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2006年8月 2日 (水)

外宮さん ゆかたで千人お参り

伊勢屋主人です。

昨日の主人日記で、朔日参りとして伊勢神宮の外宮さんにお参りしたことをお話しました。
これは、早朝にお参りしたのですが、実は夕方も外宮さんに行ってきました。なんと、朝晩二回 外宮さんにお参りするのは、さすがに主人にとってもこれは初めての経験でした(^^)

というのは、毎年八月一日は「外宮さん ゆかたで千人お参り」というイベントが開催されているのです。
今まで主人は都合がつかずに、見に行ったことがなかったので、今回は参加してきたというわけです。

夏の夕方は、午後6時でもまだ明るいです。外宮さんに着いてみると、主人の予想以上に多くの方々が来ていました。当然ながら、浴衣姿の方が多いです。ほんとうに、千人いるかもしれない。。。
主人は、Tシャツにジーンズでうろうろとしておりましたので、無粋なことこの上ない状態でした。まあ、カメラを持って取材をしておりましたので、浴衣ではちと というのを言い訳に (^^;;

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さて、手水場で手を清めて参道に入ると、このように参道沿いに雪洞(ぼんぼり)がずらーっと並べられていました。
内宮さんほどではありませんが、外宮さんも参道はうっそうとした森を貫いて通りますので、雪洞があると暗くなり始めた中を歩くのに足元が見えて安心なのと、このほのかな灯りがなんとも粋な雰囲気です。
伊勢神宮というと、日本の中でも最も日本的な場所ですが、それにふさわしい なんともこころにくい演出でした。

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正殿前にも、色鮮やかなものや小粋な模様など、思い思いの浴衣姿の方々が語らっておられます。
やはり、ちょっと年配の方の着こなしは、慣れが感じられて格好の良いものです。
それと、伊勢っ子なら顔見知りも多いでしょうから、自然とこのように話に花が咲くグループも出るのでしょう。他所から来た主人には、ちょびっとうらやましい光景であります。

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思ってみれば、この千人参りにせよお木曳きにせよ、伊勢という土地の文化の結晶化したものです。
ごくクールに言ってしまえば、この行事も浴衣を来て夜に神社にお参りに行くだけのもので、体験していない方からすれば「何が面白いの?」と言われてしまいそうです。
しかしながら、涼しくなり始めた夏の宵にぱりっとした浴衣を身にまとい、神域をそぞろ歩くというのは、日本人の記憶のなにものかに共鳴する感があり、なんとも風情のある行事です。
「雰囲気を楽しむ」というのは、日本文化の一つの形ではないか と思うのです。形のないものを心象でとらえ、そこに意味を見つけ心を傾ける。そして、それを楽しむために「形(かた)」をもってする。
この千人お参りも、そのような日本文化の形を継承しているように、主人には思います。また、さらにこのスローさ加減が、いかにも伊勢らしいものであります。

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参拝を終え外宮さんを出ると、正面の広場では屋台に踊りと、賑やかな雰囲気になっております。
主人も、ちょいと屋台をのぞきながら、一回り。と、少ないながらも何人かの知り合いに肩を叩かれて、挨拶を交わしたりして。
少~しずつ、この土地に馴染みつつあるなあ、とひそかに思った主人でありました。

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