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2006年4月 7日 (金)

伊勢屋主人の熊野詣で - その弐

伊勢屋主人です。

今日は、熊野詣での二回目です。
主人の住まいから熊野までは、片道100km以上あります。高速道路も途中までしかありませんから、大体3時間の行程です。
うむむ、かなりあるんです。三重県って、ホント南北に長いんですよね。。。

今回の訪問先は、飛鳥(あすか)たかな生産組合さんです。たかな漬けを、栽培から漬け込みまで一貫して行われている生産者さんです。
たかな漬けって、たかなチャーハンとかがあり名前は知っていますが、たかな漬けそのものを拝見するのは、主人は初めてです。
読者の中にも、そのような方が多いのではないでしょうか。

まずは、挨拶もそこそこに、たかなの栽培現場を拝見しました。
こちらは、組合長の坪井さんの畑です。隣を大又川という、熊野川に注ぎ込む清流が流れ、まことに良い環境でした。

Takana1

さてさて、初めてたかなと対面。こんなに紫色しているんですね。で、裏は鮮やかな緑色。そのコントラストには、驚かされました。

Takana2

ちょっと食べてみなよ、と言われ、たかなをちぎって食べたら、ピリ! あ、辛! 
わさびのような、甘さを伴った辛味が、舌を直撃! 

「あ、大人の味!」

思わず言ってしまいました。
でも、ホントいい感じのピリ辛なんです。

「ここで生産しているたかなは、葉っぱがもともと辛いんだよ。だから、漬物にしてもピリってくるの。唐辛子を入れて、味を付けているんじゃないですよ。原料は、たかなと塩と手間だけだね」

と仰る坪井さん。
いやいや、こんな野菜があるなんて知らなかったです。知識のなさが、モロに見えてしまいました。
最初、噛むと甘みがあるんです。で、1テンポ置いて、辛味がくるんですね。
でも、この辛味は、葉を細かくきざんでサラダの中に混ぜ込むと、いいアクセントになりそうですよ。

「水も原料のひとつかな。ここの水は、向こうの谷から引いてきてるんだけど、水質検査もしてあるのでそのまま飲めるよ」

というお言葉に、直径5cmほどのホースからどんどん出ている水を手ですくって飲むと、これも甘い!
やはり、いい水といい土地、いい空気が、美味しい野菜を生むのですね。しみじみとそう思う、主人でした。

きほど折っていただいた葉は、しっかり頂戴したのですが、30分ほど畑にいて持っているうちに、当然葉っぱですから、しおれてきます。

「家に帰るまでに、完全にしなびちゃいますね」

と言う主人に、

「どんなにへたってても、水に入れておいてごらん。しゃきっと、元に戻るよ

」との坪井さんのお答え。え~? と半信半疑の主人でした。

結局、そのあとたかな漬けの生産現場も拝見して、2時間ほどおじゃましていた主人。
クルマに乗って、たかなクンを見ると、もう無残にしおれている。

「そうは言っても、これじゃ無理だろうな」

とは思いながら、夕方5時に帰宅して手近の花瓶にそのたかなクンをさしておきました。

夜、寝る前に見ても、やっぱりしおれている。当然ですよね。
ところが、翌朝。しおれていたたかなクンが、少し頭をもたげているんです! え、もしかして?
さらに翌朝。たかなクンは、見事にぴんしゃんになっていたのです! すっごー!

いまも、主人の家でぴんぴんの葉っぱを張っているたかなクン。
時々、主人にはじっこをちぎられて食べられているんです。かわいそうかな。。。

【飛鳥たかな生産組合】
三重県熊野市飛鳥町佐渡622-1

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