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2007年3月31日 (土)

今年初めての花見

伊勢屋主人です。

いやあ、日に日に暖かくなってきますね。さすがに、「春!」という感じです。この陽気のおかげで、街中で見かける桜のつぼみの様子が刻々と変わっていきます。

昨日たまたま行きあった川岸で、そろそろ見ごろを迎えた桜に出会いました。

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ここの桜は、七分咲きというところでしょうか。まだ、淡いピンクのつぼみも見かけますが、花を愛でるという意味では、もう良い頃です。
この、小さな川のほとりに咲く、というのも、また風情があります。
せせらぎの音を聞きながら、ゆっくりと花を見るというのも、また良いものか、と。

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ところでみなさまは、今年はどのような花見をされるのでしょうか。

花見と言えば、大勢が集まって桜の下で大騒ぎというのが相場ですが、あれは粋でないこと甚だしいものであります。
それでも、若い方々ならばそれもまだ良しですが、主人のようにすでにそれなりの年齢に達した者では、絵にも何にもなりませぬ。

ある程度の年輪を重ねた今、趣味や気持ちの合う数人の仲間と、美味しい酒、美味しい肴を傍らに楽しい会話を楽しむ、そういう花見をそろそろ心がけたいものと思います。

さらに主人は、今年はひとり花見というのもよいかな、などと企んでいます。
小さな緋毛氈をしいて、二段重ねの小さなお重を傍らに、季節の野菜の煮しめなどを肴にしながら、これも小振りの徳利からお気に入りの酒を、お気に入りのぐい呑みに注ぎつつ静かに花を見る。
こんな花見もまた良し、と思うのです。

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人生も後半を過ぎ、あと何回この花を見ることができるかとひそかに数えてみると、尚更にこの花を愛でる時間を大事に、濃いものにしたいと思いが強くなっていきます。

さあ、お気に入りの酒のあれこれ、好みのを用意して、出かけることにしましょうか (^.^)

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2007年3月29日 (木)

田舎暮らしは、待ったなし

伊勢屋主人です。

このところ、妙に暖かくなってきました。昨日も今日も、ここ三重県の最高気温は20度超の予報。
やっぱり、半月くらいは例年より暖かくなるタイミングが早いようです。

このように、春がやってくると、主人はずっと先延ばしにしていた宿題に、さすがにとりかからなければならなくなってきます。それは、草刈り (^.^)

本来ならば、昨年の12月頃に立ち枯れた草を刈っておかなければいけなかったのですが、忙しかったのと寒い中での作業に躊躇した結果、いまでは枯れた草がぼうぼう状態。
しかも、その下から新しい春の草が生え始めてきています。
これを放置しておくと、もう収拾のつかない状態になってしまうので、急遽刈り払い機を持って出動しました (^o^)

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軽く1時間ほどの作業で、この程度の実績。手前の緑の部分と奥の枯れ草が立っているあたりまでが、草刈した部分です。この画像ではわかりにくいですが、左中央から右に向かっての枯れ草は、刈リ取られたものです。
まだまだ、先は長いなあ。どうでしょうね。全部刈り終えるまであと10から15時間くらいかかるのではないでしょうか。

この時期腹が立つのは(腹立てても仕方がないのですけど)、ひと雨毎に草がしゅっしゅっと伸びてくることなんですね。
ですので、例えばこの空き地の全体を15日間かかって刈リ終えたとしても、最初に草刈した部分ではすでに新しい草が伸び始めている、ということになってしまうのです。
そうはいっても、やらなくてはなりません。油断をすると、こんな大変なことになってしまいますから。

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すごいでしょ~。もうこうなると、どこから手を付けようか悩んでしまいます(滝汗)
ここの草の背の高さは、2m以上でしょうね。果たして、本当に草刈りが出来るのか? ものすごい、悪戦苦闘になるだろうことは、容易に想像できます (@_@;
ま、これも宿題をさぼっていたツケが回ってきたということで、自業自得なんですけどね。。。

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こちらは、今月の初めに草刈りを行った場所です。一見、きれいになっているように見えるでしょう。まあ、がんばりましたからね (^-^)

でも、ところが、なんですわ~。。。

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ほらね、もうこんなに新しい草がつんつんと生えてきています。
ここも、びしびしに刈りこんだ場所だったんだけどなぁ。こういった植物の生命力には、ホント勝てません。。。

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さらに、こちらにも残る宿題。
冬の間、ちょこっと集めた丸太です。これを玉切りにして、割って薪にしなければなりません。
さらに、今年の冬はさぼってしまったので、再来年に向けて薪集めをしなくては。
ああ、忙しい! さらに、本来の仕事もしなくてはならないし!!

田舎暮らしはのんびりマイペース、というのは、ちょっと現実と違いますね。自分が動かなければならない場面が多いので、そんなにのんびりは出来ません。
さらに、自然の流れを考えて動いていかないと、あとでとんでもなく労力がかかってくるので、マイペースというのもなかなか難しいんですよ。

都会暮らしと違って、対人のストレスは少ないかもしれませんけれど、忙しさは変わらない。
これが、田舎暮らし4年目に入った主人の実感であります(苦笑)

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さらに、こんな道具も必要になります。
これらを使いこなすための経験を積む時間や体力も、また必要。あと、軽トラックは必需品ですね。これのあるなしで、作業の効率や体力の消耗がどれほど違うことか。
こうしてみると、いろいろと費用のかかることも多いです。

田舎暮らし、なかなか手強いですぞ。
「いつかは田舎でのんびりとした暮らしを」と夢見ていらっしゃる方、こういう側面もあることをゆめお忘れなく (^Q^)

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2007年3月25日 (日)

さんま寿司異聞

伊勢屋主人です。

大したことではないのですが、主人は寿司が大好きです。
主人くらいの年代ですと、子供時代のいちばんのご馳走は、お寿司ではなかったでしょうか? 「そのころのトラウマか?」と突っ込まれれば、「はい、確かに」と答えるしかありませんけれど(笑)

さてさて、ひと口に寿司と言ってもたくさんの種類がありますが、主人は東京っ子ですから握りがいちばんのお好みです! でも、まあ寿司と名の付くものは大体いけちゃいますね。
しかも、この寿司というもの、地方でさまざまなバリエーションがあるのが、またうれしいです。
東京の握り寿司、大阪の押し寿司に始まり、京都の鯖寿司、岡山のばら寿司、富山のます寿司、奈良の柿の葉寿司などなど、地域の特色のある寿司を訪ねて日本一周の旅など、いつかしてみたいもの、と常々思っているのです (^Q^)

