噛み応え十分です。
で、もぐもぐと噛んでいると醤油と腸の旨味が混じってきて、旨い旨い!

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こちらは、まんぼうの身の干物。主人は、これが一番のお気に入り!
もちもちして、旨味たっぷりのこの干物は、魚というよりはお肉に近い食感なのです。
こうした醤油味の干物も美味しいのですが、この「魚か肉か、判別しにくい」という特徴をもっと前面に出しての商品化も面白そう (^-^)
この、魚か肉かわからないという特徴というのは、決してマイナスではなく、十分プラスになりうる まんぼうという素材の強みだと、主人は思っています。

さらに、まんぼう以外にもこんな美味しい干物を三五七やさんは作っておられます。

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これは、うまづらはぎの丸干しです。身は6・7センチ前後で、うまづらはぎの頭を取って、丸干しにしたもの。
ウマヅラハギは、ご存知の通り白身の美味しい魚で、この大きさなら骨もさほど気にならず、全部そのまま食べることが出来ます。

うん、これも日本酒にぴったりのお味 (^-^)v

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こちらは、『やみつきイカ』。小型のスルメイカを、一匹丸ごと干物にしたものです。
特徴は、腸やイカスミもそのままになっていること (@_@)
いやぁ、これがまたいいんですよ~。

こんな風にこんがりと炙って、その中を見ると。。。

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ほら、腸がいい具合にとろけて、いい旨味を出してくれます。
イカの塩辛やアタリメが好きな方は、もうこたえられないでしょうね~!
で、これもまた、日本酒のお伴にぴったんこ (^o^)

なんだか珍味・酒の肴ばっかりみたいになってしまいましたが、これは主人が日本酒大好き、ということでお許しください。
でもでも、こんなに珍しくて美味しい干物がたくさんある三五七やさん、みなさんも行ってみたくなりませんか???

【三五七や (さごひちや)】
〒516-1634
三重県度会郡南伊勢町古和浦
でんわ:0596-78-0888 (店舗)

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2010年2月20日 (土)

まんぼう、日本でここだけ!?

伊勢屋主人です。

暖かくなったり寒くなったり、まだ四寒三温(!?)の陽気が続く今日この頃ですが、みなさまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
主人はと言えば、毎年恒例のスギ花粉がそろそろ飛び始めており、ちょっと油断をすると即座にくしゃみを連発するという、鬱陶しい季節を迎えております (>_<)

さて、みなさんはまんぼうってご存知でしょうか。ええ、魚のまんぼうです。
ご存知のない方はいらっしゃらないとは思いますが、ほ~ら こんな魚。ふぐの仲間ですが、大きいものになると全長3メートル以上になるそうです。

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しかし、3メートルオーバーの魚って、すごいですよね。
ちなみに、体重は1トンオーバーですって。。。

体重1トンなら、食べることができるところも多いだろうと、食いしん坊な主人は思ってしまうのですが、ちょこっと調べてみても まんぼうを食べるという例は、日本国内には少ないようなんですね。
なんでも傷むのが早いので時間をかけての出荷には向かず、一般には出回らないのです。水揚げされた港では、漁師の方々が食べているらしい、ということなのですが。
というわけで、けっこう希少品らしい まんぼうなのであります。だって、魚屋さんでまんぼうなんて、見たことありませんから (^-^;

ところが、ですよ。
このまんぼうを干物にして売っているお店が、なんと南伊勢町にあるというので、先日訪問してまいりましたぁ!

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こちらが、南伊勢町の古和浦(こわうら)で まんぼうの干物を製造・販売されている『三五七(さごひち)や』さん。
木製の看板がなかなかおしゃれ、さらに暖簾のイラスト(御主人でしょうか?)がも微笑ましく、期待を抱かせてくれる外観であります (^-^)

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さらに店頭には、まんぼうの看板が!
妙にカワイイ(笑)
しかもこの看板、いかにもまんぼうらしく かなりの大型。体長は、1メートル以上はありそうな代物です。

主人としては、ここまでまんぼうをアピールされると、その干物とはどのようなものか、期待がどんどん高まります、ハイ。

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店内にお邪魔すると、冷蔵ケースの中にはたくさんの種類の干物が並んでおりました。
さてさて、まんぼうはどこにいるのだろう?と、ケースの中を覗き込む主人(笑)

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お、ありましたぁ! まんぼうの干物!!
身をしょうゆ漬けにした干物、そして絶品と噂される腸の塩としょうゆ漬けの干物の三種類です。
ふ~ん、これがまんぼうかぁ。。。

ちょうどお店にいらっしゃいました、御主人の濱地さんにお話を伺いますと、古和浦では定置網にかかったまんぼうが水揚げされるのですが、いつも必ず揚がるというわけではなく、続けて揚がったり2・3ヶ月揚がらなかったり、という状態だそうです。
まんぼうの姿を思い起こすと、このような気まぐれぶりがいかにもまんぼうらしく、思わずクスリと笑いがこぼれてきてしまう、主人でありました。

まんぼうの干物って珍しいですね、と主人が問いかけると、「たぶん、全国でもウチだけでしょう」という濱地さんのお答え。
ということは、日本でここだけですか! なんと希少な!!

