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2009年12月31日 (木)

年の瀬参り

伊勢屋主人です。

今年の大晦日は、とても寒い大晦日となりました。
気温も低いのですが、風が強くて体感温度がぐっと下がった感じであります。

そんな寒い中、恒例の年の瀬参りに伊勢神宮 外宮さんにお参りしてまいりました主人であります。

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外宮さんに到着しましたら、大篝火にはすでに火が入っておりました。ご覧のように、盛大に火の粉が飛んでおります。

この火の粉で、お気に入りのダウンジャケットに焼け焦げを作ってしまったのは、昨年の主人でありました (T_T)
はい、今年は気をつけましたよ、ホントに。

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例によって、参道のあちこちにこのような小さな篝火も焚かれております。そして、恒例の餅焼きも、です(笑)

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何はともあれ、まずはお参りを というわけで、正殿に向かいます。

この時分にいらっしゃっているのは、ほとんどが地元の方なのではないでしょうか。今年も一年無事に過ごせた御礼を、ゆっくりと外宮さんに報告されているのかな。

参拝の方々もさほど多くなく、この一年をじっくりと振り返るような、このしみじみとした雰囲気が好きで年の瀬参りを重ねている主人でありまして、昼間の雑踏の中を慌しく歩くような初詣は正直好みではありません。
とはいえ、初詣にはやっぱり行きますけどね(笑)

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正殿前も、こんな感じ。それほど参拝の方は、まだ多くありません。
みなさんゆっくりと参拝の順番を待っていて、そんな中でこちらも落ち着いた参拝が出来ました。

寒い中ではありましたが、寒いので尚更心が引き締まるような、さわやかな参拝となりましたよ。

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さて、お参りが済んだところで、近くの篝火に当たらせてもらいました。おぉ、あったか~い (^-^)
ここでも、当然餅焼きが盛んに行われておりました。

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ところで、本日は拙宅の長男坊主も珍しく、年の瀬参りに同行しております。
彼の目的は、お参りではなく、この餅焼き(笑)
百円ショップで買い込んだ焼き網を竹の棒に針金で巻きつけて持参、やる気十分であります。

このように篝火の前に陣取り、一生懸命に焼くこと十五分ほど。
上手にお餅が焼きあがりました。
食べてみると、ガスコンロで焼いたものよりも風味が良く、とても美味しい!
薪の火で焼くと、こんなに味が違うものなのでしょうか。驚きました。
そして、こんな体験をさせてくれた長男坊主にも感謝です。

来年は、もっとたくさん餅を持ってこようか、ね、長男坊主 (^o^)
そう、焼くのは当然キミだよ。

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このように、今年初めてやってみた餅焼きですが、これもなんとも風情のあるものですね。
篝火にあたりながら、餅が焼きあがるまで待つこのスローな時間が、一年間の慌しさを洗い流してくれるようでありました。

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小さい篝火は静かでちょっと濃い空間となっておりましたが、大篝火の方は依然として盛大であります。ときどきこんな風に大きく爆ぜて、そのたびに喚声が上がっておりました。
お、こっちに火の粉が来る、くわばら、くわばら。。。

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今年の大晦日は、十四夜。お月様は、左下がほんの少し欠けていました。
寒くはありましたが、そんな清々しい今年の大晦日。
それもあと数時間で、平成二十二年にたすきが渡されます。

 

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伊勢 大晦日点景

伊勢屋主人です。

本日は平成二十一年十二月三十一日、今年の大晦日でございます。
おそらく後年に「激動」という形容詞がつけられるであろう本年も、本日をもちまして新しい年に切り替わります。

お昼前にちょっと所要がありましたので、伊勢まで出かけてまいりましたよ。

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近鉄 宇治山田駅です。
既に、大きな門松が立てられていました。

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門松の脇には、多分LEDで光るのでしょう、かがり火も置いてありました。
うふ、芸が細かいと思うのか、本物じゃないよねと思うのか、さて皆様のご判断はどちらでしょうか???

