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2007年4月29日 (日)

やさしさオーラに包まれた日 (^^)

伊勢屋主人です。

以前にこの「主人日記」でお伝えしました、「もりのちいさなはいしゃさん」原画展が26日より、津市の三重県立美術館で開催されています。
本日29日は、この絵本を作られた服部美法さん(絵)と上平川侑里さん(文)が会場に来られて読み聞かせをしてくださる、という大イベント (^-^) の日なので、主人も駆けつけてまいりました。

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会場は、三重県立美術館内の「県民ギャラリー」。
2時から読み聞かせの予定と聞いておりましたので、1時45分に会場に入った主人ですが、ギャラリー内はすでにお客さまでいっぱいでした。

そして、会場案内のポスターが、こちら ↓

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「もりのちいさなはいしゃさん」の主役である、ねずみさんとわにさんが、会場に案内してくれています (^^)

中に入ると、会場の壁面いっぱいに「もりのちいさなはいしゃさん」の原画、そしていままでの服部さんの作品が飾られています。

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ところで、上の画像は読み聞かせが始まる少し前に撮影したものです。あれ、お客さまそんなにいないじゃない、って思いませんでした?
実は、この画面の右(写っていません!)で読み聞かせが行われるので、お客さまはもうそちらに集合していました。

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はい、こちらがその読み聞かせに集まっていらっしゃったお客さま!
ね、とっても多いでしょ。主人も、正直びっくりしました (^^;
四日市の市立博物館で「もりのちいさなはいしゃさん」の原画に初めて出会ったのが、半年前。
この6ヶ月の間に、この作品はこんなにたくさんの方々に愛されるようになったのですね。主人は作者でも関係者でもありませんが、この光景を見てちょっぴり嬉しくなってしまいました。。。

ほらほら、お待ちかねの読み聞かせが始まりましたよ。
本番の読み聞かせの前に、歯医者のねずみさんと虫歯のわにさんを紹介する、服部さんと上平川さんです。
最前列かぶりつきの子供たちは、もうこの時点で目がキラキラと輝きだしていました。
この「目キラキラ」状態は、服部さんと上平川さんも同じ! 
お二人と子供たちの気持ちが、シンクロし始めたようです。

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ここでストーリーをご存じない方に、「もりのちいさなはいしゃさん」の内容をかいつまんでご紹介しましょう。

ねずみさんは、森で歯医者さんをしています。でも、お客さんはまったく来ない、歯医者さん。
そんな或る日、虫歯になったわにさんが、ねずみの歯医者さんを訪ねてきました。見かけはちょと乱暴なわにさんですが、実はとっても気が弱く、歯医者さんが大嫌い。
でも、あまりの虫歯の痛さに我慢が出来ず、ねずみさんに虫歯を治してもらうことにしました。
こうして、春に始まったわにさんの虫歯治療は、秋までかかってようやく終わりました。
治療が終わる頃には、お互いの間に友情が芽生えていた、ねずみさんとわにさん。
春になったらまた会うことを約束して、長い冬を迎えたのです。

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この読み聞かせの間、子供たちはじっと服部さんがめくる絵本に見入り、上平川さんが語るストーリーに耳を傾けていました。
おしゃべりする子もなく、皆が読み聞かせに集中している様子は、主人にとってちょっと感動的な光景でした、はい。

この「もりのちいさなはいしゃさん」、現在パート2の製作が進められています。
今日、そのパート2のストーリーも読み聞かせしていただきましたよ。
冬が終わって、春に再会したねずみさんとわにさんの、「友達をどこまで信じることが出来るか」ということをテーマにした内容です。
ほんわりと優しく、ちょっとホロリとする雰囲気のとても良いストーリー、秋には出版されるのでしょうか。
主人も楽しみに、その出版を待つことにいたしましょう。

こちらが、そのパート2の原画です(部分)。

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服部さんの作品は、型を作りそこに水彩絵具を塗り重ねる、ステンシルの技法で描かれています。
その作業自体もとても手間がかかることが容易に想像できるのですが、さらにこの緻密で細部まで手を抜かない描き方ですので、時間がかかるのも当然と思います。
色使いも優しく、そして調和が取れていて、ひとを引き込む力に溢れていると思いませんか?

ここで、どこまで緻密に書き込まれているか、というところを、お見せしますね。

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この、ねずみさんのお弁当や毛並み、足元の草の様子にご注目ください。すべてがきっちりと、かつ優しく描き込まれているでしょう。
草の葉の、見るからに柔らかそうな様子なんて、とても素晴らしいですね。

それともうひとつ、ねずみさんの足にもご注目。
この、親指が他の四本の指から大きく離れているのは、ネズミの足の特徴なのです。
いかに服部さんが動物の細かいところまで観察し、その観察をもとに作品を描かれているかが、このようなところからもよくわかりますね。
そういえば、以前お目にかかった折に、観察のためにネズミを実際に飼ったり、ワニを観察するために動物園に通い詰められた、とお聞きしたことを思い出しました。

このように原画を拝見すると、一日も早い出版が待ち望まれますね。

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お客さまもとても熱心に、それぞれの作品をご覧になっていらっしゃいました。お子様からご年配の方まで、みなさんニコニコと原画を見ながら、楽しそうにお話しをされているんです。
ここでも、服部さんの絵の持つ「やさしさオーラ」が、パワーを発揮しているようでした (^^)

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今回の原画展示には、「もりのちいさなはいしゃさん」の原画に加え、三重県内の小学生に、夏休みに配られる「なつっこ」という課題集の表紙原画も展示されています。
主人宅の子供たちは、「あ、これ知っている!」とそれぞれの原画を見ては、大騒ぎ(笑)
あちこちの家族連れでも同様のお話が聞かれ、小学生の子供さんには二重にうれしい展示だったようです。

さてこの原画展、明日の30日が最終日です。まだご覧になっていらっしゃらない方は、ぜひどうぞ!
服部さんと上平川さんが放つ「やさしさオーラ」に包まれて、会場を出るときには、ほんわりとした優しい気持ちになっていますよ。

実は、今日の主人も、ほんわりとしている一人です (^Q^)

【もりのちいさなはいしゃさん 原画展】
三重県立美術館 県民ギャラリーにて、明30日まで開催中
明日は最終日ですので、午後3時で終了します。どうぞ、お早めに!

県立美術館へのマップは、こちらからご覧ください。

「もりのちいさなはいしゃさん」は、四日市の山画廊様のホームページより購入できます。
この絵本が出来た経緯も書かれていますので、どうぞご覧ください。

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コメント

はじめまして。
『ちいさなもりのはいしゃさん』で、たどりつきました。これ、ステキな絵本ですよね。私は、大ファンです。
こんなイベントがあったなんて、知りませんでした。名古屋なんですけど、知っていたらかけつけたのに (ToT)

また、楽しい情報を教えてくださいね!

投稿: まー | 2007年5月17日 (木) 00時20分

まー様、いらっしゃいませ! 伊勢屋主人です。
はじめまして。ようこそ!

『ちいさなもりのはいしゃさん』のファンですか! それは、それは!!
主人も、服部さんの描く絵のファンです。
なんとも暖かなタッチが、いいですよね。
このようなイベントが今後ありましたら、またブログでご案内しますので、時々覗いてやってくださいませ。

今後とも、よろしくお願いします。

投稿: 伊勢屋主人 | 2007年5月18日 (金) 22時55分

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