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濱地さん、フロンティアスピリットとチャレンジ精神に富まれた方、とお見うけました。
「他のところでも作っている干物を作っても、面白くないでしょ。やっぱり、この店だけ、という干物でなくちゃね」と仰るそのチャレンジ精神が、まんぼうの干物以外にも面白い製品を作り出しています。

上の商品は、スルメイカの丸干しなんです。腸もなにもかもそのまんま、丸干しになっています。
ですから、焼くとその腸やスミがとろ~りと溶け出してきて、これがまた旨いんですよ~。
名付けて『やみつきいか』。その名前のままに、日本酒好きならばやみつきになること請け合いの、イカの丸干しです。

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あは、店内にもまんぼうが (^o^)
というわけで、三五七やさんが丹精込めて作られた、まんぼうその他の干物をいただいて帰った主人であります。
それらの干物がどんなお味であったかは、次回ご紹介することとしましょう。

お楽しみに~!

【三五七や (さごひちや)】
〒516-1634
三重県度会郡南伊勢町古和浦
でんわ:0596-78-0888 (店舗)

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2010年2月11日 (木)

でこたんご飯

伊勢屋主人です。

先般よりお知らせしているとおり、南伊勢町の土実樹さんでは ただいまハウス栽培のデコタンが旬を迎えております。
主人も、土実樹さんのデコタンが大好きですので、先日初物をいただきましたよ。

今年も、いい出来のデコタン。サイズも大きく、香り・味ともにとても満足させていただきました (^-^)

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このデコタンですが、見た目は厚みがあって皮が堅そうなのですが、案外柔らかく 手で楽々と剥けます。
そして、皮を剥いた手にはデコタンの爽やかな香りが移り、なんとも気分がいいものなのですよ (^-^)

ただ、今まではこの香りの良い皮も、あっさり捨てていた主人であります。だって、使い道を思いつかなかったのだから、仕方ありません。
以前は、乾燥させてお風呂に入れたりしたこともあるのですが、最近は乾かすのが面倒になって、それもあまりしておりませんでした。

もったいないですよね~などと 土実樹さんで話していたら、溝口さんが「ご飯にしたらいいじゃない、美味しいよ」ですって!
え? それってどうやるんですかぁ?? というわけで、根掘り葉掘り聞いてきた主人であります(笑)

まずは、デコタンの皮をよく水洗いして、下茹でをします。やっぱり柑橘類の皮ですから 苦味がありますので、下茹ですることでこれを少し抜きます。
でも、抜き過ぎるとデコタンの香りも薄くなってしまうので、加減が難しいところですね。。。

というわけで、主人の茹で時間は、沸騰してから10分くらいかな。
うっすらとお湯にデコタンの色が出てきたら、火から下ろして流水にさらして、粗熱を取ります。

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そして、このようにスプーンを使って、皮の裏の白い部分を取り除きましょう。これが残っていると、何となく食感が悪いのと、苦味がここにもありますので。

生だとなかなか取れずに苦労するのですが、下茹でをしてあるので、あっさり簡単に取ることが出来ます。

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こうして下拵えが終わったら、皮を根気良く刻みます。
だいたい1mmから2mm程度に刻むと、香りが楽しめ かつ食感もいいようです。

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はい、刻んだ皮をお米と一緒に炊飯器に入れて、後は炊き上げれば完成!