ところで、ここ三重にも有名な寿司があります。それは、南伊勢から熊野にかけてよく作られる「さんま寿司」というもの。
このさんま寿司は、県外では和歌山そして宮城の気仙沼とかで作られていると聞いています。いずれにしても、どちらも秋刀魚の水揚げが多い地域で、作られているのは納得できるところです。

三重のさんま寿司は、例の戻り秋刀魚を使って作るものですので、あまり脂っ気のない秋刀魚が寿司飯の上に乗っかった、さっぱりとした寿司です。
ところが、南伊勢町の相賀浦(おうかうら)で作られるさんま寿司は、やけに脂が乗っているんですよ~。全然、秋刀魚の質が違うんです。
同じ三重県内なのに、この味の違いはなぜなんだろう、とずっと不思議に思っていました。

だって、そうでしょう。
熊野灘で獲れる秋刀魚はみな戻り秋刀魚ですから、東北からの長い回遊のために身に溜め込んだ脂は使い果たしてきています。ですので、脂がないのが当然なのです。
では、相賀浦だけ脂が乗っている秋刀魚が獲れるの? そんな訳ないですよね。。。

ところが、つい最近この謎が解けました。
この相賀浦という地域、かつてはサンマ漁の盛んな地域で、最盛期には遠く仙台・気仙沼沖あたりまで漁に出かける人々が多かったのだそうです。
当然、ここ相賀浦だけでなく他の港でもサンマ漁は行われていたのですが、ほとんどが熊野灘での操業で、こちらの場合は「戻り秋刀魚」を狙っての漁が行われていたのです。
一方、遠く東北まで秋刀魚を求めて行った相賀浦の人々にとって秋刀魚とは、長い回遊に出る前の脂の乗り切ったもの、であるのが常識だったのでしょう。
ですから、この港の方々が食べるさんま寿司は、脂の乗ったものでなければ、さんま寿司ではないのです。
当時は、獲りたての秋刀魚を、船の上で寿司にして食べたのでしょうか。そして、おそらくその味を秋刀魚とともに、故郷の港に伝えたのでしょうね。
現在では、北海道の厚岸産の秋刀魚などを使って、さんま寿司を作っているそうです。

この話を聞いたとき、正直少し驚きました。
たったひとつ湾を隔てただけで、秋刀魚に対する概念が違い、しかもそれは、しっかりとした歴史の積み重ねの結果から来ているのですから。思わず、「ふ~む」と唸ってしまいましたね。
ひとに歴史あり、そして地域に歴史あり、ということを、ひたひたと実感いたしました。

というわけで、今宵いただく相賀浦のさんま寿司、こころして味わうことといたしましょう。
ホラ、脂が乗っていて、美味しそうでしょう? (^^)

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2007年3月23日 (金)

春分の日 南伊勢散歩

伊勢屋主人です。

ちょっと旧聞になってしまいましたが、一昨日の春分の日は、主人にとってひさしぶりにのんびりした一日でした。
なにせ、18日の『デコタン ビスコッティ』発表に向けてこの1ヶ月あまりの間 突っ走ってきましたので、ようやくその日が終わった安堵感とちょこっとした達成感で、この日ばかりはお休みを満喫させてもらいました。
そうは言いながらも、土実樹さんに行く用事もあったので、家族でお弁当を持って、南伊勢町を訪ねたというわけ。
結局、仕事3割 遊び7割ってところかな (^-^)

ま、仕事のことはさておいて、と。

やはり、海沿いの町は暖かいですね。
ここ南伊勢町の五ヶ所周辺は、北風は伊勢との境の山がさえぎるのでしょうか、海からの優しい風と日当たりで いつもぽかぽかとしているので、野良仕事も主人宅周辺よりかなり早いようなのです。

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ほら、もうこちらでは、田んぼに水が張ってありました。
暖冬だった今年、一様に農作業は例年より早い感じなのですが、それでも田んぼに水を張ってある、というのは初めて見ました (@_@)
ところでこの田んぼ、割と狭いところに作られた段差のある田んぼなので、田植えの作業が大変だろうなぁ。

さて、お弁当を食べようと海に行ってみたのですが、日差しは暖かいのですが、海風が強い! 
のんびりお弁当を、という雰囲気には到底ならなかったので、これは断念しました。

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でも、潮がずーっと引いていて遠浅の浜辺が出ていたので、少し磯遊びをすることに。
指で触れてみると、海の水はもうとても温かくて、ちょっとびっくりです。
そして、あちこちにカニや貝、ハゼ、はたまたアサリなどがいて、ここ五ヶ所浦の豊かな海の様子を垣間見ることができました。

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ホラ、こんな巻貝もいっぱいいます。これ、何ていう貝なんでしょう?
一番下に半分だけ写っているのは、野生の牡蠣です。
こういう地の牡蠣って美味しいし、生きてるのを食べればあたらないって言うひとがいるのですが、ちょっと食べる勇気がありません (-_-;

で、牡蠣は放っておいて、親も子供も「あ、カニがいる!」 「この魚、なんだろう?」 「イソギンチャクがいた!」などと、大いに久しぶりの磯遊びを楽しみました。

小一時間磯遊びをして、さすがにお腹が減ったので、やっとこさお弁当タイムということにに。
そこで、主人お気に入りのナイショの高台に行きました。
ここは、山懐に抱かれたところなので、陽だまりで暖かい上に風も吹いてこないという、お弁当を広げるのには絶好の場所なのです。そして、ここからの眺望が、これ!!

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眼下に五ヶ所湾が拡がる、大パノラマです。ね、絶景でしょ!
五ヶ所湾は島嶼が複雑に入り組んでいるため、いつでもこんなふうに海が穏やかなのです。

実は、ちょっとへこたれた時などは、ここに来て景色を眺めたりしている主人です。
このおおらかで懐がひろい印象の風景を眺めていると、世俗の細かいことなど小さい、小さいと思えてくるから不思議です。
この日もゆったり深呼吸してみたら、思いっきりスギ花粉を吸い込んだみたいで、いきなり大くしゃみを連発してしまいました。。。

まったく、この季節ときたら (-_-メ

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日当たりもよく、風も弱いここでは、もう桜が二分咲きでした。
あれから二日経ち、暖かい日が続きましたから、もう五分咲きくらいになっているのでしょうか。

明日の大荒れの天気で、散らないといいのだけれど。

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2007年3月21日 (水)

南伊勢町のいいもの (^^),

伊勢屋主人です。

前回は「南伊勢町のいいもの展示会」における、土実樹ブースの様子をご紹介しましたが、当日は南伊勢町中から24もの事業者が集まり、それぞれの自慢の品を披露されたのは、以前にお伝えした通りです。
本日は、それらの中から主人が興味を惹かれたものをご紹介します。
実は、全てが海産物になってしまったのですが、それも豊かな海に面した南伊勢町らしい、とも言えるところです (^-^)

