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2006年11月10日 (金)

イタリア料理は野菜料理!

伊勢屋主人です。

近頃は、ずいぶんと冷え込むようになってきましたね。まだ日中は、あいかわらず暖かいですけど。
でも、来週以降は寒気が入ってくるようなので、冷え込みが進みそうです。
私の部屋には、まだ扇風機が片隅に転がっています。こいつ、そろそろ片付けて、暖房を出さないと(^^ゞ

さて、今日の主人宅は、オリーブオイルやガーリックのこうばしい香りでいっぱいでした。
旧知のTシェフが、拙宅で「本物」のイタリア料理を作ってくれたからです。
いままで本格的なイタリア料理を食べたことがない私は、どんなお料理を作っていただけるのか、楽しみにしていましたよ。

「今日は、日本の野菜を使って、作ってみますね」
といつもの人懐っこい笑顔で、話すTシェフ。早く作ってね(笑)

彼が用意してくれた材料を見ると、タマネギ、ニンニク、トマト、ジャガイモ、パプリカ、イタリアンパセリ、ベビーリーフとここらあたりまでは納得だったのですが、さらにゴボウ、レンコン、柿となると、どう使うのかと思ってしまいます。
さらに、エビ、アサリ、メバルというのが、今日の買出し結果! ふ~ん、お肉とかチーズとか生ハムとか、そういうものはないのね。

なんか、野菜が多くない???

「イタリア料理って、実は野菜が多いんですよ。素材の味を上手に活かして、野菜が本来持っている甘みを楽しむものなんです」

笑顔で語る、Tシェフ。え~、そうなの? 
どうも、イタリア料理=パスタやピザという単純思考の私は、根本から認識を改めなければならないようです。

Italian01

こちらが、仕込が行われた素材たち。
左上のパプリカは、コンロで炙られて皮を取りました。こうすることによって甘みが出るのだそうです。
半分しか見えてませんが、タマネギはアルミホイルで包んで蒸し焼き。なんとも言えない、甘い香りが漂ってきます。
その下はレンコン。トマトとガーリックと一緒に、オリーブオイルで炒めてあります。
真ん中は、焼きトマト。こちらはソースに使います。その隣は、ゆでられたジャガイモ。

こうしてみると、やり方はさまざまですが、「焼く」という処理の仕方が多いですね。こうすることによって、甘みを出して、かつ中に閉じ込めることができるとのことです。

Italian02

こちらのプレートは、前菜です。
左上から時計回りに、焼きパプリカ・レンコンとトマトの炒めあえ、ナスのグラタン、柿のマヨネーズ和えエビ添え、自家製のキュウリとセロリのピクルス、焼きゴボウ、タマネギのホイル蒸し焼き、ベビーリーフ というラインナップです。

うんうん、どれもほのかに甘くて、素材の味がしっかりと味わえます。いやあ、美味しい! 野菜って、こんなに豊かな味を持っていたのですね。
初めて体験した思いがいたしました。

味付けもお酢や塩コショウが多く、チーズ味などは一切ありません。
日本人のイタリア料理のイメージとは全然違うものなのです。

Italian03

こちらは、パスタ。
オクラと焼きトマト、アサリ、シメジを使って、さっぱりとしているのだけれど、コクのある美味しいパスタでしたよ。トマトの酸味は適度で、アサリの出汁がきいていました。
パスタがやや滑りやすかったのは、オクラのネバネバのせいかな?

Italian04_1

こちらが、本日のメインディッシュ!
メバルとアサリを少しの水でゆっくりと煮込み、それぞれから出てきた煮汁にごろっとニンニクを2欠けそのまま入れて、お塩とオリーブオイルで味付けをしてくれました。
ジャガイモは、煮ておいたものにこちらもたっぷりのオリーブオイルで、皮を付けたまま軽くつぶしたニンニクとお塩で炒めてあります。
それを、出来上がったメバルの下に置き、その上から煮汁をかけ回してくれています。
トッピングは、千切りのゴボウをオリーブオイルで素揚げしたものです。

こちらも、メバルとアサリの旨味と、オリーブオイル・ガーリックのそれぞれの旨味が絶妙にからみあって、とても楽しめる美味しさの一皿でした。

いやあ、美味しかったです!!

見ていて思ったのは、Tシェフの言葉通り、イタリア料理って素材で勝負する料理なのだな、ということ。
フレンチのように、ソースをかけ回すということは、あまりないようです。
どれも、素材の甘みと旨味がしっかり引き出されていているので、日本人には一番合う西洋料理なのではないでしょうか。

みなさま、パスタ以外のイタリア料理をぜひお試しあれ!

え、なぜこんなことしていたのかって? それは、ちょっと秘密です (^^)
もうしばらくしたら、お伝えしますね。それまで、お楽しみに。

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コメント

おいしそう~♪

そうなんですよ。
イタリアンって野菜が多いです。

それぞれの野菜を蒸し焼きし、オリーブオイルと、ビネガーで漬け込んだ、マリネなんかも美味しいです。

また、イタリアの家庭料理で、グリンピースを甘めに煮込んだ料理もあるんですが、あれも素材の甘さを利用して、作るので、とても美味しいです。

パスタも魚もとってもおいしそう。

いいですね~♪

投稿: rinda | 2007年2月 1日 (木) 17時15分

rinda様、いらっしゃいませ! 伊勢屋主人です。

ええ、イタリアンとは野菜料理、というのは、今回目からウロコでした。
野菜に熱を加えて、野菜の持つ自然な甘みと旨味を出していく、というとても健康的な考え方に、大いに共感しました。
近いうちに、何らかの形でこれらの料理をお届けすることを考えていますので、どうぞお楽しみに!

投稿: 伊勢屋主人 | 2007年2月 1日 (木) 17時16分

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