主人の場合は、日本酒を少々と粗塩をごく僅か、これに加えています。これは好みの範囲なのですが、これらを加えることでよりふっくらと炊き上がり、またおにぎりにしても美味しい でこたんご飯になると思っています (^o^)v

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はい、炊き上がりの図。
デコタンの皮も、つやっつやに炊き上がりました。

炊飯器の蓋を開けると 立ち上がるデコタンの香りが、もうたまりません! う~、食欲をそそられるぅ~ (^q^)

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ご飯と混ぜると、ほら、ご飯がうっすらと橙色になっているでしょう。
味見をしてみると、デコタンの香りがしっかりと移り、とっても美味しいんです。

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で、このでこたんご飯、そのまま食べても美味しいのですが、ハヤシライスやチキンライスにすると、さらに美味しくいただけるんですよ~。
あと、ピラフを作る時に加えるのも、いいと思います。

というわけで、今回はハヤシライスにしてみました。

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冷蔵庫にあったあり合わせの材料で作ったので、今回はマッシュルームの代わりにブナシメジを入れたんですけど、ちょっと見栄え悪いなぁ (-_-;
次回は、手抜きをせずに、ちゃんとマッシュルームを使うことにしましょう。。。

まあ、主人作のハヤシライスの出来は置いておいて(笑)、デコタンって2度美味しくいただけるんですね~、なんてコストパフォーマンスがいい食材なんでしょう。
これからは、皮も大事に取っておいて、きちんと利用することにします!

今回いただいた印象で、もしかしたら ご飯だけではなくパスタにも応用できるかもしれない、といろいろと企んでいる主人であります (^o^)
また、うまくいきましたら、このブログで報告しますね~!

土実樹さんのデコタンは、いま出荷真っ最中。今シーズンは、出来も良く、主人のイチオシです。
どうぞ、e-伊勢屋でご覧になってください。お待ちしています!!
  

e-伊勢屋へは、こちら からどうぞ。

 

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2010年1月28日 (木)

あおさ、美味し~い (^-^)

伊勢屋主人です。

14日の記事(あおさ、もうすぐ )でお伝えしましたが、三重県の太平洋岸で盛んに養殖されているあおさ。いよいよ、今年の出荷が始まりましたよ~!

昨日、ぶらりと南伊勢町の土実樹さんに寄りましたら、あったんですよぉ、新物のあおさ (^o^) 
一年振りに見る、あおさの鮮やかな緑色です。

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土実樹さんで扱われているあおさは、迫間浦(はざまうら)で採れる天然物。

町内で採れるものですから、土実樹さんも町内あちこちのあおさを試されたそうですが、迫間浦のものが一番の味ということで、お店で売られています。

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あおさって、こんなに緑が鮮やかなんですよ。
それと、香りが抜群!
海苔より数倍強い、海の香りがうれしいんです。

このあおさの食べ方ですが、主人はこれをちぎって味噌汁に入れるのが、大好き (^-^)v
特に、たまねぎを実にした味噌汁には、格別相性がいいようです。

さらには、天ぷらも美味しいですし、これを使っての海苔の佃煮も美味しいんですって。
いや、主人は佃煮だなんて、そんな大胆な使い方はまだやったことがありません。だって、勿体無いもん(笑)

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ちょっと変わった食べ方としては、ラーメンにトッピングする、というのがあります。
時々わかめを入れてくれるラーメン屋さんがありますが、わかめをやめてぜひあおさを!と言いたくなります。それほど、ラーメンに入れたあおさは美味しい! 
ラーメンの湯気と一緒に立ち上がってくる磯の香りと、スープと馴染んだ旨味が、なんともいえずいいものなんですね~。

ついつい、主人などはあおさのトッピングを追加してしまって、奥方にたしなめられています(笑)

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実は、伊勢の乾物屋さんでは、一年中あおさが店頭に並んでいます。
でも、あおさの旬は今頃。真冬の1月から2月にかけてなのです。

業者さんによっては、冬に収穫・乾燥させたあおさを冷凍保存して通年販売されていますが、土実樹さんはあえて旬のあおさだけを取り扱われています。
というのも、やっぱり旬のものを旬にいただくのが一番美味しいということと、食べ物には旬があると言うことを大事にしたいから、ということからなのです。

本当に美味しい、南伊勢町のあおさ。
あなたも、ご賞味してみてはいかがですか?

今シーズンから、e-伊勢屋でも取り扱いを始めました。
e-伊勢屋へは、こちら からどうぞ。

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2010年1月26日 (火)

横輪いも

伊勢屋主人です。
平成22年の1月も、そろそろ終わりに近づいてきました。ついこの間、元旦を迎えたと思っていたのに、早いものです。

さて、今月の9日の記事 『募集しま~す (^o^)/』  にて、皆様がご存知の みえの郷土料理をご紹介くださいとお願いいたしましたが、伊勢市にお住まいの松コッコ様から早速ご紹介いただきました。松コッコ様、ありがとうございます <(_ _)>

松コッコ様がご紹介くださったのは、コレ ↓

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横輪いもです。
実は、主人も今回初めて拝見した食材です。