さて、伊勢神宮に初詣に来られるお客様で、お正月はここも賑わうのでしょうね。
伊勢市内は常にクルマで移動する主人ですから、常日頃はそのような風景も見たことがありませんが、今年は遷宮も近くなってきましたので、初詣のお客様でさぞごった返すのではないでしょうか。
明日にでも、こちらの様子もちょっと見に来ることにしましょうか (^-^)

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こちらはJR伊勢市駅前です。
本日の夜に焚かれる大篝火用なのでしょう、大きな薪がすでに用意されていました。

この薪、薪ストーブユーザーとしては、おおっ!という感じのいい薪であります。こちらに少し呉れないかなぁ (^o^)

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その伊勢市駅から外宮さんへと通じる参道。
こちらにも、こうした門松と日の丸の国旗が用意されておりました。

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こちらは、市内のとある呉服屋さんのディスプレイ。
なんとも見事なディスプレイでしたよ。

手前に松の生木、そして和服、お供えがディスプレイされているのですが、このお供えが縮緬なのでしょうか、布で作られていました。

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こちらは、鏡餅。
お餅、干し柿、橙など全てが、布で作られています。
伊勢海老は、組紐かな?
それにしても、いやはやお見事!

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さらに見事であったのは、こちらのお重です。
おせち料理がすべて、布で作られていました。
う~ん、脱帽です。

伊勢市内にも、こうして新しい年を迎える準備が万端に整いつつある様子が見て取れました。
あとは、除夜の鐘を待つばかりのようです。

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2009年12月17日 (木)

フグ鍋、食す (^-^)

伊勢屋主人です。

さて、本日のお話しは、尾鷲で買い求めたフグを食した顛末のご報告でございます (^-^)

おっと、その前にお買い物の内容を、ご紹介しましょう。

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こちらは、煮付け用にいただきました「ヒゲダラ」。
ちょこっとググってみましたら、正式な名前は「ヨロイイタチウオ」というのだそうです。

なんか、すっごい名前ですよね。イタチウオというのも聞きなれない上に、ヨロイが付くと、さらにクェスチョン度がアップ(笑)
いやぁ、この名前の由来が知りたいなぁ。

昆布〆めにすると絶品らしいのですが、今回は予定通り煮付けで食しました。
うん、上品な白身に脂の乗りもよくて、おいしいものでした。
次回は、ぜひ昆布〆めに挑戦したいお魚であります (^-^)v

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さて、こちらが問題のフグ。
こうして見ると、妙に愛嬌たっぷりのお魚です。

正直に申しますとねえ、買ってきたものの考え込みましたよ。
本当に「食うか!?」って(笑)

なんてったって、相手はフグ。
お店のおじさんは、「毒? ない、ない」と笑っていましたけど、もし間違って あったらどうするの?

九州では、フグのことを「テッポウ」と呼ぶのだそうな。中(あた)ったら、コロリとひっくり返るからだそうで(爆)
本日、主人の手でさばいたこのフグを食する主人一家。気がついたら、一家丸ごと討ち死になんてことになったら、シャレになりません。

で、かなり真剣にググってみると、無毒のフグはいる、ということがわかりました。
というより、そもそもフグには毒はないんですって。
海の中でいろんなエサを食べているうちに、フグの体内に「テトラドトキシン」が細菌の作用で蓄積されるのだそうです。
で、フグはこの猛毒のテトラドトキシンに対して耐性がものすごく強いので、本体は大丈夫なんですけど、それを食べた方はイチコロですよ、ということなんです。
ふ~ん、いやいや、ひとつ知識が増えたぞ (^o^)

で、無毒のフグは「サバフグ」という種類です。
でも、サバフグには「シロサバフグ」、「クロサバフグ」、「ドクサバフグ」という三種類があって、シロサバフグは完全無毒、クロサバフグは獲れる地域によって毒がある、ドクサバフグはその名のとおり毒を持っている と、こうなっております。

