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2006年4月 8日 (土)

伊勢屋主人の熊野詣で - その参

伊勢屋主人です。

今回も、熊野詣での話題です。
さて、前回は栽培されているたかなを拝見しましたが、今回はたかな漬けの生産の様子を拝見します。
たかな漬けの加工所に行くと、今朝収穫されたたかなが、コンテナに詰められて到着していました。
コンテナにひとつひとつには、組合員の名前が記されています。

「誰が取った たかな か、すぐにわかるようにしてあるんですよ。こうして、組合員ひとりひとりが責任を持って、たかな漬けを作っているんです」

という、坪井さんの説明でした。

たかな漬けの作り方は、収穫したたかなを2日間塩漬けにします。
そのあと、ひとの手でひとつひとつを揉みこむそうです。こうすることで、食感が格段によくなるのだとか。
この作業が終ったあと、さらにもう1日漬け込んで完成するのです。
この漬け込みの過程で、すごく綺麗な紫色の汁が出てきます。葉の表側の、紫の色素が出るのでしょうね。

飛鳥たかな生産組合では、この紫の汁で染物をしているのだそうです。名づけて、『たかな染め』。
いろいろな工夫をされているのですね。

Takana3

画像は、2日間の漬け込みを終った直後のたかな漬けの姿です。ほどよく、しんなりとした感じです。

「ちょっと、食べてみる?」

と言われて、もちろん断るはずもなく(^^)、少し切っていただきました。
漬け込んでも、ピリ辛なんですね、当然ながら。
でも、このピリ辛は空気に触れさせておくと、じきに薄くなってくるのだそうです。いろいろと不思議な特徴を持つ、たかなです。

「この辛味があるから、たかな漬けは美味しいんですよ。これがなかったら、他の菜漬と変わらないでしょう。目はり寿司も、この辛味があるから、味が引き立つの!」

と組合員の方々。

いやいや、ホントそうです。
こんな特徴のある漬物が三重にあるとは、知りませんでした。
いいものって、探せばまだまだたくさんあるのですね。大いに気を強くした、主人でした。

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