まずは、こちら。鯛の養殖をされている『南勢水産』さんです。
今回は、養殖鯛の刺身用切り身を出品されていました。

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『南勢水産』さんでは、粉末にした竹炭をブレンドした特別なエサを鯛に与えているそうです。そのためでしょう、鯛が養殖であるにもかかわらず、脂臭くないのです。
養殖鯛の場合、どうしても運動量に対してエサが多くなってしまうため、内臓に脂が溜まり、それが身にまで臭いとして付く場合があります。
実はこの日、Tシェフが一尺あまりの見事な鯛をお土産にもらったのですが、体調が悪かったため翌日の夕方にこの鯛をさばいたそうなのですが、「全然臭くなかった! 美味しかったよ」と言っていました。
やはり、竹炭の効果って確かにあるようです。

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さて、変わってこちらは『古和浦未来クラブ』さんのブースです。
こちらは、旧南島町古和浦で活動をされている事業者さんのグループで、地元の特産品によって地域活性化と雇用の創出をしていこうと活動されています。
この日出品されていたのは、『からすみ』と『まんぼうの干物』『あんこうの干物』でした。

『からすみ』って、長崎県が産地として有名ですが、三重県でも多く作られているのです。主人はいままで知らなかったのですが、鳥羽や伊勢、尾鷲なともに、この旧南島町で盛んに作られているとのことです。
特に、この古和浦のからすみは品質が良いことで有名で、すぐに品切れになってしまうのだそうです。実際、今シーズンに作ったからすみも、そろそろ終了だそうで、欲しかったなぁ~と悔しい思いをした主人であります。

そして、今回いちばんのびっくりは『まんぼうの干物』でした!
マンボウって、姿はよく知っていますが、あれを食べるのですか!! 干物で!!!
でも、この『まんぼうの干物』、こりこりした食感で美味しいんです。
「初めて食べたけど、美味しいですね~」などと話していたら、隣にいらっしゃった方が「腸はもっと旨いんだよ!」と言われたので、二度びっくり!!

「まんぼうの腸はね、牛や豚のモツよりもっとこりこりして、臭みがなくて美味しいんだよ」

そうなんですか。あ~、食べてみたくなりました。今度、古和浦にお邪魔しますから、食べさせてもらえませんか?
あ、当然『あんこうの干物』も、美味しいものでしたよ。

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こちらは、『さざえのやわ煮』を出されていた『山庄水産』さん。
この、『さざえのやわ煮』も美味しかったです。サザエの身が、ごろごろと20個くらい入っているんです。それを、醤油と味醂でことことと煮込んだもので、煮こごりのようについている煮込み汁にサザエの旨味が沁みこんで、旨いのなんの!
これも、主人のお気に入りになりました (^^)

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最後は、おなじみ 干物クリエイター 『干物の山眞』の山下さんです。
今回、山下さんは竹炭液を使って下拵えをした、鰺の開きを出品されました。
この下処理を加えることで、生臭さが少なくなって塩味もまろやかになるのだそうです。
食べ較べてみると、確かに魚の臭みが少なく、味もまろやかです。
一方、竹炭特有の匂いもなく、いいバランスのように主人には思えました。

「今度、伊勢屋で売りだしてみようか」

とおっしゃるので、大歓迎の主人であります (^o^)

こうしてみると、いろいろな魅力ある商品があちこちに眠っている南伊勢町です。
これからも、e-伊勢屋はこのような美味しい地元の食品を、ひろくみなさまにご紹介してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします <(_ _)>

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2007年3月20日 (火)

デコタン ビスコッティ 発表の日

伊勢屋主人です。

一昨日の18日(日)は、何度かお知らせしました通り、南伊勢町において「南伊勢町のいいもの展示会」が開催され、主人たちが開発に携わってきた土実樹さんの『デコタン ビスコッティ』がその場で発表されました。
結果を先に申し上げますと、無事かつ好評のうちにこの発表は終了しました。
でも、何だかどっと疲れが出て、少し気が抜けている主人であります (-.-)

この日は、南伊勢町恒例の「SUN! 3! サンデー ふれあい市」という朝市と同時開催でした。
朝8時に現地に到着した主人たちは「ちょっと、早過ぎないか?」と思っていたのですが、どっこい会場はもうこんな感じで、準備に追われる方々でごった返しておりました。

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ちなみに、こちらは活きた伊勢海老や桧扇貝などを売られています。ですので、こんな水槽を用意されているんです。

実は、今回 土実樹さんにとってはデコタン ビスコッティが主役なのは言うまでもないのですが、これ以外にも主人たちが開発した『猪のパスタソース』と『猪のシチュー』、さらに『鹿肉ソーセージ』『鹿肉ウィンナー』『鹿肉サラミ』と、土実樹ブースは新商品と試作商品で盛りだくさんの状態なのでした。

会場に入ると、すでに土実樹のブースでは『デコタン ビスコッティ』のディスプレイが既に進められておりました。

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そのディスプレイのチェックをしたり、パスタソースとシチューを暖めるコンロの準備をしたりと非常に忙しく、あっという間に展示会開始の9時30分になってしまいました(汗...)

やはり、『デコタン ビスコッティ』は町内でも既に噂が飛んでいたようです。ええ、狭い町内ですから、新しい動きは注目を集めるのでしょうね。
開始早々から試食をする人々が、ブースに鈴なりになりました (^-^)

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当日は、試食された方にアンケートを取ったのですが、結果を見るとおおむね好評のようです。
票数が少ないので参考情報になってしまうのですが、味についてはおよそ70%の方から「美味しい」という評価を得ました。
特に女性の方からの評価が高かったのが、主人としても一安心したところです。

それと少し驚いたのが、60代の女性からも「美味しい」という評価をいただけたこと。
うむむ、なかなかみなさん、舌が肥えていらっしゃるようで (*o*)
まだまだ細かいチューニングは必要ですが、今後の成長が楽しみになってきました。

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こちらは、『猪のパスタソース』と『猪のシチュー』の試食コーナーです。
今回、試食用に300の器を用意したのですが、1時間弱でなくなってしまい、あわてて代りの容器を手配するほど、こちらも大好評でした。

みなさん、猪や鹿などの獣肉は臭いだろうとか、妙に固いのでは、と思っておられる方が多かったのですが、「これは、うまい!」という声があちこちで聞かれたのは、企画開発を行った者としてはとても嬉しい反応でした。

この日は、全部で24の事業者がブースを出して試食などを行っていたのですが、「猪のパスタソースとシチューが、いちばん美味しい!」と言ってくださる方がとても多く、心の中でガッツポーズを取っていたりして (^O^)

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ビスコッティに加え、このパスタソースとシチューも作ってくれた、Tシェフです。
この前日に風邪を引いてしまい、当日も熱を薬で押えてがんばってくれました。

おつかれさま!

