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2006年3月23日 (木)

燻し小屋訪問記 - その伍

伊勢屋主人です。

ちょっと、更新に間が空いてしまいました。申し訳ありません。
やはり、一日休みが挟まるとペースが乱れてしまいます。修行が足りない、主人であります(汗)

さて、前回までは燻し小屋の中をご紹介いたしました。
全身なにやら煙い感じで小屋を出てきたのですが、

「じゃあ、削っている現場を見ましょうか」

との天白さんのお誘いに、いそいそとその後をついていったのであります。
かつお節を削っている作業場に入ると、もうかつお節の香りがいっぱい! 思わず、おなかの虫がきゅうぅ!と声を立てそうになって、あわてました(^^) 
なんて、おいしそうな香りなんでしょうね、削りたてのかつお節って。ま、出汁の香りですから、美味しそうなのも当たり前なんですけど。

主人が作業場に入ったときは、ちょうど本枯節で花鰹を削っているところでした。いかにも使い込んだ風情の機械からどんどん、画像のような花鰹が削り出されてくるのです。
いかがですか、この色の美しいこと!

Pict0104  

「この色が、本枯節の色なんです。黴づけを重ねて重ねて、出る色なんですよ」

と天白さん。

淡いピンクがベースで、その中にところどころ濃い目の色が混じり、本当に美しいんです。
それが、なんともすばらしい香りとともに、どんどん出来てくるのですから、食欲が沸き立たないほうがおかしいですよね。
炊き立てのご飯に、この花鰹を載せて、生醤油をたらたらっとかけ回して、ぱくっ! というような場面を想像して、また腹の虫を騒がせてしまいました(^^;

まるてんさんでは、こうして削ったかつお節を、削ったその日のうちに出荷されているのだそうです。

「かつお節は、なまものなんですよ。削りたてが、いちばん美味しい。それを味わっていただくためには、削ってすぐにお手元に届けなきゃ」

と、強い口調でおっしゃる天白さん。
ご自分の造り出す製品を大事にされているその姿勢に、あらためて打たれた主人でした。

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