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2006年3月29日 (水)

旬の色と表情

伊勢屋主人です。

思うと、最近 『旬』 ということに、無関心になっている自分に気がつきました。
そもそも、野菜にしても魚にしても、収穫できる時期や美味しい時期というものが、明確にあったのですよね。
『旬』を辞書で調べると、『魚介類・野菜などの、味のよい食べ頃の時期。出盛りの時期 (大辞林)』とあります。美味しいものは、季節限定であるのが本来の姿なのです。

元来が都会育ちの主人(いまは三重住まいですが、出身は東京なのです)は、自分で料理を作り始めるまで、旬にはうとかったな、と今では思います。
大都市では、何でも一年中手に入るのですが、それはやはり、天の運行からは外れたことなのでしょうね。

東京にいた頃に主人が住んでいたところは、東京の住宅地なのですが、周囲に農家も多くて朝取りの野菜が無人売店で売っていたりしたのです。
お酒が好きなので(笑)、おつまみになる枝豆なんて大好物なんですが、スーパーで買う枝豆と農家で買う枝豆の味の違うことといったら! 
今朝抜いたばかりだよ、という枝豆をはさみでちょんちょんと切って、さっとゆがいたものを口に入れると、その甘さに驚いたものでした。茹で上がりの色も違い、さやと豆の鮮やかな緑色にも驚いた記憶が、今も残っています。

春から夏にかけては、鯵も脂がのって美味しい季節です。これからが、鯵の『旬』なんですね。
今日、山眞さんの作業場で、開きに使う鯵を見せてもらいました。
山眞さんでは、刺し網よりも定置網で獲れた鯵を好んで使うそうです。なぜかというと、身の痛みが少なく、色が良いからだそうです。

Aji_1

言葉だけで聞いていると「そんなもんかなぁ」と思ったのですが、実物を見るとその美しさに圧倒されてしまいました。
ぴかぴかで虹のように七色に光る鯵の姿は、自然が育んだ旬の表情が現れていて、季節の贈り物という印象そのものでした。
もっと大きな画像で見ていただけないのが、なんとも残念です。。。

「これからは、うまい魚が多くなるからなあ、干物を作るのも楽しくなるね」

と嬉しそうに語る山下さんも、旬の表情をしていました。
干物クリエイターとしては、美味しい干物を作ることができるのが、何よりもうれしいのでしょうね。
伊勢屋主人としては、これからの旬の季節に届けられる作品の数々に、期待大!なのです。

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