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2006年9月19日 (火)

スウィングする、小粋なはりねずみたち

伊勢屋主人です。

先日の「フレンチの達人 in 伊勢」の中で触れておりましたが、伊勢の西洋家庭料理『ぼうがいっぽん』さんで、16日にスウィング・ニグロッツのライブがございましたので、行ってまいりました。

ライブの前には、『ぼうがいっぽん』さんご自慢のお料理で腹ごしらえ! なんて、贅沢なんでしょうね。 
供されるお料理は、どれもが心のこもったもので美味しかったのですが、特にとうもろこしのポタージュスープといかすみパンが絶品! 
スープはとうもろこしの甘みがたっぷりで香り良く、いかすみパンは生地にイカ墨を混ぜてあるのでしょう、少しイカ墨特有の味と香りがする上に表面の溶けたチーズがまた良いマッチングでした。
というわけで、美味しいお料理をたっぷり楽しんで気が付いたのですが、せっかくのお料理の写真を撮リ忘れておりました(-_-;;
こりゃ、しまった! というわけで、今回はお料理の画像はありません。あしからず m(_ _)m

午後8時、いよいよライブの始まりです。当日のお客様は、20名ほど。2階のひとへやが、ライブのステージになっておりますので、そちらへ階段を昇って移動。
スウィング・ニグロッツのメンバーの方々は、すでにスタンバイされておられました。バイオリンの北床(きたどこ)さん以外は、黒のシャツに黒のスラックス、そしてちょっと緩めたネクタイと、小粋な本日のいでたちでございました。

Niglots1

オープニングに、本日の主催者である『ぼうがいっぽん』オーナーの山下さんが、スウィング・ニグロッツの紹介をしてくださいました。
ん? 山下さん、ちょっと緊張気味???

スウィング・ニグロッツが演奏するのは、ジャズ・マヌーシュ。ジプシーミュージックとスウィングジャズが融合した音楽で、第二次世界大戦前のパリを中心に流行したものです。
このジャンルの代表的なプレイヤーとして、ギターのジャンゴ・ラインハルト、バイオリンのステファン・グラッペリが有名です。旧めのジャズがお好きな方なら、誰もがご存知の偉大なプレイヤーですね。
スウィング・ニグロッツは、このジャズ・マヌーシュのスタイルで、ジャズのスタンダードナンバーからシャンソン、さらにオリジナルの曲を演奏してくださり、大いに楽しませてくれました。
ちなみにニグロッツとは、はりねずみのことだそうです。ジプシーは、このはりねずみを蒸し焼きにして食べるのだ、と以前C.W.ニコルさんが仰っていました。

Niglots2

メンバーは、下記の方々(向かって左からの順)です。
 リズム・ギター :栗林 進さん
 ソロ・ギター   :伊東 伸威(のぶたけ)さん
 コントラバス   :楠井 五月さん
 バイオリン    :北床 宗太郎さん
お気づきと思いますが、ジャズバンドに不可欠のドラムスがいませんね。
これは主人の憶測ですが、移動生活が基本のジプシーにとって、ドラムスをバンドに加えるということは考えられなかったのでしょう。その代りに、リズム・ギターとコントラバスがリズムセクションの役割を果たす、という独得のスタイルを生み出したのではないでしょうか。
特にコントラバスがスラッピング(手のひらで、低音の弦を指板に打ち付けてリズムを刻む奏法)で、スネアドラムのリムショットのようなビートを刻むというのは、なかなかの聞きごたえのあるものでした。

Niglots3

リーダーの伊東さんは、日本ジャンゴ・ラインハルト研究会を運営されるほどですので、筋金入りのジャンゴ党なのでしょう。ジャンゴそのものでは、と思える二本指奏法、そして目もとまらぬ速さのピッキングは、いったい今どの弦をピッキングしているの? と主人は手許を見つめるのですが、どうにもわからない。。。でも、いわゆる超絶技巧というのではなく、なんとも暖かい演奏でした。
これは、どなたにも共通していて、バイオリンの北床さんも素晴らしいテクニックを持ちながら、ご自分が楽しんで演奏しておられたし、コントラバスの楠井さんも時折飛び出す若さいっぱいの熱血ソロパートで、湧かせてくれました。
で、それらの演奏のベースをしっかりと形作る、栗林さんのリズム・ギター。
それぞれの方の技術が高い水準でバランスされた、素晴らしい演奏でした。

Niglots4

しかも、主人にとってのサプライズは、旧知の古立亮子さんがゲストボーカルで参加されたことです。いつも変わらぬ、パワフルでおしゃれなボーカル。いやいや、今夜は本当に聞きに来てよかったです (^o^)

これをお読みになって、スウィング・ニグロッツに興味を持たれたなら、ホームページを訪問されてはいかがでしょうか。こちらで、バンドについてもっと詳しい説明がありますし、彼らのサウンドも聞くことができます。

久しぶりに、主人はお気に入りのバンドに会うことができました。このライブに誘っていただいた、『ぼうがいっぽん』の山下さんにお礼を申し上げます。どうも、ありがとうございます。

スウィング・ニグロッツのホームページ:http://niglots.django-jp.com/
ぼうがいっぽんのホームページ:http://www.bou-1.com/
古立亮子さんのホームページ:http://www.geocities.jp/ryouko_vocalist/

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コメント

楽しいライブのご紹介、ありがとうございました。ペコリ
たはは ♪の僕のピントの甘い写真とは違い、さっすがあ~でございまする。
奥様も、ニグロッツさんの音楽がお気に召したようで!
\(^O^)/
良かったら、うちにTB下さいまし。
読んでくれると思いますので。

投稿: yamashita | 2007年2月 1日 (木) 16時46分

yamashitaさま、いらっしゃいませ! 伊勢屋主人でございます。

写真をお褒めいただき、ありがとうございます。
でも、シャッタースピードが遅いので、よくよく見るとピントが甘いのです(笑)

はい、夫婦で楽しませていただきました。ありがとうございます。
TB、ちょっとこちらの設定もありますので、準備でき次第いたしたいと思います。

これからも、よろしくお願いいたします。

投稿: 伊勢屋主人 | 2007年2月 1日 (木) 16時47分

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