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2009年12月 1日 (火)

山茶花としもやけ

伊勢屋主人です。

十二月一日、今日から師走入り。
毎度 年の初めには一年とは長いものと思うのですが、その実まことに足早に過ぎるものです。はてさて、「光陰矢のごとし」とは実に的確な表現であります。

温暖な三重県中部地方も、昨今の朝方はだいぶんと冷え込むようになりまして、起きぬけに不用意に戸外に出ようものなら、特大のくさめの一つも響かせてしまう、というものであります (^-^;;

ところで、主人の家と隣家の間には路地が一本通っておりまして、風雅な隣家の主は山茶花の生垣をしつらえておいでです。
その山茶花が、時期なのでしょう、ぽつぽつと花を咲かせ始めました。

09120101

 

この路地はまた、地域の小学生たちの登下校の道にもなっております。
今朝方のことですが、数人の子供たちが歌を唄いながら、この道を通っていきました。

「さざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびだ おちばたき」

懐かしい旋律です。主人は、思わず聞き耳を立ててしまいました。
文部省唱歌「おちばたき」を唄って、子供たちが通っていったのでした。

主人の年代では、文部省唱歌を小学校で習うのは当たり前でしたが、今日びの小学校ではほとんど教えないようなのです。文語体の歌詞が子供たちには難しいので、ということらしいのですが、主人にはなんとも寂しくまた悲しいこと、と感じられてなりません。

文部省唱歌の旋律の美しさ、そしてその歌詞が伝える当時の生き生きとした情景は、言葉に尽くせぬほど素晴らしいもの、と主人は考えています。そして、そのような風景が見られなくなった今でこそ、これを子供たちにきちんと伝えるべき、と思うのです。
それを、歌詞が難しいから、という理由で教えないというのは、あまりにも乱暴なことではないだろうかなぁ。

難しい歌詞なら、先生がきちんと教えてあげてください。
そして、この美しい旋律と、美しい言葉を子供たちに伝えてあげてください。切に、主人は願うのです。

それが難しいことは、重々承知しています。
この「おちばたき」の続きは、このような歌詞です。

「あたろうか あたろうよ
しもやけおててが もうかゆい」

今、しもやけを作っている子供って、ほとんどいないでしょうね。
ですから、実感としてこの歌詞を理解することは難しいのだ、という主張は理解できます。
でも、しもやけとはどういうものかも子供たちに理解してもらって、多くの子供たちがそれを作っていた時代に思いを馳せてもらうのも、大事な教育ではないでしょうか。
そして、そういう生活実感の面から歴史をひもといていくのも、子供たちにとっては興味深い勉強になるのではないでしょうか。
主人は、そのように考えるのですが、いかがなものでありましょうかねえ。

09120102_2

ところで、山茶花は赤い花ばかりと思い込んでいた主人でありますが、このような白い山茶花の花もあるのです。
これもまた、たたずまいの美しい花。つい手折って、部屋の一輪挿しに投げ込みたくなってしまいます。

こうして、師走の一日が暮れて、大晦日に向けてまた一つ、暦がめくられていきます。

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