でも、シェフって、やっぱりこのコック服が似合うものですねえ。
Tシェフが大好きな拙宅の息子などは、何やら憧れの眼差しで彼を見ておりました(笑)

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あまりの多くのお客様に、オーナーの溝口さんも加わって対応に追われた土実樹のブースでした。でも、こんな忙しさなら、うれしいものですわ。

主人としても、今回作り上げた商品が、南伊勢町の名物と言われるようになってくれれば、と願い、また今後もさまざまな販売促進の方策を考えねば、と思っています。
その動きは、またこの日記でご紹介していきますので、どうぞお楽しみに!

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2007年3月17日 (土)

パティシエ見習い (^^)

伊勢屋主人です。

いよいよ明日は、『デコタン ビスコッティ』発表の日です。
今日は、その発表会の準備で、当日行うアンケートの設計などをしていました。
明日は、このビスコッティが多くの方から笑顔で迎えていただけるといいなあ。ちょっと、ドキドキしている主人であります (^^;

明日販売する『デコタン ビスコッティ』は、実は主人も一緒に作り上げたものです。まあ、にわかパティシエ見習いとなって、作業をしたわけです (^m^)

本日は、その作業風景をご紹介しましょう。

今回は、200袋分作ったのですが、全てが手作業なので、正直大変でした。まずは、仕上がった生地を200gに分けて、それを手で長く伸ばします。

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この 生地を200gに取り分ける という作業、なかなか難しいのです。ひとつひとつの生地の重さをきちんと量って、伸ばしていかなければなりません。

でも、人間の手って、凄いものです。
こういう作業、初めて体験した主人ですが、生地を目分量で取り分けて手で丸めて分量を判断してからスケールで重さを量るのですが、しばらく行っているうちに「手の中のこの大きさなら、200gかな」と思えるようになってきました。
で、それを量ってみると、ぴったり+αだったりして、だんだんにその精度が上がってくるものなのです。
我ながら、ひとの感覚の鋭さに驚いた次第でございます。

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はい、これが天板に並べられた生地です。
ところどころに見える赤茶色は、アーモンドです。
こうして、少し生地を寝かせておくと、焼き上がりが良くなるようです。

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さあ、いよいよオーブンに入ります。
オーブンも、そのひとつひとつで「癖」があります。窯のどこの部分は温度が上がりやすく、どこは遅い、といったことです。
ですので、こうして生地をオーブンの中に入れても、決して気を抜くことはできません。
しょっちゅう焼き具合を見ながら、生地を置く場所を入れ替えたりして、均等に焼けるようにしなければなりません。
のんびりするなんてヒマなんてこれっぽちもない、真剣勝負の場なのですね、菓子作りって。

相手が小麦粉や砂糖、それに火ですから、やはりひとがきちんと見ながらコントロールしなければ、良い菓子は出来ないのです。

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はい、これが焼きあがり。まるでフランスパンみたいですね。
焼き上がった時は、表面は固いですが、中はわりあいとしっとりとしているのです。
ですので、このタイミングを逃さず、カットします。

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はい、こんなふうにざくざくと切っていきます。
アーモンドの断面が、ちょっとリッチでしょ (^-^)
ちなみにカットしているのは、この日手伝ってくれた主人の長女です。たまたま、学校が休みでしたので、駆出してしまいました。
もっとも、こういった菓子作りが大好きなので、いろいろな経験ができて、楽しかったようです。

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これが、出来上がった『デコタン ビスコッティ』です。
これをさらに100gずつ計って、袋詰めして、ちょっとお化粧して。

いやいや、大変な作業でした。
でも、こんな苦労もお客様に喜んでいただけるのなら、全然気になりません。

企画から携わった主人としては、明日の発表会で聞けるお客様の声が、とっても楽しみです。
こちらがうれしくなる「美味しい!」という声を、ひとつでも多くききたいなあ、と願っている今です。

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2007年3月15日 (木)

土実樹のデコタン ビスコッティ

伊勢屋主人です。

桜の開花予想などがちらほらと聞こえ始めた今日この頃、三月も半ばとなりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
このところ寒の戻りなのか、寒い日が続きます。こんなときは体調を崩しやすくなりますので、お互い気をつけましょう (^^)

さて、本日は主人にとって、とてもうれしいことをお知らせいたします。

このブログをご覧いただいているみなさまにはすっかりお馴染みですが、南伊勢町の『土実樹(つみき)』さんが、来る3月18日(日)に新商品を発表する運びとなりました。

それは、こちら。土実樹で作られたデコタンを原料にした、『デコタン ビスコッティ』です。
そして、土実樹さんにとって、はじめてのオリジナル商品となります。

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ビスコッティって、まだまだ馴染みの薄いお菓子かもしれませんね。

これは、イタリアのトスカーナ地方で作られている伝統的なお菓子で、家庭でもよく作られるそうです。まあ、おふくろの味的なものでしょうか。
少し固めの焼き上がりが特徴で、そのままでも食べることはできますが、コーヒーやミルクティー、はたまたワインなどに浸して食べるのが、トスカーナ風なのだそうです。

このビスコッティの発表がなぜ主人にとってうれしいか、と言いますと、企画から生産まで、深く携わったからなのです。

そもそもは、2年ほど前に土実樹の溝口さんから「土実樹の作物を原料にして、何か新しい商品ができないだろうか」と相談を受けたのが、今回の商品開発のスタートでした。

初めての独自開発商品ですから、土実樹さんの主力商品であるデコタンを材料にしよう。
今も果実=食品を販売しているのだから、当然食品にしよう。
食品ならば、お店を訪れるどなたにも愛されるような、楽しいお菓子を作ろう。

こうして検討が始まり、イタリアのマンマの味であるビスコッティが作られることになったのです。
この「マンマの味」というのが、決め手でしたね (^-^)

ビスコッティは、まるごとアーモンドがたっぷり入っていて、オレンジの香りとカリッとした焼き上がりが特徴です。
前にも書きましたが、コーヒーや紅茶などに浸して、少しやわらかくして食べる、というのがスタイルです。
普通のビスケットですと、水分を含むと崩れてしまいますが、ビスコッティは適度にやわらかくなるだけで崩れるようなことはありません。
エスプレッソのような、ちょっと濃い目のコーヒーといっしょに食べるのが、主人は好みですね。
ワインに浸すというのは、未体験ですので、今度試してみましょう。

この土実樹の『デコタン ビスコッティ』は、今週の日曜日(18日)に南伊勢町で開催される「南伊勢町のいいもの展示会」で発表されます。
この展示会では、土実樹からはさらに『セミノールのクッキー(試作品)』が展示されます。
また、猪肉のパスタソース・シチューも展示されますが、これらも主人が開発に携わったものです。

