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2006年11月24日 (金)

親子三代

伊勢屋主人です。

先日、某テレビ局の番組で、業績好調なのに廃業する中小企業が多発している、という番組を見ました。
原因は、後継者問題だそうです。

う~ん、と思いました。どこも、悩みは同じなのですね。
後継者に悩む産業というと、少し前までは一次産業というように相場が決まっていたように思うのですが、二次産業までそうなってきたとは。少し、感慨深いものをありました。

実は、私の周囲にも同様のお話があります。
代々農業をやってきたのだけれど息子がサラリーマンをしているので今後どうしようか、とか、養殖業なんだけど自分の代で廃業だ、とか。みなさん、しかたがないと口では仰るのですが、やはり目が寂しそうです。

当然ですよね。
何十年も打ち込んできた仕事が、ご自分で終わりになる。
丹精込めてきた畑が、いずれは荒れ果てていく様を思い浮かべると、いたたまれないお気持ちになるのでしょう。
当事者ではありませんが、私にもそのお気持ちが痛いほど伝わってくるのです。

そんな中で、南伊勢町の土実樹さんでは、今年の四月に溝口さんの息子さんが東京から戻られ、農場経営を継がれることになり、今では溝口さんのお父さん、溝口さん、息子さんの親子三代で、農場での仕事に精を出されています。

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たま~にしか顔を出せないのですが、私の目から見ても最近の溝口さんは楽しそうで、日々の仕事も気合が入っている様子。
息子さんと一緒に行われる農作業も、必要なことはきっちりと厳しく伝えながらも、優しい眼差しで作業を見守っていらっしゃいます。

二代にわたって蓄積された蜜柑栽培のノウハウ、そして常に新しい農業のあり方を考えていらっしゃる溝口さんの進取の気性を受け継がれ、次世代の土実樹さんもますます発展されることでしょう。

私も、今後の土実樹さんがどのような農場経営を行っていかれるのかを楽しみにしているとともに、すべての事業者さんでも後継者問題が円満に解決することを願っています。

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コメント

いいお話しですね~。息子さん、カッコイイしやさしいお子さんなんでしょうね。ウチの息子も親思いのこんな子に育ってくれれば…(涙)

「デコタン」っていうんですね。私は「デコポン」だと思ってました(照)
すばらしい実に育ったようで良かったです。

投稿: イオリ | 2007年2月 1日 (木) 17時25分

イオリ様、いらっしゃいませ! 伊勢屋主人です。
親子三代で蜜柑農場を守り続けるなんて、いい話ですよね。
息子さんは、はにかみ屋ですけど、いい感じですよ。

「デコタン」とも「デコポン」とも言うようですね。正式には、不知火だそうです。
もうじき出荷が始まりますので、楽しみにしていてください。
土実樹のは、ホントに美味しいですよぉ!

投稿: 伊勢屋主人 | 2007年2月 1日 (木) 17時26分

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