写真を見ても、主人の手元にあるフグがシロサバフグなのかクロサバフグなのかドクサバフグなのか、正直はっきりしません。
でもまあ、お店のひとが言うので大丈夫だろう、ということで、これはシロサバフグに決定(笑)

次の問題は、キモ。
それはそれは大きなキモが出てきて 見た目美味しそうなのですが、これは食べていいのか。
トラフグのキモなんて、それこそテッポウです。食べては美味しいらしいけれど、ほぼ百発百中 (=_=;;
歌舞伎の名優、先代の坂東三津五郎さんも、素人がさばいた(ご自身だっけ?)フグのキモを食べてお亡くなりになりましたな。

そこで、さらにググってみると、多少でも公的なサイトには「シロサバフグといえども、キモは自己責任にて食すべし」とあります(汗...)
いやだなぁ。。。

でもね、個人のサイトには「キモ、美味しいよ~」という報告があちこちに出ておりました。お店で「キモも食べられるよ~」とも、言われたことだし。
ということで、これも気合を入れて、食することにしましたとさ (^o^)

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お店のおじさんに教わったとおり、頭のところにざっくりと包丁を入れて、ぐぐっぐぐっと引っ張ると、ほら この通り! 一尾分の皮が、ぷるんと剥けます。

*実際には、かなり力が要りますけどね。特に、口のところを剥がす時です。

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まあ、なんだかんだで、このようにフグ鍋用のぶつ切りが出来上がりました。
はい、向かって左のぶよんとしたのが、フグのキモであります (^o^)

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で、こちらがお鍋の様子。

確かに弾力という意味では、天然トラフグには負けます。
でも、フグのだしとしては十分出ますし、美味しい。これなら、養殖の高価なトラフグよりは、よっぽど美味しいと、主人は思いました。

何よりも、キモが安心して食べられるというのが、得点高いですよね~。このキモ、めっちゃめちゃ濃い旨味があって、ホントに美味しかったんですよ。これなら、ソテーにしてもいいかもしれない。

さらに、ここには写ってはいませんけど、剥いた皮を軽く湯がいて、ちょっと酢を効かせた汁に漬け込んだら、翌日お箸では取れないほどの煮こごりになりました。
これって、コラーゲンがいっぱいなんだろうなぁ。
こちらも、主人一家には大好評で、主人のおつまみとして作ったものが、あっという間に皆に食べられてしまいました(泣)

期待に反して(?)美味しかった、このサバフグ。
次回は、唐揚げと一夜干しにしてみたいと、また狙っている主人なのであります。

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2009年12月13日 (日)

魚屋さん? 水族館?

伊勢屋主人です。

先日の熊野・御浜に行った折のお話しの続きでございます <(_ _)>

実は、今回熊野に行くに際しまして、主人は仕事とは別に一つの企みを持っておりました。それは、とある魚屋さんを訪ねたい、というものです。
噂では、その魚屋さんの店先にある魚の名前が全てわかったら、魚博士になれるよ、というくらい珍しい魚を扱っておられるそうな。

え~、そんな魚屋さんがあるの~?
で、どんな魚があるの~?

というわけで、興味津々かつクーラーボックスをクルマのトランクにしっかり用意して出掛けた主人なのでした(笑)

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その 噂のお店は、尾鷲にありました。
国道42号線を松阪方面から来て、尾鷲市街に入った最初の交差点「坂場」を左に折れて100mちょっとくらい進んだ道沿いにある「岩崎魚店」さんです。

クルマを停めるところもどうやらなさそうなので、歩道にちょっと入り込んで停めて (^-^;
さっそくお店を拝見することにしました。

まあまあ、たくさんの種類の魚があること!
お店のおばさんは、「岩崎には、なんでもあるよ」と仰っていましたけど、「なんでも」というのはちょっとオーバーですが、確かに並みの魚屋では見たことも無い魚がゾロソロ状態 (@_@)

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こちらは、マトウダイにスズキ、サンマ、クロムツ、小さめのタイといったメジャーどころです。
でも、中央右上のオレンジの箱に入っていたのは、すでに名前がわからない魚 (-_-;