この展示会では、町内の24事業者が出品する、味自慢のものや特産品も展示され、試食なども出来ますので、お近くの方はどうぞお越しください。天気も良いようですし、楽しいと思いますよ。
当日は、恒例の「SUN!3!サンデー ふれあい市」が開催されますので、美味しいお魚や野菜なども買うことができると思います。

会場は、南伊勢町 五ヶ所浦の町民文化会館になります。
午前9時から午後2時までの開催ですので、お待ちしています <(_ _)>

尚、主人は「いいもの展示会」の土実樹のブースにおりますので、よかったらお声掛けしてくださいね。

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2007年3月14日 (水)

路傍の温泉

伊勢屋主人です。

先日、所要で三重県内の名張まで行きました。
主人の住むところは伊勢湾に近いところなので、名張に行くのには山を越えていく感じになります。

現在の主人の活動の中心は、現在伊勢湾沿いから熊野などの南紀一帯。名張や伊賀も興味はあるのですが、なかなかそちらまで行く機会も少ないのが現状です。
伊賀なんて、伊賀焼という窯もあるので、実は興味津々なのですが。
春になって暖かくなったら、行ってみることにいたしましょう (^^)

さてさて、名張に行くには国道165号線を使っていきます。何度かは通っている道ですが、そんなにしょっちゅうではないので、風景がちょびっと新鮮(ニコッ)。
県内でも大きい温泉街である、榊原温泉もこの道沿いです。温泉好きの主人ですので、以前に何回か行ったことがあるのですが、そろそろ記憶が怪しくなっています(汗)...

と、ふと道沿いにこんな看板を見つけて、立ち寄っちゃいました。
見つけたこの温泉、布引温泉とあります。

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ついつい、こういうのに立ち寄っちゃうんですよね (^^)
温泉とあるから、どこかに湯治場でもあるのかな、って思っちゃいました。

説明書きを見ると、この布引温泉は泉温は18度くらいだそうです。ですから、正確には「鉱泉」ですね。確か、20度以上のものを温泉と呼ぶはずですから。
温泉の種類は、ラドン温泉のようです。効能は、胃腸病・神経痛・リューマチ・皮膚病かぁ、今のところご縁のない病気ばかりです(よかったぁ~)

お風呂に入ることができる施設はなく、この温泉を汲んで持ち帰るために、この温泉汲み場だけが設けられているみたいでした。

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ラドン温泉って、効果が強いって聞いています。放射能泉ですから効くのだろうな、と温泉好きな癖によく内容がわかっていない主人などは、頭っから鵜呑みで思い込んでしまいます (^-^)

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地元の方でしょう。このようにたくさんのタンクをお持ちになって、水をお持ち帰りになります。たぶん、お風呂にされるのでしょうね。家でラドン温泉かぁ、いいなあ。
主人もやってみたいのですけれど、こんなにたくさんのタンク持っていないし、ここまで1時間くらいかかるので、ちょっと無理ですね。
うむ~、残念!

せっかく立ち寄ったのですから、手元にあったペットボトルに温泉水を入れて、持ち帰りましたよ。
飲んでみると、少し酸味があって炭酸水みたいな感じです(シュワァ~ッとはしませんが)。
ウィスキーの水割りを作ってみたら、ちょっといい感じでした。

この温泉、飲用もいいようですが、ウィスキーと一緒だとどんな効用になるのでしょうかねえ。どなたかに聞いてみたいところです (^o^)

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2007年3月12日 (月)

モーニングで、お腹たっぷり (^^)

伊勢屋主人です。

のっけからで恐縮ですが、このところ仕事がオーバーヒート気味 (-_-;
かなり面積の広いこの三重県を、四方八方に飛び回っています。
先週も、四日市・尾鷲・名張・伊勢と、かなりの距離を動いているし。
あ~、ちょっとバテ気味。。。

今朝も今朝とて、津でお仕事。それも、早朝から。
暖冬とはいえ、朝はまだまだ冷え込みます。特に今朝は、真冬に逆戻りしたかのように、かなりの寒さとなりました。
天気予報をしっかりと聞いていたので、厚手のダウンジャケット+スキー用のアンダーウェア+ホッカイロという重装備で臨んだのですが、やっぱり寒かった!!

それでも、お仕事の方は、9時過ぎに無事終了(ニコッ)
仕事が終わってほっとして、ふと気がつくと体は冷えているし、朝食は食べたとはいえ、すでにそれから4時間。小腹も減りました。
ちょっとお腹に入れて暖まりたいなあ、でもファーストフードもなあ。
この冷えた体に「よし牛」(吉野家の牛丼の意味です)をかきこんでも、なんか寂しいし。
ちょっとゆっくりできて、美味しいところないかなあ。でも、こんな早い時間に開いている、感じのいいお店ってないよねえ。。。

あ、ここで<ピン>と来たんです。
そうだぁ、新装開店された『デラッセ里美工房』さんが、確かモーニングをやっていたよね!
早速電話をしてみると、「どうぞ!」という暖かいお返事なので、すっ飛んで行きました (^-^)

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わーい! こちらが、里見工房さんのモーニングセットです。

トーストは、白神こだま酵母を使った自家製パンです。これが、もっちりしていて美味しいうえに、きっちりとお腹にたまる感じなの!
それに、燻製ベーコンと半熟卵。ベーコンはしっかりと燻が効いていて美味しいし、卵も黄身がとろり~んとした半熟で、実に美味!
卵の隣に置いてあるのは、フレール・ド・セルという、フランスの天然塩です。ほんの少しにがりの効いた、美味しいお塩でした。
サラダも、しゃきしゃきのキャベツにサラダ菜で、野菜本来の甘味が味わえて、美味しいのなんのって。
デザートについてくるのは、里見工房自家製のカスピ海ヨーグルト。これって、免疫力を高める働きがあるそうです。

ぱっくぱく食べて、さらにあったかいコーヒーをいただいて。
体がほかほかになると同時に、お腹の方もきっちりといい具合(笑)
さらに、カスピ海ヨーグルトのような体に良いものを食べると、へろへろになっていた体がしゃきっとなっていくから、不思議なものというか、現金なものというか (^.^;

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さらに、美味しそうだったので、抹茶のロールケーキとクグロフまでお願いしちゃいました。
抹茶のロールケーキは、例によっての里美流で、スポンジも生クリームもふんわふわで、味もくどくないのでいくらでも食べられます。さらに、生クリームには丹波栗まで入っていて、もう言うことなし!
クグロフも、ダークチェリーとリキュールが効いていながら、まったく嫌味のない様(さま)は、まさに里美工房流の仕上げでした。

