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2006年3月28日 (火)

タロウでカッカッカッ ォ!?

伊勢屋主人です。

先日、まるてんさんの燻し小屋へお邪魔した折の様子をお伝えしましたが、実はあのとき天白さん(まるてん店主)に、本枯節一つと削り器をいただいたのです。

削り器には名前がついていて、「太郎」というのです(なんだかね、笑)。
全面プラスチック製で軽く、オモチャっぽいのですが、実力はその見かけ以上みたいなのです。
で、今日はその「太郎」くんで、ひさしぶりにかつお節を削ってみました。

「ひさしぶり」というのは、主人も子供の頃は、毎朝お味噌汁のだしに使うかつお節を削っていました。主人が育った家では、家事の中の簡単な仕事は、子供の分担だったのです。

「昔取った杵柄」なので、簡単だろうと始めたのですが、実はなかなか大変でした。削れることは削れるのですが、美しくないのです。
ガッガッガッと刃があたり削っていくのですが、いちいち突っかえてしまう。突っかえるたびに、周囲にかすが飛び散り、かつお節も割れたりして、あ~あ という感じです。
それでも、なんとか画像にあるような量を削ったのですが、かつお節というよりは、鉛筆の削りかすみたいな雰囲気(泣)。
これでは、このまま鍋に入れてだしをとってしまうと、細かく削れた部分が散ってしまい、舌触りが悪くなりそうなので、お茶を入れる袋に入れて使うことにします。

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まるてんさんの作業場で見たような、大工さんがかんなをかけたような、薄くてすーっとつながった削り節を思い描いていたのですが、甘かったです。
ちょっと刃が出過ぎているのかもしれませんので、次回はそのあたりを調整して、再度挑戦してみます。
でも、本当に削りたてのかつお節は、しっとりとして香が強く、不細工ながらも美味!でした(^^)

どうしたらうまくきれいに削れるか、工夫しながらかつお節を削り、さらに削れたかつお節でおいしい朝ごはんをいただく。
そこで、自分の仕事の結果を、身をもって確認する。
そんなことは、昔はどこの家庭でも普通に行っていたことなのでしょうが、今はごく珍しいのでしょう。
日常の中で、そんな些細なことの工夫を凝らすということが、実は大事な大事な「ものを考える」基本なのかもしれませんね。

これからは、子供たちにこの仕事をやらせてみようと思う、主人でした。

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