ところで、このマトウダイ。主人には、強烈な思い出があります。
以前、漁港の近くの魚屋さんで買ったことがあるんです、マトウダイ。
40cmくらいのサイズで、確か250円だったと思います。めちゃめちゃ安いでしょ、これ。
刺身が美味しいから、と言われてさばき始めたのはいいのですが、すっごく苦労しました。
アッチコッチにトゲのような骨があって、またそれが固くて包丁があちこちで止まってしまうのです。

でも 苦労した甲斐あって、この刺身は絶品でした。と~っても甘くて上品な味の白身。
さらに、キモを味噌汁にしたのですが、これも美味しくかつあったまって、幸せになりました。

でも、マトウダイはもうさばきたくないわ、ホント。それほど、苦労させられました (>_<)

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こちらは、カサゴ。当地では、ガシと呼んでいます。
この魚、ここまで大きいのはなかなか見ることができません。これだけのボリュームがあるのなら、お刺身が美味しいだろうなぁ。
あと、塩焼き・唐揚げ・煮付け・鍋など、どんな料理にも美味しくマッチするという、実にオールマイティーなお魚(笑)

主人は、カサゴの一夜干しなんていうのも、大好物です (^p^)

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このあたりから、ワンダーランドの始まり、始まりぃ~(笑)
これは、マダコですな。まあ、ワンダーランドというには、タコはまだまだメジャークラスですが、こうして丸のまま売っているお店というのは、やっぱりそんなにはないでしょうね。

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ここに至っては、まさにワンダーランド!
こんな魚、見たことがないぞ (*_*)

右のブヨっとした魚、なんだろう?
お店の人に聞くと、「ああ、フグだよ」ってさらっと (o_o)

「フグなら、素人には無理でしょ」
「いんや、コイツには毒はないんだよ、キモも食べられるよ」

え?
毒のないフグ?
キモまで食べられる?
それ、ホントなんですか?

この時点で、コイツを買い込むことをキッパリと決断していた、主人であります(爆)

身はやや水っぽいので刺身はダメよ、唐揚げか鍋だね、というのがオススメの言葉。
もう主人の頭の中は、今晩のフグ鍋でいっぱいであります (^o^)

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コイツも見たことのない魚。

「これは、何て魚?」
「アカアンコ」
「アカアンコ?」
「そう、これも唐揚げか鍋だね。皮を剥いてね、白身が美味しいよ」

といったお店のおじさん、いきなりナイフを取り出して、このアカアンコの首をざっくりと切りました。

「こうしてさ、頭を持って引っ張ると、一気に剥けるからさ」

と言いながら、切った頭を尾っぽの方に引っ張ってくると、見事にぷるんと皮が剥けて、キレイな薄ピンク色の身が出てきました。

「な、カエルみたいだろ。オレたちが子供の頃は、こうしてカエルを剥いて、あぶっておやつにしたんだよな」

さすがに、主人はカエルをおやつにしたことはございませんが。。。

このアカアンコ、家に戻って調べたら「ミドリフサアンコウ」といって、アンコウの仲間であることがわかりました。
鍋、唐揚げ、干物が美味しいそうです。うん、次回はこれに挑戦したいもの p(^-^)q

このほかには、メヒカリらしい深海魚など、生まれて初めて見る魚のオンパレードで、もともと魚好きな主人はとっても楽しませていただきました。
この「岩崎魚店」さん、街角にある水族館って言ってもいいくらいですよ、ホント (@_@)
ああ、こんなお店が近くにあったら、毎日通っちゃうよなぁ~。。。

で、この日はさきほどのフグとヒゲタラという魚をいただくことにしました。フグは鍋に、ヒゲタラは煮付けにするつもり。

ところで、フグは主人がさばきます。ほかに、誰もこんなもの さばいたりしないもん。
そして、ズブの素人がさばいたフグを食べる主人一家(笑)

さて、その運命やいかに???