よく、女性の方が「ケーキは別腹」っておっしゃいますけど、今朝は実感しちゃったなあ(笑)

このモーニングセットは、朝9時半から11時までいただけます。お値段は、750円也。あ、ケーキは別ですよ。
モーニングとはいいながら、かなりきっちりお腹にたまりますので、遅い時間にいただいたらブランチになっちゃうと思います。
だって、今日の主人がそうだったんだもの (^O^)

あ、早い朝ごはんは食べていたから、正確にはブランチにはならないか。。。

【デラッセ里美工房】
〒514-0006
三重県津市広明町85番地
でんわ:059-227-3070

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2007年3月11日 (日)

遅れてきた、おひなさま

伊勢屋主人です。

一昨昨日(さきおととい)のこと、我が家のポストに一通の封筒が配達されました。
すこしぽったりと膨らんだ事務用封筒。
差出人は、「伊勢市」。
宛先は、当家の次女。

「ん、なんだいこりゃあ」
当家の次女は11歳、伊勢市からお手紙をいただくような機会はあろうはずもなく。家族と首をひねった主人であります。
ともかく、彼女宛の封筒なので勝手に開けるわけにもいかず、学校から戻る次女を待つことにいたしました。

しばらくして学校から戻った次女が、開けた封筒から出てきたのが、このおひなさま。

Newhina

「かわいい~!」
次女は、大喜び (^o^)
親の脳裏には、?マークがいっぱい! キツネにつままれたよう。

「それだけかい?」
と言いながら、封筒の中を確認すると、やはりありました。便箋が(次女は、無視していました...)

なになに?
「この程のおひなさま投句にご応募くださり ありがとうございました。
あなた様の句が、別紙のとおり 選ばれましたので、記念品をお送りさせていただきます。」
え~~!!

そういえば、先日二見の賓日館に行った折、子供たちがおひなさまの俳句を作って投稿していたっけ。
へ~、それに入選したんだ。よかったねえ。
次女は、鼻の下が伸びて、うれしさ一杯。
同じく投稿した長女は、微妙な表情 (^u^)

それからは、机の上に並べてずーっとこのおひなさまを眺めている、拙宅の次女です。

 「おひなさま いつもおすまし かわいいな」

こちらが、その入賞作品 (^-^)

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2007年3月 9日 (金)

シルクロードが結ぶ、西域と伊勢国

伊勢屋主人です。

本日は、お馴染みの四日市市立博物館で開催されております、『正倉院 その源流を訪ねて ~ シルクロードを旅した美術』を拝見してまいりました。
この博物館の企画展らしく、今回の展示も非常に見ごたえのある内容となっており、常に高水準な展示を実現するその真摯な姿勢に、主人は感服いたしております。

さて、今回の企画展は、日本美術の出発点の一つである、正倉院に収められた御物を振り出しに、朝鮮・中国、さらにインド・ペルシア・ローマへとその道筋を辿ることで、その文化交流の様子を見ていこうとするものでありました。

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ですので、展示も正倉院に始まり、中国~西域~ローマという循環で配置されており、とても見やすく、かつ理解しやすいものです。
また一回見てさらに興味のあるところをまた見ることが出来る、非常に配慮のある展示のかたちと、主人は思いました。

今回は、展示品の中で主人が興味を持ったものをご紹介します。
まず、会場に入った正面に展示されているのが、この「サモトラケのニケ」。もちろん、本物はルーブル美術館に所蔵されており、これはレプリカです。
この「ニケ」ですが、国内に9体ものレプリカがあるとのことで、少しびっくり。

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こちらは、通常はJR奈良駅に展示されているものですが、間近で見ると躍動感溢れるその姿に圧倒されます。
レプリカとはいえ、かなりのものですが、これはとりもなおさず、実物にそれだけのパワーがある、ということを証明しているのでしょうね。

これはササン朝ペルシアで作られた、銀のお皿です。

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精巧なレリーフが、お分かりになるでしょうか。
左上に、馬上で狩をする王が、右下にライオンが描かれています。
実にダイナミックな描写で、目が引き付けられてしまいます。

こちらの二つは、中国で作られた俑です。

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これは、馬を御する人。手綱を操る腕の動きが、巧みです。
さらに、その後ろに乗る犬の姿が、またユーモラス。馬の背中で四肢を張る様子が、リアルにわかります。

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こちらは、らくだの背に乗る少年です。
らくだの大きさがややデフォルメされていますが、こちらもらくだ、少年ともに躍動感ある表現が秀逸です。
両者ともに、当時の風俗を知ることができ、とても興味深いものでありました。

最後のこれは、伊勢市の寂照寺で発見された仏龕(ぶつがん)。
仏龕とは、枕本尊とも呼ばれるのですが、一本の木を二つに割り、さらにその一つを二つに割って扉とし、その内部にたくさんの仏様を彫り込んだちいさな厨子です。
これの素材は白檀で、この貴重な香木の中に精密な彫刻を施してあります。

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この仏龕は、高さが約15cmくらいでしょうか、とても小さいものなのですが、その中に例えば仏様の腕などもレリーフではなくちゃんと彫りだされるなど、素晴らしい彫刻が施されています。ちょっと、この画像ではそこまではわかりにくいのが、残念ですが。
この仏龕は、四日市市立博物館が寂照寺を調査した折に発見されたもので、おそらく近い将来に国の重要文化財に指定されるだろう、とのこと。
まだまだこういった素晴らしい文化財が、人知れず眠っていることがあるのですね。

そもそも、この仏龕は中国で作られたものらしいのですが、どういう経緯で伊勢のお寺に流れ着いたのか。そんなことを想像すると、眠れなくなりそうなほど、わくわくしてしまいます。
だって、シルクロードの端っこが密かに伊勢に眠っていた、ということなのですから、悠久の歴史の一端を垣間見る思いがしませんか?

この企画展も、今週の日曜日 11日で終了です。
主人も以前より見たいと思いながら、最終週に駆け込みで見てまいりました。そして、無理して見に行った甲斐があった、と非常に満足しています。
必ず感じるものがある展示ですので、明日・明後日の二日間しか残る会期がありませんが、お近くの方はぜひご覧になることを、お勧めいたします。

【四日市市立博物館】
三重県四日市市安島一丁目3番16号
でんわ:059-355-2700
ホームページ:http://www.city.yokkaichi.mie.jp/museum/

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2007年3月 6日 (火)

ゲット!

