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2007年2月 9日 (金)

色気? 食い気?

伊勢屋主人です。

一昨日のことですが、このブログをご覧いただいている方々にはもうお馴染みですが、干物クリエイター 山下さんに所用があって、南伊勢町の作業場まで伺ってまいりました。

挨拶もそこそこ、山下さんの口から出た最初の言葉が「今年は、ホントに魚が少ないなぁ」でした (@_@)
いつもならこの時期には、あの魚がある、という目論見があるのですが、今年というより去年から引き続いて、欲しいと思う魚の水揚げがさっぱり、ということです。
やはり、暖冬による海水温度の上昇の影響なのでしょうか。とすると、この冬の暖かさも必ず影響して、今年から来年にかけて、またもや海の異変となってしまうのでしょうか。。。

今が旬のアオサにしても、様子がおかしいらしい。
一見、養殖筏にはあおあおとアオサが茂っているので豊作だろうと主人は思い込んでいたのですが、ところがどっこい、例年の2/3くらいしか収穫が見込めないだろう、というのが今年の状況なのだそうです。おかげで、アオサは浜値で例年の倍近い値段で取引されているとか!
この事実は、アオサが大好きな主人にとってはちょっと困ったことなのですが、でも大丈夫! 私は、浜値に近い値段で頒けていただけるところを、確保してありますので (^^)v
え、「ずるい」ですって? う~ん、仕方ないなあ。じゃあ、この日記を見てくださっている方だけには、実費で送ってさしあげることにしましょう。80gも入っていますので、食べではあると思いますよ。
ご希望の方は、info@e-iseya.jpまでお気軽にお問い合わせくださいませ <(_ _)>

さてさて、話を元に戻します。山下さんとの会話でしたね。
ええ、シイラとかは揚がるのですが、カマスも最近は少ないのだとか。それにアジも。さらに、イカまでも。
確かに主人が普段買いに行くお店でも、イカは最近値段が上がっていますので、納得できます。

「やっとねえ~、カタクチイワシが揚がってくるようになったのよ」
と言いながら、山下さんはせっせと天日に当てるためにカタクチイワシを並べています。

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「こいつもねえ、塩加減が難しいのよ。ウロコも取らなきゃならないしね」
「イワシの丸干しって、ウロコ付いていないですよね」
「そう、こうやってひとつひとつ手でしごいて取るからね。中には、もうウロコが取れて並んでいるのもあるけどさ、そんなのはいつ獲れた魚かわからないからね。買わないよ」

ふ~む、なるほどね。そうやって鮮度を見るのですな。

「塩もね、ちゃんと骨までしみないといけないしね。それも、大きさを見ながらの加減だけどな」

多くの干物屋さんでは、干物は塩を溶かした水に浸けて味付けします。しかし、山眞では一尾ずつ手で塩を擦りこんでいきます。さすがに、カタクチイワシのような小さな魚はそうはしませんが、それでも手で塩加減を調節しながらまぶしていくのです。

「鮮度がいいままに作りたいから、市場から戻ったらすぐに塩をするのさぁ。でもそうすると、身が締まってウロコが取れにくくなるのよ。でも、(鮮度の)いいうちに塩をしないとうまいカタクチにならないからなぁ、手間はかかるけどこうやってひとつひとつしごいているのよぉ」

こういった丁寧な手仕事だからこその味が、ここの干物にはあるのですよ。だから主人は、山眞の干物のファンなのです (^^)
こうして並べられたカタクチイワシ、ちょっときれいでしょう。
しかしながら主人の場合は、これが真っ青な冬の青空の下で天日を浴びているのを見ると、二つ三つをすっと横へいただいて、七輪で焼きたてを頬張りたくなってしまうのであります。あ、そうそう、冷酒も用意しなくちゃね。

未だに、色気より食い気… (^Q^)

e-伊勢屋 「干物の山眞」は、こちらからどうぞ。

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