伊勢市の奥座敷、平家の里として知られる横輪地区で栽培されているヤマイモなのですが、一般のヤマイモより粘り気が強く イモの旨味も濃いのが特徴です。
なぜ、そんなに粘りが強く味も濃いのかというと、栽培されている横輪地区の土地が痩せ気味なためイモが小さめに出来、結果として凝縮されたイモとなるからなんですって。

今回、主人が横輪町の『郷の恵・風輪(さとのめぐみ・ふうりん)』さんで入手した横輪いもは、さらに小さめな感じ。
横輪いもの出荷は11月頃から始まっているそうなので、時期としてはそろそろ終わりに近いのでしょう。
むむ、もっと早く知りたかったな、このイモ。というのも、主人はヤマイモが大好きなんです、ハイ (^-^)

さて、この横輪いもを使った料理ですが、一般的なのはとろろ汁ですね。
横輪地区では、味噌汁にすりおろした横輪いもを入れ、ご飯にかけていただくのだそうです。
うん、これも素朴な味で美味しそうですね~。

さらに、海苔巻き揚げ、山芋とうふといったお料理をご紹介いただきました。

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今回、主人は横輪いもをいただくのが初めてでしたので、ストレートに味がわかるとろろにしてみました。
横輪いも、ご覧の通りにかたちがゴツゴツしているので、ちょっと皮が剥きにくい。さらに、皮を剥いていくと当然ぬるぬると滑るので、皮むきに少し苦労しました(笑)
そして、皮を剥き終わったら、酢水にさらしてからおろし金ですりおろします。

あ、この酢水にさらすというのが、ポイントなのだそうです(松コッコ様より)。これにより、色が黒ずむのを防ぎ、ぬめりも少し弱くなるので、調理する際に助かります。

こうして作ったとろろ、いや本当に粘るものです。お箸でつまんで引っ張ると、ビヨ~ンと伸びてきます(笑)
がっつりお箸を入れて持ち上げたら、たぶん器ごと持ち上がるのではないでしょうか。それほど、粘り気が強いんです。
口に入れてみると、濃厚~! イモの味が、すっごくしっかりしてます。う~ん、こいつは旨い!!

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横輪いもは、『郷の恵・風輪』さんで入手できます。確認したところ、そろそろ出荷の末期で、2月に入ると入荷がぐっと少なくなるとのことです。
出来れば1月中にお出でくださると入手が確実、ということですので、気になる方はすぐにお出かけになるのをお勧めします。

それではここで、横輪いもを使った郷土料理の作り方をご紹介しますね (^-^)v

■とろろ汁
材料:横輪いも(150g)、削り節(3g)、醤油(20cc)、水(80cc)、
    塩少々、青のり少々、白葱(薬味 20g)

作り方
・鍋に水を入れ、一煮立ちしたら削り節を入れてだし汁を取り、醤油を加えて冷ましておきます。
・イモは皮を剥いて、おろし金ですりおろし、すり鉢に入れてさらによくすります。
・すり鉢でさらに粘りを出したら、冷ましただし汁を少しずつ加えながら、すりこ木でダマにならないようによく伸ばしていきます。
・伸ばし終わったイモを暖かいご飯にのっけて、薬味を添えれば出来上がりです。

■海苔巻き揚げ
材料:横輪いも、片栗粉、卵、塩少々、海苔

作り方
・イモをすりおろし、片栗粉を混ぜてから さらに卵と塩を加えて、よく混ぜます。
・海苔を3cm×5cmくらいの大きさに切り、片栗粉、卵、塩を混ぜたイモを乗せ、端からくるくるっと巻きます。
・中温(170度くらい)の油で、これを揚げれば出来上がり。
・塩コショウでも、ちょっと醤油をかけても美味しいです。

■山芋とうふ
材料:横輪いも、豆腐、しょうが、わさび、塩

作り方
・すりおろしたイモに水気を切った豆腐と、塩少々を加えて混ぜ合わせます。
・これを濡れ布巾を敷いた蒸し箱に入れて、20分くらい蒸し上げます。
・よく冷ましてから切り分けて、おろししょうがかおろしわさびでいただきます。

いかがです、簡単でしょ? 横輪いもを使ったみえの郷土料理、ぜひお試しになってみてください。

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今回、横輪いもをご紹介くださいました松コッコ様、どうもありがとうございました。

みなさまも、ご存知のみえの郷土料理をお知らせください。
『伊勢屋主人日記』のコメント欄にでも、また info@e-iseya.jpへのメールでもかまいません。どしどし、お寄せくださいませ。

お待ちしていま~す (^-^)/

【郷の恵・風輪(さとのめぐみ・ふうりん)】
〒516-1106
伊勢市横輪町586番地
でんわ:0596-39-1741

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