伊勢屋主人です。

このところ、三重県の中をあっちこっち、行ったり来たりしている主人でございます。
いえ、遊びまわっているわけでは、ありませんよ。たいへん、仕事で忙しくしております。

今日も、伊勢~南伊勢町というコース。これで、一日に100キロ近く走るので、ガソリンもタイヤもどんどん減ること、減ること。
やっぱり、クルマもへたってきているんでしょうね。ときどき、妙にガーッ!なんて凄い音が出て、「なんだ、なんだ!?」と慌ててしまうのです。。。

ま、それはそれとして。

打合せが終わったのが、午後3時頃でした。
さあ、帰ろうと思って、クルマのドアを開けたところ、のどかな声の放送が耳に。。。

「こちらは、くまの灘漁協 五ヶ所浦支部です。本日の直売は...」

おお、やったぁ~!
漁協の直売に、どんピシャリのタイミングで合ったのです!!

ここ南伊勢町では、月・水・金の午後2時から、漁協がその朝に獲れた魚の直売を行うのです。
めちゃくちゃ新鮮で、しかも安いので、大人気!
すぐに売り切れてしまうので、主人も未だ買えたことなし。
しかも、時間もその時々で、微妙に違います。
要するに、町外のひとにとっては、買うチャンスに遭遇する確率がとっても低いんです。
よ~し、今日こそは買わいでかぁ! とすぐにクルマを漁協の支部まで走らせましたぁ!

1分くらいで到着したのですが、すでに直売所の前は長蛇の列。ほとんどが、おじいちゃんおばあちゃんね (^^;
そんな中に混じって順番を待っていると、「あんたはどこから来たんだい?」なんて、声をかけられて。
「このヘンじゃ、見ない顔だねえ」って、見抜かれている(ドキッ)

そんなおばあちゃんと仲良くお話しながら、少し待つとやっと順番が回ってきましたよ。
今日のお魚は、カツオ!(らっきぃ~)
40センチくらいの一本が、なんと500円。これって、まともに買うと1500円はするぞ~。
でも、ちょっと大き過ぎるんだよな~。
一方、3枚に下ろして皮も剥いてあるブロックは、一つ400円。むむ、安いけど高い!

さんざん悩んだ挙句に、ブロックにしました。今日は忙しいし、帰ってさばいているヒマもないし。。。

夕方に家に戻り、さっそく刺身造りを行います。って、単純に切ってお皿に盛るだけですけど (^o^)
薬味はしょうがとわけぎ。
本当なら、ニンニクのスライスを載せて食べると、こんなに美味しいものは無いのですが、残念なことに明日は仕事。
しかも、重要な面談があるのに、なんぼなんでもニンニクはムリ、と断腸の思い(!)でこれは我慢しましたよ(ヲイヲイ、そんなに大層なことかよ)
当然、冷酒はパスしませんけども(笑)

で始めました今日の晩御飯。
鰹を肴に一杯を決め込んで、箸を伸ばしましたところ、、「おお!」と思いました。
カツオって、独特の匂いがありますよね。ちょっと生臭いような、あれです(その匂いを消すのに、薬味を使うんですけど)
ところが、このカツオ、全くそんな匂いがしないんです。
そして、食べてみても全然違います。なんか甘くて、さらにコクのある、そんな感じでしょうか。
新鮮なカツオって、こんなにも美味しいものだったのですか!!!

はじめての味に遭遇し、ちょっと興奮気味の主人であります。
次回もタイミングが合って、なにかゲットできるといいなあ (^_^)

で、本日はカメラを持っていかなかったので、画像はございません。
愛想のない日記、どうぞご容赦くださいませ。

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2007年3月 5日 (月)

ダメだぁ....

伊勢屋主人です。

今朝、むしょうに息苦しく、、、
なぜか、肺に空気が来ない感じで、息が詰まる!

思わず、がばっ! っと起きてしまいました。

そして、起きたままの姿勢で数秒間、口を大きく開けて息をつき・・・。
ああ、生き返った感じ~。

なんだ、なんだ、この息苦しさは。
これは、
これは、
これは、

鼻詰まりだ orz...

昨日の野外作業の影響か、鼻の機能がほとんど失われている今日の主人であります。
点鼻薬も抗ヒスタミン剤も、ま~ったく効く気配がなく。
一日中ずびずび鼻を鳴らしながら、ハックションとチーンの繰り返しになっております。

こりゃ、ひどいわ。昨日は、花粉対策でちゃんとマスクもしていたのに、なんでだろ?
ともかく息苦しいは、くしゃみで忙しいは、頭はぼ~っとするは、薬の影響で眠いは、の四重苦です。
少しでも考えごとをしようとすると、いつのまにかフネ漕いでる~。。。

というわけで、今日の日記はこれにてオシマイ。
失礼いたしました!

Fukusuke_1_3

妙に、この「おじぎ福助」が気に入っている、主人であります (^o^)

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2007年3月 4日 (日)

田舎暮しは、忙しい。

伊勢屋主人です。

本日は、めちゃめちゃ暖かい日でしたね。外を歩くのに、午前中はシャツ1枚で十分でした。なんでも、四月中旬の暖かさだとか。
こんな日和だし、明日からは雨の予報だし、日頃後回しにしている家の仕事を今日はやりました。

それは、草刈! 草刈たって、庭に出て草をむしった、というのではなく、ガソリンエンジンでチップソー(歯のついた円盤)を回転させて草を刈る「刈払機」を使っての作業です。

田舎暮しっていいね、という方も多いと思いますが、田舎暮しの基本は「自分でやる」ということです。自助努力が必要なのです。
薪ストーブを使うには、自分で木を切り倒して薪を作らなければなりません。
土地があれば、雑草はどんどん伸びますから、これを刈り取らなければなりません。
特に植物は生育が早いですから、ちょっと油断すると立ち入りも出来ないくらいに草が茂ってしまうので、要注意なのです。
こういう作業を、本来の仕事の合間を縫ってやらなければなりません。ええ、田舎暮しって結構忙しいのですよ、本当は。のんびり晴耕雨読していたら、収拾がつかない状態になってしまいます。

草刈は、理想的には5月、7月、9月くらいのタイミングで行うといいのですが、なかなかこんなには出来ません。
「やらなきゃな~」などと思いつつ、後回しにしてしまい、はっと気がつくと草ぼうぼう! というのが、毎度の主人の学習効果の無さを物語ります。 (^^;;
本日、草刈の目的地に行ってみると、枯れた草が一面に。中には主人の背丈よりも高いものもあり、という状況であります。
一部、風のために倒れているのもありましたが、元気のいいときに較べれば、枯れ草を刈るのはたやすいもの。ええ、ススキなどは元気がいいときに刈ると、葉っぱがチップソーに絡んで大変なんですよ。
というわけで、三時間ほど刈払機を使って4/5ほどの草刈が終了。思いの他、時間がかかっています(^^;

