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2007年2月14日 (水)

二見町ぞめき歩き その参 ~ いよいよ、おひなさまめぐり

伊勢屋主人です。

さて、明治・大正の職人技を堪能した賓日館を出て、二見の旅館街をぶらぶらすることとしましょう。まあ、今回の二見町散歩は、ここいらあたりを散策するのが目的だったのですけどね (^^)
ほら、通りに面したお店やお宅のあちこちに、おひなさまが飾ってあります。

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こちらは、土産物店の店先に飾ってあったおひなさまです。
隣のは、七五三衣装でしょうか。妙に可愛い。
たぶん、娘さんかお孫さんの七五三の時に調えた、思い出のおひなさまなのでしょうね。

この二見町の「おひなさまめぐり」で飾ってあるおひなさまは、それぞれのお宅での思い出の品が多く、その情景を想像しながら拝見するのも、また楽し、です (^^)

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ここのお宅は、宿屋さんです。で、二階への階段を利用して、おひなさまを飾っていらっしゃいました。
この、階段におひなさまを飾るって、いいアイデアですね。これなら、十段飾りも十五段飾りも出来ちゃいます!
ま、おひなさまを飾っている間は、二階を使えないってことになりますけどね (~m~)

ところで、こちらのお宅の階段の手すりや廊下のきれいなこと! ぴっかぴかに黒光りしていますね。やっぱり、昔は「ぬか袋」で磨いたのでしょうか。
いいなあ、こんなおうち。
もともと、古民家再生なんていうのが夢な主人は、こういったお宅を拝見すると、ついつい長居をしたくなってしまいます(笑)

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こちらのおひなさまは、昭和初期のものだそうで。
上から二段目の三人官女にご注目ください。真ん中の官女が立ち姿で、その両脇は座っていますよね。
現在の三人官女は逆で、両脇が立ち姿で、真ん中が座った姿なのだそうです。
で、webで調べてみたら、その通り!

どの時期を境に、三人官女のポーズが変わったのでしょうね。そして、何かいわれがあるのか?
ちょっと調べてみたくなった、主人であります。

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中には、こんなおひなさまもありました。いまでは見かけることのない「御殿造り」という形式のものです。
ま、おひなさまなんですから御殿にいらっしゃるのは自然なんですけど、ここまで再現したか! と、ちょっと感動してしまいます。
このおひなさまは、大正時代初期のもの。この当時は、こういう形式が流行だったのでしょうね。

でも、大正時代といえば、早や90年以上前のこと。そんな昔のおひなさまがこんなにきれいに残っているとは。
さぞかし大事にされていたのでしょう。そして、代々受け継がれてきたのでしょう。
そう思うと、幸せなおひなさまですね。

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そして、こちらはもっと年代物。同じ二見町の大江寺に伝わる、何と200年前のおひなさまだそうです。

いまから200年前というと、1807年。和暦では文化四年、徳川十一代将軍 家斉の時代になります。
その当時の世相はよくわかりませんが、案外質素な印象のおひなさまですね。
なんでも将軍家斉は豪奢な暮らしをしていて、一方ふつうの人々は暮らし向きがきつかったとか。
そんな世相を、どこかこのおひなさまは反映しているのでしょうか。。。

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で、最後はこちら。二見総合学習センターに飾られている、約1,000体のおひなさま大集合です。
なんか、これだけ集まっていると、ものすごいパワーを感じますね。。。
実は、この画像と同じくらいの段が、あと2段あります。ですので、全3段で約1,000体がここに飾られている、というわけ。

これだけのおひなさまが集まると、ケンカしないんですかね?
夜中に、「あたしの方がキレイよ!」とか「去年はもっと上の段だったのに、何で今年はこんな下の段なの!」というようなざわめきが、聞こえているのかもしれませんなあ (^Q^)

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コメント

こんにちわ。
お雛様の顔ってずいぶん変わってきましたよね。
その時代の流行に合わせているのでしょうか。

階段にお雛様!? その間二階が使えない? 階段はもっとも有効利用できる場所なんですね~。でも二階を封鎖しちゃうんだ……

私、「みんなが寝静まったらお雛様が踊り出す」って言われたことをずっと信じてました。
だからお雛様を飾っているときは夜中のトイレも我慢してました(笑)

投稿: イオリ | 2007年2月15日 (木) 08時03分

イオリ様、いらっしゃいませ!
お雛様の顔立ちは、かなり変わっていますね。やはり、作られた時期の美男美女の基準をベースにしているでしょうから、そういった目で見るのも、今回面白いものでした。

「みんなが寝静まったら、お雛様が踊り出す」って、ありそうですよね。特にこれだけ集まっていたら、夜中に大喧嘩しているかも。

以前、沢口靖子さんが演じていた「タンスにゴン お雛様用」を思い出してしまいました(ぶぶっ!)

投稿: 伊勢屋主人 | 2007年2月15日 (木) 11時25分

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