 

【岩崎魚店】
〒519-3664
三重県尾鷲市坂場町5-33
でんわ:0597-22-3846

*「シティホテル望月」さんの隣です。
 

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2009年12月12日 (土)

熊野の花

伊勢屋主人です。

先日、御浜町の熊野灘で座礁したフェリー「ありあけ」を見たときのことです。無残な「ありあけ」の姿とは対称的な、このような可憐な花達に出会いました。

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このバラは、今を盛りの咲きっぷりです。淡いピンクの花びらが、なんとも美しい。

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その脇には、真紅のバラのつぼみが控えていました。
ああ、これが満開の時に立ち会えたら、よかったのになぁ。ああ、残念。

それもしても、まだバラが咲いているなんて、同じ三重県の中でも熊野や御浜は主人が住んでいる中部よりも、よっぽど暖かいのでしょうかねえ?

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と思ったら、水仙までほころんでいました。
主人の家の周囲では、まだまだ蕾が固いのに。

やっぱり熊野は、暖かいんですね。しみじみと、実感できました (^-^)

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2009年12月11日 (金)

ありあけ

伊勢屋主人です。

先日、仕事で御浜町まで行ってまいりました。

ええ、遠いんですよ、御浜町。
主人の住まいからクルマで約3時間以上。
主人の住まいは、三重県のほぼ真ん中あたり。これに対して御浜町は、もう少し行けば和歌山県という三重県の南端ですから、一般道で行くとこれくらいかかります。
行き方は、国道42号線という幹線道路をひたすら走っていけばいいという気を使わないもので、時間はかかりますけれども山あり谷あり川あり海ありのなかなか楽しい道のりなのです (^-^)

出発してほぼ3時間、御浜町の手前の熊野市に入ると、七里ガ浜沿いに海を見ながら走ることになります。
その海を見ながら、「あれ、座礁したフェリーって、このあたりにあるんじゃないかな?」と気が付いた主人であります。

先月13日でしたか、三重県沖の熊野灘を航行中のフェリー「ありあけ」が転覆・座礁したニュースは、一時期トップニュースでしたので、まだ記憶の方も多いと思います。
座礁といっても、外洋を航行する大型フェリーでしょうからある程度沖合いにいるのでしょうね。
果たして、物見高く見に行ってもどこまで見物できるのやら、と思いながら海岸に立ってみると。。。

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え!
こんな近くに、転がっているよ!!
海岸から100mくらいでしょうか、夏なら泳いで近寄ることが出来そうなくらいの距離。

これには、驚きました (@_@)

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それにしても、大きいものです。
この「ありあけ」を運行していた、マルエーフェリー(株)のホームページによると、「ありあけ」は総トン数:約79万トン、全長:約167m、全幅:約23m、主機関:12,000馬力×2基、最大速力:約25ノット。
いやいや、マルエーフェリー(株)の持ち船の中では、最大のフェリーだったんですね (http://www.aline-ferry.com/ship/ariake.html)

旅客定員は426名も乗れるフェリーですが、確か遭難時の乗員数は20数名だったはず。
この中には乗務員も入っていますから、ほとんどお客様は乗っていなかったんですねえ (>_<)

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いやぁ、見事に横倒しになっています。
この大きさでは、一朝一夕には処分が出来ないでしょうね。

しかも、このところの「週末高速道路1000円」で業績が極端に悪化しているとの報道がなされているフェリー業界のことですから、主力船を失った上にその解体費用という特別損失まで発生してしまう マルエーフェリーさんは、今後の経営は大丈夫なのでしょうか?
そもそも今回の事故も、旅客数の落込みによる収益減を、貨物の積載量を増やして補填しようとしたために、貨物を積みすぎたか もしくは積み方が甘かったのではないでしょうかね?

