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2007年6月 1日 (金)

サルトリイバラ

伊勢屋主人です。

今日から六月。昨日もお話しましたとおり「水無月」で、入梅も間近です。でも、今日の三重県は昨日に引き続き、快晴です。
ちょっと風が強いかな。

さて、この季節 野山を歩くと、さまざまな草木に気がつきます。どれも育ち盛りで、葉がみずみずしいので目を惹くためでしょうか。
それらの中で、ふと目に留めたのが、この葉っぱでした。

07ibara

ここ 三重では「いばら」と呼ばれていますが、「サルトリイバラ」というのが正しい名前です。
ユリ科の植物ですが、半つる性で2~3mくらいの高さに育つそうです。現状では、そんなふうには見えませんが(笑)

実は、主人も知っているくらいですから、ここ三重県中部では子供から大人まで、この「いばら」という植物のことは良く知っています。でも、それは植物としての関心からではありません。
この「いばら」の葉は、「いばら饅頭」というお菓子を作るのに使われるので、誰でも知っている、というわけなのです (^o^)

「いばら饅頭」は、小麦粉に少し上新粉を加えて作った生地に餡を挟み、それを2枚の「いばら」の葉っぱで包み蒸し揚げて作ります。イメージとしては柏餅に近いですね。
美味しく作るコツは、青々とした「いばら」の葉っぱを使うこと。
これで挟んで蒸し揚げることで、「いばら」の葉っぱの香りが移って、美味しくなるのです。

「いばら」の葉って、この「いばら饅頭」だけに使うのかと思っていたら、山菜として天ぷらにしても美味しいそうなのです。
さらに、茎には薬効があるとのことで、にきびやできもの、腫れ物に効果があるとか。

なにげなく目にしている葉っぱも、調べてみるといろいろと深いものがあることに気がつく、主人であります。
市井で普通に暮らしている人にも、隠された歴史があるのと同じで、興味深いものと思います。

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コメント

こんにちは(*^_^*)
サルトリイバラ初めてみました。

すごい植物ですね~。薬効もあって食べても
美味しいなんて(^^♪

葉の香りはどんな香りなんでしょうか。
気になります☆お花も咲くのでしょうか?

投稿: ちも | 2007年6月 4日 (月) 16時47分

ちも様、いらっしゃいませ! 伊勢屋主人です。
亀レスになりまして、申し訳ありません。。。
サルトリイバラって、関東では見たことがありませんね。
葉の香りは、まあ柏餅のような感じです。蒸してしまうと、同じようになってしまうのでしょうか。
秋には小さくて真っ赤な実をつけるので、生け花にも使うようですよ。

「神戸・六甲山系の森林」というホームページに、サルトリイバラについての詳しい説明があります。ご覧になってみては、いかがですか?

http://shinrin.cool.ne.jp/sub174.html

投稿: 伊勢屋主人 | 2007年6月 5日 (火) 12時38分

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