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2006年6月 5日 (月)

斎王まつり

伊勢屋主人です。

この土日は、三重県は晴天に恵まれました。
この青空の下、あちこちで様々な行事が行われたようです。
主人も、土曜日は伊勢神宮の式年遷宮行事「お木曳き」に、日曜日は明和町で行われた「斎王まつり」に、と取材で忙しい週末になりました(^^;
お木曳きはかなりボリュームもあるので、次回以降とし、先に斎王まつりの様子をご紹介します。

そもそも「斎王ってなに?」という方がほとんどだと思いますので、ご説明しますね。
斎王とは、飛鳥・奈良時代から約660年、鎌倉時代の頃まで続いた制度で、天皇の代わりに伊勢神宮の天照大神に仕える役目を行う女性のことです。
斎王には、天皇の娘や姉妹などの中から未婚の女性から選ばれ、現在の三重県多気郡明和町斎宮にあった、斎宮で暮らしておられました。
この斎宮が置かれていたため、明和町では今でもちょっと工事などで地面を掘ると、あちこちで遺跡が発掘されます。つい最近も、奈良時代の道路跡が発見された、という記事がありました。

斎王の主な役目は、年に3回 10月の神嘗祭と6月と12月の月次祭の時に伊勢神宮にお詣りする、ということで、3泊4日をかけて伊勢へ出向き、天照大神に大玉串を捧げるという祭祀を執り行ったとされています。
それ以外の日々は、斎宮で貝合わせや歌詠み、船遊びなどをしながら朝廷の権威を示し優雅な生活を送っていただろうということで、なんとみやびなことでしょう。
明和町から伊勢市までなら、今ではクルマで30分弱で行ける距離ですから、それを3泊4日なんて、優雅すぎます! 徒歩で行かれたのですから、時間はかかるでしょうけど、それにしても3泊4日とは。。。

Saio1

この「斎王まつり」は、1983年に地元の婦人会有志の方々が、はるか昔に明和町で日々をおくられた斎王をお祀りしようということで始められた行事です。
そのハイライトは、京都から伊勢まで、斎王がお供とともに旅を行う様子を再現した「斎王群行」のパレードです。

ほら、参加のみなさんは、平安時代の頃のような装束に身を包み、歩いていらっしゃいます。
当日は、汗ばむくらいの陽気でしたので、パレードされる方も大変だったでしょうね。
中には、つい額の汗に手をやって、あやうく烏帽子を落としそうになる方も。。。
いやいや、ご苦労さまでした。

Saio2

今年の斎王役を務められたのは、稲葉友佳子さん(中央の白い十二単衣の方です)。
どれくらいの倍率を突破されて、斎王役を掴まれたのでしょうか? 
そのあたりは主人にはわかりませんが、稲葉さんは、素顔は荒川静香選手に似た雰囲気の方です。
当日の配役の方々につきましては、斎王まつり実行委員会のホームページをご覧ください。

http://saioh.sub.jp/izen/24/information/haiyaku.html

当日のパレード参加者は、斎王まつり実行委員会のホームページによりますと総勢で52名だそうで、これだけの方々が平安時代の衣装で登場されると、ちょっとタイムスリップしたような感覚になりますね。

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