様々な思惑の中で翻弄されてしまった「ありあけ」。
主人には、船首のマルエーマークと「ありあけ」の文字が、ちょっと痛々しく見えてきてしまいました。

もちろん、被害は熊野、御浜の漁業者の方々も同じこと。
この座礁で、燃料の重油が漏れ出して、これから稼ぎ時の伊勢エビ漁が全面ストップ。
さらに、沿岸の漁にも支障が出ているでしょうから、こちらの被害甚大です。

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解体の日程もまだ確定していないようですが、この様子では来年の春頃までは十分かかるのではないでしょうか。
一方、船体の一部にはすでに損傷も見られ、今後波浪による一層の損壊もありそうな雰囲気です。

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こちらの船は、重油の中和剤を散布しているのでしょうか。

転覆事故って、燃料流出などで海域の環境が汚染されてしまうことが多いので、厄介なんですよね。
これは、沿岸で漁をなさっている方々には、まさに死活問題。本当に困ったことです。
それにこれだけのサイズだと、処理もなかなか進まないだろうし。

いやいや、台風とご時勢が三重に持ち込んだ難問。
この解決は、そうそう簡単ではなさそうですねえ。

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2009年12月 1日 (火)

山茶花としもやけ

伊勢屋主人です。

十二月一日、今日から師走入り。
毎度 年の初めには一年とは長いものと思うのですが、その実まことに足早に過ぎるものです。はてさて、「光陰矢のごとし」とは実に的確な表現であります。

温暖な三重県中部地方も、昨今の朝方はだいぶんと冷え込むようになりまして、起きぬけに不用意に戸外に出ようものなら、特大のくさめの一つも響かせてしまう、というものであります (^-^;;

ところで、主人の家と隣家の間には路地が一本通っておりまして、風雅な隣家の主は山茶花の生垣をしつらえておいでです。
その山茶花が、時期なのでしょう、ぽつぽつと花を咲かせ始めました。

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この路地はまた、地域の小学生たちの登下校の道にもなっております。
今朝方のことですが、数人の子供たちが歌を唄いながら、この道を通っていきました。

「さざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびだ おちばたき」

懐かしい旋律です。主人は、思わず聞き耳を立ててしまいました。
文部省唱歌「おちばたき」を唄って、子供たちが通っていったのでした。

主人の年代では、文部省唱歌を小学校で習うのは当たり前でしたが、今日びの小学校ではほとんど教えないようなのです。文語体の歌詞が子供たちには難しいので、ということらしいのですが、主人にはなんとも寂しくまた悲しいこと、と感じられてなりません。

文部省唱歌の旋律の美しさ、そしてその歌詞が伝える当時の生き生きとした情景は、言葉に尽くせぬほど素晴らしいもの、と主人は考えています。そして、そのような風景が見られなくなった今でこそ、これを子供たちにきちんと伝えるべき、と思うのです。
それを、歌詞が難しいから、という理由で教えないというのは、あまりにも乱暴なことではないだろうかなぁ。

難しい歌詞なら、先生がきちんと教えてあげてください。
そして、この美しい旋律と、美しい言葉を子供たちに伝えてあげてください。切に、主人は願うのです。

それが難しいことは、重々承知しています。
この「おちばたき」の続きは、このような歌詞です。

「あたろうか あたろうよ
しもやけおててが もうかゆい」

今、しもやけを作っている子供って、ほとんどいないでしょうね。
ですから、実感としてこの歌詞を理解することは難しいのだ、という主張は理解できます。
でも、しもやけとはどういうものかも子供たちに理解してもらって、多くの子供たちがそれを作っていた時代に思いを馳せてもらうのも、大事な教育ではないでしょうか。
そして、そういう生活実感の面から歴史をひもといていくのも、子供たちにとっては興味深い勉強になるのではないでしょうか。
主人は、そのように考えるのですが、いかがなものでありましょうかねえ。

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ところで、山茶花は赤い花ばかりと思い込んでいた主人でありますが、このような白い山茶花の花もあるのです。
これもまた、たたずまいの美しい花。つい手折って、部屋の一輪挿しに投げ込みたくなってしまいます。

こうして、師走の一日が暮れて、大晦日に向けてまた一つ、暦がめくられていきます。

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