ま、それはそれとして、今日驚いたのは、もう春が来ているって実感したこと。
枯れて倒れたすすきの下には、もうよもぎがかなりの大きさになって生えていたりして、やはり春の訪れが早いことを物語ります。
よもぎは、もう充分草餅を作れるほど、たくさん生えていましたよ。

ここの草刈は、あと1時間もがんばれば終了です。
でも、さらにもっと広い場所を刈らねばならず、さらにさらに薪狩りのお誘いもあって、来週末はてんてこまいが予想されます。

ことほどかように、忙しい田舎暮しを実践中の主人でありました (^^)v

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こちらは、今日拾ったからすうりです。色がきれいに残っています。
からすうりの種も、今日初めて見ました。まるで羽毛のように、真っ白でふわふわなものでした。
この実から種が出来ましたら、またご覧にいれますね。

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2007年3月 2日 (金)

この一年、ありがとうございました。

伊勢屋主人です。

ほとんどの方はお気づきではないと思います(まあ、こういうことは、関係者以外にはわからないものであります)が、e-伊勢屋が昨日で開店一周年を迎えました。
そして、このブログ『電網伊勢屋主人日記』(正式には、コレなんですよ)は、本日で満一周年です。

始めた当初は遥か向こうに思えた一年、でもあっという間に過ぎてしまいました。
更新回数は197回。54%の更新率 (^^;
いただいたコメントは、96コメ。49%のコメ率(←そんなモン、あるのか?)
はたして、この数字がいいのか悪いのか、さっぱりわかりませんけれど。

いずれにしても、みなさまよりの暖かなご声援をいただき、この一年を何とか乗り切ることができました。あらためて、お礼申し上げます。
願わくは、これが二年、三年、五年、十年と続いていって欲しい! と思う、今日の主人でございます。

明日から、また新しい一年。どうぞ、変わらずのご贔屓のほど、よろしくお願い申し上げます。
そして、いま以上にお気軽に、コメントなどお声掛けをくださいませ。

よろしくお願い申し上げます。

伊勢屋主人 拝

Fukusuke_1

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2007年3月 1日 (木)

こんち午の日

伊勢屋主人です。

はい、本日は弥生三月の朔日(ついたち)でございます。いやいや、早いものですね。
例年ですと、この時期はまだまだ寒いものですが、今年はまことに「弥生」そのもののうららかな陽気で、こんな暖かい冬はめったにありません。

このあまりのはずれ陽気、少し怖くなるようです。ついでに、スギ花粉も怖い主人なのであります (-_-;

さて、初午というと、全国的にはその年の初めての午の日に行われますので、だいたいが二月初旬となります(あまり、自信はないけど...)
でも、なにかと他県とすこ~しずれる傾向がある (と主人は思っているのですが) 三重県では、昨日から初午のお祭りが各地で行われております。なんでも、三月に入って初めての午の日に、お祭りをするとのこと(あれ、そういえば昨日は二月だったぞ!?)

主人が暮らす県の中央に近い地域では、松阪の岡寺と伊勢の松尾寺が、賑々しい初午で有名です。
たまたま、本日伊勢に仕事で行く事になっておりましたので、所用が終了したあとに 松尾寺に寄ってみましたよ (^^)

松尾寺は、伊勢市内のやや郊外、倉田山と呼ばれる丘陵に位置しております。
このお寺、正式には龍池山観音寺といい、実は「日本最古の厄除け観音」ということで、たいへん由緒のあるお寺だそうで。
さらに風変わりなのが、どの宗派にも属さない「独立寺」なのです。なぜだろう???

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今日の松尾寺の参道は、当然ながら屋台でにぎわっております。
この屋台というものが、主人は大好きで(笑) 妙に子供の頃の記憶が甦ってきて、ワクワクしてしまうなあ。

思えば、随分と胡散臭い店もあって、けっこうお金を使わされました。お祭りのあとは、いつもお小遣いが足りなくなって、おおいに困ったものであります。
でも、懲りずに次の年も、お小遣い握りしめて屋台を見に行って、何を買おうか、財布の中身を確認しながら緊張していたりしていた、子供時分でございました(笑)

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主人は、このお寺は初めての訪問だったのですが、初午にはたいそうの人出があると聞いておりましたので、どんなに大きなお寺かと想像していたのですが、あにはからんや一堂のみのつつましやかなお寺でした。
そして、人出もまあまあ。朝早く行ったせいもあるのでしょうが、参詣の方々でごった返す、という感じではありませんでした。

でもね、近鉄なんかが紹介している写真には、もう参詣者でびっちり、という状態なんですよ。してみると、主人はゆっくり見物が出来て、撮影も思い通りに出来たのでラッキーだったのですね。

参詣の方のほとんどは、厄年の方なのでしょうか。なんといっても「日本最古の厄除け観音」さまなんですから、さぞ霊験もあらたかなのでしょう。主人も、次の厄年にはこちらで厄除けをすることとしましょうか。
え~と、次の厄年はぁ、○○年後ですな(^^)

それはともかく、やはりこのような縁日にわざわざここまで足を運ぶ方は、善男善女なのでしょうね。

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こうして、お線香の煙を体の不安な場所に当てるのは関東でも行うことですが、こんな姿に信仰心の篤さを感じます。

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お堂の中では、厄除けの祈祷が行われています。
こちらには、お坊さんが二人いらっしゃり、般若心経による厄除け祈祷の真っ最中。
左右に人が見えると思いますが、この方々が厄除け祈祷をお願いされた方々。

ところで、お坊さんがお経を読む、その声とリズムの良いこと。お経というのも、一つの音楽だなあと思いました、はい。
般若心経ではそれほど顕著ではありませんが、三重で信仰が盛んな浄土真宗にはご詠歌というものもありますので、「お経を読む」という行為には本来的に音楽的要素が多分にあるのではないでしょうか。
それに、技芸天という琵琶をお持ちの仏様もいらっしゃいますし。

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こちらは、境内にいらっしゃった石仏さま。
毛糸で編んだ帽子をかぶった上に、フリースのコートとビロードの前掛けまで着ていらっしゃいました。地元の方々が、ずいぶんと大事にされているのですね。
しかも、この仏さまはなかなか涼やかな顔立ち。人気があるのかも、しれません (^o^)

はい、こちらは今日のおみやげ。「さるはじき」というおもちゃです。

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竹ひごの中央くらいに、赤い「ちゃんちゃんこ」を着てつかまっているのがおさるさんで、その下のコの時になった竹をたわめて、このおさるさんをピンピンと弾く、というものです。
これで、「厄をはじき "さる"」という語呂合わせなのだそうですが、下からはじき続けられるおさるさんは、たまったものではないでしょう。

ホラ、おかげで、お尻が真っ赤っか(笑)

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